「共同親権」って知ってますか?ニホンのフシギ。
どうも、しくじりが続いている前川です(もはやネタ)。今日は家族ネタなのですが、少し神妙に。。
最近、とある方とお話ししたときに、こんな動画を教えて頂きました。
ぼくも知らなかったのですが、日本には「共同親権」という制度がなく、離婚後に子どもと引き裂かれてしまうパパが多い実態があるようでした。
ファザーリングジャパンというところで活動していると思うのですが、お父さんが育児参加するのが当たり前な風潮はだいぶ世間になじんできたところですが、しかしやはり調べると、離婚件数が多いのも事実。
※日本全体で年間20万件超あり、婚姻数の1/3だそう。
ただ、問題なのが離婚後の子どもの親権問題。
聞いたこともあると思いますが、「どっちが親になる?」問題で揉める夫婦が非常に多い様子。
ここはいろーんな問題があるんですが、確実に言えるのは「離婚後に昔よりも悲しむパパが増えてきている」実態はあるようです。
というのも、極論ですが昔はパパが家はすべてママに任せる、という構図であったため、離婚する場合はママが実権を握る=親権を取る、というのが一般的で、パパもママも異論はなかったのですが、
最近で言うとパパも家事育児参加をするようになったため、ママしか子どもの世話ができない、ということはない、ということになります。
離婚後も仲良く子どものことを思えばいいじゃない、という話なのですが、やはり離婚まで行ってしまった夫婦がそんなことをするのは難しいわけで。。
そんなとき、制度として「子どもは二人で面倒見なさいよ」というものがあればいいのですが、日本にはそれがなく、「単独親権」という制度になってるのだとか。
つまり、離婚後は原則どちらかに引き取られることになり、片親は子どもに「養育」という形ではなく「面会」という形で接していくことになります。
しかし、昔の名残があり、男性が家事育児をするという文化がなかなか理解されず、「離婚後は親権が母親、面会は一カ月に数時間」というのがしきたりになっている様子。
それだけしか子どもと会うなって言われると、、パパの皆さんいかがでしょう?
辛すぎませんか?
もちろん、父親のDVやアル中などの問題もあり、一概に共同親権を推し進めるべきではないのでしょうが、そもそもで言うと「夫婦の問題」と「親子の問題」は別問題であるはずで、子どもにとってはどちらの親とも会える権利はあるはずです。
なのに、この制度って子どものことを考えていない制度だなと思いますし、実際に国際社会でもそういう批判があっているようです。
※共同親権が制度化されていないのは先進国では日本くらい。
一日遅れましたが、毎月22日は「共同親権の日」だそうです。
ファザーリングジャパンという場所は「笑顔のパパを守る。そして増やす」というのがミッションですが、それは家族の形がどうなったとしても考えるべきテーマだと思います。
そのメンバーとして、月に一度はこのことを考えてみたいと思います。
働きづらさや男女の問題など、生きづらさを解決する糸口を一緒になって考える「パパFP」。公務員からフルコミの営業にトライし、2年で業界トップ1%のMDRTに。夢は社交ダンスで世界大会に行くこと。