リピーターを増やす重要ポイント
はじめて入った飲食店に、もう一度行きたい!と思って来店する確率は20〜30%と言われています。でも、もしそのリピート率が増えたら・・・
今回はリピーターを増やすために重要なポイントをお伝えします。
物事は最初が肝心というけれど
そもそも論になりますが、あなたの商品を買ってもらうためには、商品の満足度を高めることが大切です。特に見込み顧客がはじめて購入するときは、めちゃめちゃ重要度が高いと言えます。
なぜなら、そのお買い物であなたの商品の第一印象が決まるからです。
人の第一印象は簡単に変わらないですよね。つまり、商品の第一印象も同じで、最初の購入で気に入られなければリピートされにくいのです。
逆にいえば、最初の商品の満足度が高ければ2回目以降も買ってもらえる確率はかなり上がります。
世の中には様ざまなリピート戦略がありますが、最も強力なリピート戦略は最初の商品の満足度を最大限に高めることなのです。
物事は最初が肝心といいますが、まさにその通りと言えます。
期待値を下げる
では一体、具体的に何をすれば良いのでしょうか?
もちろん、商品をより充実したものにする!というのが答えですが、そのための改善は一定の時間がかかりますよね。
そこで、買い手の満足度を格段に上げるための方法をご紹介します。
お客さんが満足度を決める基準は、商品に対する期待値と満足度のギャップですよね。つまり、満足度が同じでも期待値が低いと満足しますが、
期待値が高いと満足できないということになります。
例えば、とても美味しいと聞いていた新しいカフェのコーヒーが、ちまたのチェーン店と同じくらいなら満足度は低いですよね。逆に、店内が汚れていて期待していなかったレストランで、とびきりの味に出会えば、安くて美味しい店という評価になることがあります。
これは、ヤンキー店員が敬語を使っただけで、見た目よりしっかりしていると言われるのと同じなのです。
こうして、期待値を下げることでリピート率が上がる場合があります。
情報は正直に見せよう!
ただ、期待値が低いと成約率が下がる(買ってくれない)のではないかと思う方もいらっしゃるでしょう。ですが、長い目で見れば大きな変動はないと言われています。
なぜなら、意図的ではなく期待値が下がるかもしれないネガティブな情報も
開示することが必要だからです。
見込み顧客は最初から疑ってかかる人の方が多いです。そのため、期待値を上げ過ぎると逆に怪しまれます。よく「寝てても儲かる」とか「コピぺで稼げる」といったキャッチコピーがありますが、信じないですよね。
また、小麦価格の高騰により原材料の仕入れ量が減ったため、この商品は値上げします!といったネガティブな情報を明記しなければいけない場合もあります。
でも、こうした正直な情報開示により見込み顧客は信頼するのです。売上のために商品のアピールを誇張してしまうと満足度に影響が出ますが、期待値を上げずに販売すると逆に満足度が高まります。
まとめ
このように、リピート率は人の心理を上手に活用することでアップすると言えます。あなたのビジネスを継続するためにも、リピート戦略はきちんと行いましょう。
ちなみに、マーケティングに関するヒントは電子書籍で詳しく書き綴っておりますので、よかったら参考にしてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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