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これは日記

ビザ申請の記事を書き終わったぞ〜〜〜〜〜ということでこれは日記です。ちょっとビザ申請色々ゴタゴタしましてそのトラウマで記事を書くのも時間がかかってしまいました。年をまたぎ更にはベルギーに来てからもう5ヶ月が経っております。ほぼ半年だ。
実は基本的に家に引きこもってるので全く実感が湧きません。
ビバこもりきり。ストレスフリー。
こんなことを言うとお前は何のためにベルギーに行ったんだと言う感じだと思うんですが、そこはまあ、ちゃっかり適当に楽しませていただいております。

私は美術大学の大学院に通っておりまして、授業は週に2コマだけ、あとは自分で勝手に制作してメンターに会って進捗報告してアドバイスもらってまたひきこもって制作したり外に出てリサーチしたり展示を見に行ったり近くの奇妙な場所を探したり。そんな感じの毎日です。たまに隣国に遊びに行ったりもします。学校のアトリエで制作することもありますが基本的には家か外でする作業が多いため引きこもりというわけです。
ちなみにこの生活、案の定友達は全然できません。そりゃそうだ。

ただ3人だけ、3人だけ友達ができました。快挙!
私にとってこれは本当に快挙です。日本でさえ友達全然いないんだから。
二人は8月に1ヶ月間だけ通ったオランダ語語学学校のクラスメート。一人はマレーシアから、もう一人は中国から来た人です。
マレーシアの彼女は私の家の三軒隣に住んでおり、天気が良い日には「良い天気だよ!」というメールをくれます。可愛い。中国人の彼女もすごく可愛らしくてフレンドリーで楽しい人で、今度一緒にアムステルダムに行って来ます。あまり国で人を見たくはないけれど、アジアンの振る舞いはやっぱり落ち着くものがあります。民族的に。
そしてもう一人はベルギー人の同じ学校の友達です。彼がすごく良い意味で奇妙でして、私はいつもスーパーマーケットの野菜売り場のシステムが複雑で困っていることが多いのですが、それをある日目撃したらしいその彼が「なんて挙動不審なんだ!」と私のことを覚えていたらしく(同じ学校だとはまだ知らない)、その数週間後に「今日はきっとあのスーパーにあの挙動不審な人がいる気がする」という第6感が働き来て見たところ、まんまと私がおりましたと。また挙動不審だと。それで話しかけられて同じ学校に通っていると判明し仲良くなりました。最初宗教勧誘かと思いました。彼とは制作の話や人種の話などごちゃごちゃした話ができるのですごく嬉しいです。

今まで正直「寂しさ」という感情がよくわからない人間だったんですが、こちらに来てからようやく「寂しさ」を体験しました。特に最初の2,3ヶ月は本当に誰も話す人がいなかったのでウオ〜〜〜〜なんだこの感情は〜〜〜!胸が詰まる〜〜〜〜これが寂しいってやつか〜〜〜!と少し感動したのを覚えています。
しかし3ヶ月を越えるとあらまあ元どおり。ビバ☆ひきこもりライフ。元々人間から受けるストレスがストレスの中で一番大きい人間なので、非常にストレスフリー。健康になりすぎて自分でもびっくりです。多分今小学生の時と同じくらい健康。(私は中学生からストレスによってどんどん体調を崩していきました)
つい先日までクリスマスからお正月にかけて帰省していたのですが、動きが前に比べて非常に機敏になったらしく親がめちゃくちゃ元気になって帰って来た!と驚いていました。そう、日本にいた時基本的に起き上がれなかったんですよね。木にすらぶら下がれないナマケモノ状態。

さて話が完全に飛ぶんですが今は不労所得について調べています。将来どこにいても暮らしていけるようになりたいなという気持ちが日に日に強まっておりまして、というのも帰省してやっぱり故郷の景色と空気が一番好きだなと強く感じました。私の故郷はすごく奇妙で楽しい中小都市の少し田舎寄りの場所なんですが、その微妙さが大好きなんですよね。(最初の写真は故郷で最近撮った写真です)
それでこっちに帰ってきたい気もするな〜とか、でもあっちで制作もしたいしな〜とか、仕事はどうすりゃ良いんだろうな〜とか、色々考えたわけです。

不労所得が欲しい

結論がここですね。ゆくゆくはフリーランスとしてある土地に本拠地を持ちつつも好きな時に好きな場所に行ける体になりたいんですが、移動するとなるとお金がかかるし、ガツガツ働くのも性に合わないし、せめて移動費用に使えるささやかな不労所得、欲しいよね。
決して贅沢をしたいわけではなくて、軽やかに生きていたいだけ。そのための余裕が欲しいわけです。
というわけでただ今不労所得の本を読んでいます。こっちに来てから本を読めるようになった!元気になった!嬉しい!

本を読む元気のない方、一度言葉が通じない土地で暮らしてみると良いかもしれません。
なんて無責任な発言だ。
ちなみにこちらの学費は非常に安く、渡航費や準備費用を含めても東京の大学院に一人暮らしをして通うのとコストはさほど変わらないもしくは安い場合もあります。この話はまた次の記事でしたいと思います。


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