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人事が薦める、新社会人・これから1人暮らしを始める人へオススメのキッチン用品について。

こんにちは、株式会社トーコンの前原です。採用と、社内外向けの広報がメインのお仕事なんですが、それ以外にもいろいろやっている人です。

前回の記事「200名を超える会社の忘年会を、オンラインでやってみた」は非常に多くの方にご覧いただきました、ありがとうございました!

今日はもう完全に趣味の世界なんですが、時期的にちょうど1人暮らしを検討される方も多い頃かなと思います。そんな方向けに、「キッチン用品のおすすめ」をお伝えするというもう採用も広報も関係ない話をしたいと思います。ちょうど今、自社の内定者たちもそんなことを考えているだろうし、自分とこもよそのところも折角なら皆に伝えておこうかなと。そんな私の趣味は料理です。(あと酒ですがまぁそれはいいとして)

そもそも、1人暮らしの準備って楽しいですよね。家具を選んだりを見たり、実家じゃ選べないオシャレなコーディネートetc・・・ワクワクしますね。ただ例年と異なるのはコロナの影響もあって「食事」問題、これが過去の1人暮らしと勝手が違うところだと思います。おそらく世の中の多くのかたが今「自炊が増えた」と感じているはずです。

コロナ以前は、外食や結局コンビニで済ませちゃうという人も多かったと思うんですが・・・緊急事態宣言により8時で飲食店がしまっちゃうとなると、なかなかタイミングが合わなかったり、そもそもリモートワークで外出が減ってコンビニに行くのも面倒だったり。

それなら、せっかくだし自炊力をあげてみませんか?まずは無理のない範囲で、ほどほど長めに使えるキッチン用品を揃えてみるところから。ガチな料理人になる必要はないし、弁当やレトルトに「ちょい足し」するくらいのところからでいいと思います。ちょっとだけキッチンに立つのが楽しみになる。なんか嬉しい。そのくらいから始めてみればいいんじゃないかと思います。では早速、1人暮らしスタートのマストバイたちを一気にご紹介!

絶対に必要なキッチン用品①包丁

まず包丁。正直、値段と切れ味は比例すると思いますし、切れないってすごくストレスになります。頻繁に買い替えるものではないのである程度のものを買ってもいいと思うんです。予算にもよりますが、5,000円くらいの三徳包丁はどうでしょうか?
(数カ月使って切りづらくなってきたら、スライド式のシャープナーがあるとすぐに切れ味バツグンに戻ります、Amazonで1000円位で買えますよ)
ちなみに我が家には包丁が2本あり、1つは主人が学生時代から使っていたものですが未だ現役!25年くらい使ってます。包丁もいろんな素材、色んなメーカーがあります。間違いなく料理ではしょっちゅう使うものなので、あとは手に持ってみてフィーリング・雰囲気で決めるのもいいものですよ。

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絶対に必要なキッチン用品②まな板

キッチンに、まな板を置くスペースがあるかどうか?によって、まな板だけではなく+αも必要になりますのでまずはサイズをしっかり図りましょう。
なかなか1人暮らしで広く調理スペースが確保されている、ということは珍しいので、主にまな板使用は2つの方法があります。

「おおきいまな板でシンク上に重ねる」=これはなんといっても安定感が抜群。中にはサイズピッタリ、シンクの淵にハマるタイプもあります。

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または下記のように「まな板受けを買ってそこにまな板を掛ける」方法も。まな板受けには色んなバージョンがあり、画像のようなスティック型、テーブル型、かご型など。

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材質も、プラスチックを使う方も多いですね。薄いまな板はサッと洗いやすいし、場所もとらない。
注意したいのは、ペラペラタイプ。板をしならせれば、そのまま切ったものを鍋やフライパンに入れやすいのも便利なんですが、シンクの上にかけるには小さすぎたり柔らかいと力を入れて切ることが出来ません。広いキッチンのサブ用に使うならいいんだけど・・・
私は木のまな板が好きで長年使っています。こだわってイチョウの木のまな板を日本橋木屋で奮発して買いましたが、重いのと、使った後ちゃんと干しておかないと色が黒ずんだり匂いがしたりが難点。風通しの悪い狭いキッチンではお勧めしません。
まずはしっかりキッチンのサイズを測り、100円ショップ含めいろんなお店を物色して、手ごろなプラスチックのまな板から使ってみて次第に工夫していけばいいんじゃないでしょうか?

絶対に必要なキッチン用品③フライパン・鍋

私はフライパンと鍋が好きすぎて家に山ほどあるんですが、、、とはいえ結局よく使うものって限られます。もし1人暮らし用に今の自分の持ち物から厳選するなら、下記の3点かなというものを選んでみました。

(1)直径21センチ~24センチくらいのテフロン加工のフライパン
私が最もよく使うフライパンはコレ

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もう10年くらい使ってますがテフロンはまだまだ奇麗。スーパーとかホームセンターで売ってるやっすいフライパンはすぐにテフロンがはがれるのでやめたほうがいいと思います。鍋代わりにもなる深めのフライパンもありますが、持ち上げるチカラに自信があるならいいですが意外とフライパンって持ち上げる動作が多いので重さにお気を付けください。あと、鉄製のフライパンもいいのですがそれはもっと料理にこだわりたい!となってからでいいと思います。
(2)ラーメンやちょこっと味噌汁を作る用の直径16㎝くらいの片手鍋
(3)カレーや多めの豚汁を作る用の直径24センチくらいの両手鍋
鍋はできれば2つあると便利です。
小さいほうはお湯を沸かしたりにも使える注ぎ口があるとさらにいいですよ。私はこちらを10年くらい使ってますが、目盛りもついてて一石二鳥。一人だとこれで十分事足るかもしれません。いわゆるゆきひら鍋ですね。

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大きいほうは、たまに使うくらいだと思うのでそれこそやっすいステンレス鍋でいいと思います。片手鍋だと持ち上げづらくなるので両手鍋で。友達が来たら鍋代わりにしてもいいですね。ただ場所とりますので、普段はシンク下にしまっておくといいのでは?
ただ、料理が好きになってこだわりたくなったら今度はル・クルーゼやストウブなどの贅沢鍋に買い替えるのもいいと思います。私の愛用はジャポネーズのチェリーレッドです、煮物・汁物・鍋・なんでもござれ。

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ただ、コンロが1口しかない場合は必然的に電子レンジの使用率が上がります。シリコンスチーマーを使ったり、あと電子レンジを使った料理レシピなどもうまく活用してください。
あと、鍋やフライパンは、ガスとIHで対応するもの・しないものがあります。その点も注意して、選んでくださいね。

絶対に必要なキッチン用品④食器

これはもう、こだわりが無いなら、無印が無難じゃないかな・・・。私は20代で買った食器はほぼ捨てました。今となっては恥ずかしくて〇〇とか●●のファンシーなお皿とか使えないです。
が、唯一、無印のものだけはなんだかんだ言って何十年も使い続けています。時代や自分の価値観が変わっても変化しない、オーソドックスなものが多いのと、主張がないだけに嫌いにならない(誉め言葉です)
いずれ誰かと暮らすことになったときも、生活水準が上がってオシャレで高価な食器を買うようになったときも、無印だけは邪魔をしない気がします。
あと、グラスはデュラレックスのピカルディ6個セット。丈夫で飽きないデザインなんでおススメです。どこかで安売りしていたらラッキー!

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いつか料理が楽しくなってきて、生活にゆとりができてきたら、いい食器、イイホシユミコさんやARABIA、アスティエや九谷焼など、好みに合わせて少しずつ集めてみるとまた楽しいですよ。

絶対に必要なキッチン用品⑤小物類

あとは小物類ですね。これはもうキリがないのですが、参考までにあったほうがいいなと思いつくものをあげていきます。

●箸、スプーン・フォーク
こだわりがないなら、無印の竹箸10膳入おススメです。1本どっか行った!とかないですし、洗い物がたまっても10膳分あれば急いで洗わなくてもいい。白木っぽくてそこまでチープでもない。かなり重宝しています。
スプーン・フォークは使いやすい形状のものを、これも無印が無難では。いずれグレードアップするとなってから、クチポールとかライヨールとか揃えてください。

●ボウル、ざる
1人暮らしならプラスチックのボウルやざるでいいと思います。私はステンレスで継ぎ目のないものをつかっていますが、電子レンジに入れられないのでガラスのボウルも別で持っています。けっこう場所をとるんですよね・・

●菜箸&トング
菜箸だけではなくトングもぜひ!非常に便利です。一気に掴めるので、ストレスが地味に軽減されます。ただしトングはテフロンを傷つけないよう先端がシリコンのものをおすすめします。菜箸はやっすいのでいいと思います。

●シリコンスプーン、スパチュラ
無印のシリコーン調理スプーンって人気ですよね。確かに便利!!あとソースや溶き卵とかふつうのおたまではすくいきれない粘度の高いものをしっかりとるにはスパチュラが便利。カレーなどはしっかりこびりつきをとっておくことで洗い物も楽になります。

●計量コップ、計量スプーン
最近SNSとかでも簡単な料理レシピがよくバズったりして、レシピをもとに料理をすることがそんなに特殊なことではなくなってきましたよね。私はステンレスの計量コップを大・小とスプーンを大・小と使っています。100均でもいいと思います、はかれれば問題なし。

●ピーラー、スライサー
皮むきは包丁でする、という方はいいですが・・私は面倒くさがりなのでピーラーです。スライサーは何かと便利です、薄切り、千切り、の2パターンがあればいいと思います。

●大根おろし器
普段野菜不足になりがちな現代人。土日なんかはゆっくり大根おろしでも食べたいものですよね。ちなみに大根おろしが好きなら「鬼おろし」おススメです。ざくざくの荒い大根おろしが出来、触感が楽しいのでササッとポン酢でサラダ感覚でどうぞ。

●ジップロック
1人暮らしの食材使いまわしに、冷凍と冷蔵は生命線。何が冷凍できるのか?どうやれば冷蔵で長持ちするか?この辺の知識はまさにライフハック。ちょっと残ったネギ、ちょっと残った油揚げ、ちょっと残った肉・・・これらを無理やり使い切るのではなく正しく残して次回に使いまわす!インスタントラーメンでもちょっとだけ白菜の切れ端が入るのとそうでないのでは全然違う。美味しくできた味噌汁も、飲み切れなければ覚ましてジップロックにいれて平たくして冷凍、カレーやトマトソースの隠し味にしてみるのもいいですね。おかざき真里さんの漫画「かしましめし」の1シーンとか、共感しかないです。

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最後に。

・・・他にもサラダスピナーや、味噌漉し、琺瑯のタッパーなどあったら便利なものはたくさんあるんですが、いきなり買う必要はないですね。追い追い楽しみながら増やしていくといいと思います。

個人的には旅行の際に買い集めるのも好きでした。大分や東北、沖縄には、行くたびにざるや食器など、その土地のものを買って使って旅を懐かしむという。

あとはお気に入りのお店を作ること。私はTODAY'S SPECIALか、D&Department、あとはアコメヤ中川政七商店、他にも色々定期的にチェックして、眺めているだけでも楽しくなります。あと最近はオシャレな100均グッズも増えてますからね。目を肥やすこと、大切ですね。

キッチン用品は、まずサイズと実用性、そしてデザインと好みと一貫性、最後に価格。このかけ合わせだと思います。ユーザビリティだけを追求しても味気ないし、ビジュアルだけじゃいずれ飽きる、高すぎると周りとバランスがあわない。

誰が見るわけじゃなくても、食事って視覚も含めて味わうもの。作るプロセスも含めて味わってほしいなと思います。

このシリーズ、評判良ければ調味料シリーズもいいかもしれません。基本の調味料。でもこれも好みだけどね。ということで、趣味満開のnoteでした。楽しかった!







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