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ADHDの管理栄養士コラム~ラーメンはこわくない~

こんばんは! たいしょーです!
今日はお昼に食べたラーメンが美味しかったので、ラーメンに関する栄養について考察します!

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Q.ラーメンを食べると太るのは本当?
A.実はそうでもない

ラーメン1杯のkcal(カロリー)は麺の量に依存しており、大盛りなら増え、小盛りならそのまま減ります。
店舗ごとの誤差を考慮すると、その幅は概ね400~600kcal程度と考えられます。
それに対し、成人女性が1食に摂りたい量は約600kcal程度であるため、中華料理店でお昼にラーメンを1杯食べるくらいなら全然問題ないと言えます。
ちなみにラードやバター、背脂などはスープに溶け込んでいることが少なくないため、スープを飲まないことで大幅な削減が期待できます。



Q.なら毎日ラーメンを食べても良いの?
A.そういうわけではない

ラーメン1杯に含まれる塩分量は6g~8gとされており、これは高血圧予防における推奨量/日の100%~133%となっています。

ラーメン1杯だけで簡単に基準値を超えるということです。

また、過剰な塩分摂取は高血圧を誘発し、高血圧が続くと脳卒中心筋梗塞といった血管リスクが高まります。

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ただ、ラーメンの塩分は主にスープに含まれるため、スープを飲まないことで約70%ほど塩分摂取量を抑えられるとされています。
脂分も大量に溶け込んでいるため、可能な限りスープは残すようにしましょう。


また、ラーメンの栄養価は炭水化物脂質に偏っているため、エネルギー源としては優秀ですがバランスはあまり良くありません。
これらの摂りすぎは肥満を招くので常食している場合は要注意です。

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特にビタミン不足が顕著であるため、それ以外の食事で補うことが不可欠となります。
オススメは野菜ジュース! いつでもラーメンを楽しく食べられるように常備しておきましょう!

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ラーメンはとっても美味しくてお家でのアレンジも豊富な料理の一つです。
だからこそ悪いものとして扱わず、健康を害さない範囲で食べるようにしましょう!

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