アメリカ人ママとプレイデート②

前回に引き続き、アメリカ人親子とプレイデートをした話を書かせていただきます。


思ってた以上に日本語が話せなかったアメリカ人ママ!

ありがたいことに、彼女はどんどん話題をふってくれました。
そこから話を広げることというのは結構難しく、返答するのが精いっぱい。それでも頑張って質問返しをしてみたり、自分の経験を話してみたりと必死になりました。


うちの子は母の苦労もつゆ知らず、彼女の娘と楽しく遊んでいました。
子どもって言葉関係なく遊べるから素晴らしい。
ランゲージバリアがないって素晴らしい。


わたしは英語ネイティブの人と話せることは話せる。
でもそれって、1分もかからない挨拶だったり、スモールトークだったり、トピックがあらかじめ決められていて話すこと(オンライン英会話25分)だったりで。

3時間ぶっ通しで話し続けるってことはこんなに大変なことなのか、とその時初めて夫がハゲてきた理由がわかったのです。




夫の薄毛についてはまたいつか書くとして…



彼女たちはまた日本に住むことを目標にしている。
日本の出生率低下についても興味を持っており、「ママたちが安心できる場がないのではないか。子供を簡単に他人に預けてはいけないと思っているのではないか。英語で保育してほしい人たちはいるはずだから、何かしら手助けをしたいの」と語っていた彼女。


素晴らしい。
他国のニュースにも敏感で、さらに手助けをしたいと思ってくれている。
日本人は日々の仕事に忙殺され、自分のことでいっぱいいっぱい。
他国の〇〇問題を助けたい!なんて思える余裕がない人が多いのが事実。

などと英語で説明するのも一苦労。
「共働きは忙しいから…。保育園は働いていないと預けられないから…。都市部では保育園が空いていないの…。保育士の給料が少ないの…。」
と、なんとも普通の返答。ただただ事実を言っただけになってしまった。
そこにわたしの考えは含まれていなかった。


仲良しのカナダ人の英語講師にこの日の出来事を話したところ、

「君は問題を難しくとらえすぎだね。プレイデートだったんでしょ?社会問題について細かく説明しなくても良いじゃない。この日はこのママと親交を深める時間だったのだから。無理に社会問題を掘り下げなくても、君は君のやりたいことや、自分のことを話せばよかったんだよ」

と言われました。


どんなことであれ、

話したいことがある。自分の考えがある。

ということが重要。日本語であっても、英語であっても。


話題がなければ言語云々の問題じゃない。



そうだよね。
次はもっと話せるようにしよう。
空気を読む日本人的な部分はひとまずどこかに置いておいて、
話したいことを話そう。

そう思ったプレイデート3時間コースでした。





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