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障害者への「合理的配慮の提供」に取り組む企業向けに、コンサルティングサービスを開始します!

障害や病気のある人向けの服のお直しサービス「キヤスク」代表の前田哲平です。

来る4月1日より改正障害者差別法が施行され、すべての事業者は商品、サービス、接客など様々な場面において、障害のある人に対して「合理的配慮の提供」を行うことが義務付けられます。

参考:内閣府リーフレット 

また、すでに超高齢化社会に突入している日本では、加齢によって何らかの不自由を抱える人も年々増えており、今後企業が継続的に成長し続けるうえで、様々な不自由を抱える方々に適切な配慮を提供できるかどうかは、非常に重要な経営課題になっています。

上記の背景をふまえて、キヤスクはこのたび、障害者への合理的配慮の提供に「本業として」取り組みたい企業を対象とした、伴走支援型コンサルティングサービス「キヤスク to B」を開始致します。


次のような思いを持った企業を対象としたサービスです

「障害のあるお客様を対象に、商品(もしくはサービス)のモニターやリサーチを実施したいが、やり方がよく分からない」

「障害のあるお客様に配慮した商品(もしくはサービス)の企画や開発をしたいが、どんなことに気をつけて取り組めばいいのか分からない」

「障害のあるお客様に配慮した売り場づくりや接客をしたいが、どんなことに気をつけて取り組めばいいのか分からない」

「リソースも限られているため、特別な体制ではなく本業の体制の中で、効率的かつ効果的な対応をしたい」

業績に直結する「商売の現場」を対象領域に支援致します

私は、ファーストリテイリング(ユニクロ)で20年間に亘って、店舗運営・新規事業開発・販売計画・生産計画・経営計画・EC運営に従事し、企画・開発・生産・販売を一貫して行うユニクロの「商売の現場」で、様々な経験を積んできました。また、医療的ケア児のご家族などに大好評の「前開きロンパース」の商品化発案や、ユニクロ店舗のハードとソフト両面でのバリアフリー化にも取り組みました。

その後独立起業し、800人を超える当事者へのヒアリングをもとにこれまで世になかったサービス「キヤスク」を開発し、2022年3月のサービス開始以来これまでに、延べ300人以上の障害や病気のある人に「既製服のOne to Oneのお直しサービス」を提供しています(お直し実例はこちら)

「ユニクロ×キヤスク」という世界中で私しか持っていない経験に基づき、企業の業績に直結する「商売の現場」「商品・サービス」「売場」「接客」を対象領域に、単なる理想論を掲げることなく「現場・現物・現実」に一緒に向き合いながら、特別対応としてではなく「本業として」、障害のある方々への合理的配慮の実装化を伴走支援致します。

企業が本当に提供すべき「障害のある人への合理的配慮」とは

今回すべての企業に対して義務づけられる「障害のある方々への合理的配慮の提供」は、「誰かによって作られた研修を受けたり、誰かが決めた基準をしっかり守る」というような表面的で特別な対応をすればOK、というような類のものではないと私は考えています。

それよりも、障害のあるお客様が困ってる場合に(人として当たり前の基準で)自分たちにできる範囲での精一杯の手助けをする」というような本質的で普遍的な対応の方が、非常に重要になると考えます。

また、たとえ合理的配慮ができていなくても、そのことをきちんと認識して公に認めたうえで、できるようになるための努力を少しずつでも重ねることができれば、それで十分だとも思っています。

目の前のお客様のために、(人として当たり前の基準で)できる限りの配慮をする。これは別にお客様が障害のある方であろうがなかろうが、企業として当たり前にやるべきことであり、ある意味とても簡単で、どの企業でも誰でもすぐに始められることだと私は思います。

「何か特別な対応をしないといけない」と身構えるのではなく、「一般的なお客様への対応と本質は同じ」と捉えて普遍的に取り組んでいくことが、企業にとって最も大事なスタンスになるはずです。

他のコンサルティングサービスとの違い(強み)

手前味噌かもしれませんが、「キヤスク to B」には、他社の「障害のある方々への合理的配慮の提供」関連のコンサルティングサービスと比べて、明らかに2つの強みがあると私は考えています。

1つは先述の通り、コンサルティングの対象領域が、企業の業績に直結する「商品・サービス」「売場」「接客」であり、かつ各領域の「実務の現場」で一緒に手を動かしながら伴走支援できる点です。

ユニクロ出身者の私が提供するサービスらしく、支援させていただく企業様の「現場・現物・現実」に基づきながら、本業の成果に直結するサポートを致します!

もう1つは、一人一人のお客様に合わせて服をカスタマイズしているキヤスクが提供するサービスらしく、「(合理的配慮の提供に取り組みたい)企業の状態は一社一社異なるはず」という考え方のもと、「相手(企業)の困りごとを主役に、伴走支援する」点です。

研修プログラムのような、最初から何かこちらで準備したものをパッケージ提供する方法でのサービス提供は致しません。そうではなく、まず企業様のやりたいこと・困っていることを伺い、キヤスクがお客様に合わせてOne to Oneでお直しをするように、企業様のやりたいこと・悩みに合わせて最適なOne to Oneのアプローチを都度考案し、伴走支援を行います。

上記により企業様が受動的ではなく能動的に取り組めるよう支援をし、企業様の「お客様への合理的配慮の提供」のための活動が、狙いを持って本業の中でサステナブルに行われることを目指します。

サービス開始までの流れ

「キヤスク to B」へのお申し込みをご検討されている方は、まずはこちらの「お申し込みフォーム」に必要事項を入力ください。

ご入力いただいた後に、キヤスクの担当者よりご連絡をメールにて差し上げます。

入力内容の詳細をメールやzoomなどでお伺いしながら、企業様とキヤスクがお互いに「良い取り組みができそうだ」と思えた場合に、キヤスクから伴走支援内容や条件(「週1日稼働想定で月額30万円〜」が基本となります)をご提案いたします。

提案内容を見ていただいたうえでお申し込みを最終決定いただけますので、まずはお気軽に「お申し込みフォーム」に入力ください。

なお、単なる情報交換・情報提供のご依頼については、お断りしております。お申し込みフォームにご入力いただいても、ご連絡を差し上げることは致しませんので、ご了承願います。

コンサルタントは私一人のため、サポートできる企業様の数に限りがあります。早いもの勝ちです!

改正障害者差別解消法の施行を前にお困りの企業の皆さま、ぜひ御社のお取り組みをお手伝いさせてください!よろしくお願い致します。







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