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2023年11月の記事一覧
人の役に立てる歓びは、今しか味わえないもの。
最悪の本性を自覚した。
最低な自分については認められた気がしていたけれど、
あんなの可愛いものだった。
卑怯で、卑屈で、萎縮した私は、最悪だった。
ありがたい事に、今、私の周囲には、優しく、
仕事も人間性もできた人しかいないので、
これまでのように人のせいに出来なかった。
自分を責めることしか出来ない上に、
その苦しみは、現実逃避を誘うもの
であることもわかっていた。
善人のフリをしたが
ニュートラルな現実に反応している私がいるだけ。
許せない自分は、
被害者ポジションでいたい自分。
嫌な事をされた。
私は悪くないのに…
理不尽だ。辻褄が合わない。
なのに、怒りの行き場がない。
あ。そっか。
私が被害者になれば、
相手を加害者にする事ができるじゃん。
怒りを吐き出す場所ができた。
あー、よかった。
例え無意識だとしても、そんな腹黒い事を
考えているなんて思いたくはないけれど、
やはり傷ついた私と言うのは、嘘だったように
私が裁かなくても、みんな自分で自分を裁いているのかもしれない。
私は、卑怯だ。
数日前の出来事を思い出しては、
自分を裁いている。
裁く私と裁かれた私を
どうにかしようと焦っている。
なぜ、私は自分を責めるのだろう。
なぜ、私は責められなければならないのだろう。
一つは、私の中にある純粋性。
悪く言えば、完璧主義。白黒思考。
その行為を卑怯で許されないことにしているから、
責め裁かれている。
二つ目は、因果応報。
与えたものを与えられるのなら、
世界に溢れる情報は、私にとって毒になるものが多い。
やっと辻褄が合った。
価値観とか、社会通念に違和感を感じるのは、
世界がおかしいからではなく、
私が逆さまだったから。
私はずっと、逆さまの国を生きてきた。
立ち位置が、逆なんだよね。
だから、世界が逆さまに映るのよ。
世の中のルールとかもさ、
立ち位置が逆さまじゃなければ、
疑問にならないんだよね。
なぜ、そんなところに立っていたのかわからんけど、
そこしか立てないと思っていた。
世界
正解を語るのではなく、正解のない会話をしてみようと思う。
悩むのは、正解を探しているから。
自分にとっての正解。
正解な私、かな。
理想を演じる自我と
認めたくない無自覚な本性。
相反する二人の私。
探していたのは、
両者のバランスを取るための判断基準。
私にとっての正解。
正解を選べる私。
けれど、そんなものないのだ。たぶん。
正解なんかない。
間違えてばかりの私がいるだけ。
理想を演じている間だけは、
正解を生きられるけれど、長くは続
現実も自分も、思い通りにはいかない。
昨日の私は、卑怯だった。
ズルいことをした。
ずっと心が痛かった。
そんな自分を許そう。
そう思うのに、そうはならない。
ああ言えばよかった。
ああすべきだった。
そんな正論が私を責め立てる。
それが苦しみの元だったわけだけれど、
その苦しみこそが、逃げだった。
仕方がなかった、からの、
私が悪いルート突入です。
悪い私の原因探しに忙しくなってしまう。
結局のところ、自覚していても
心は今を奏でている。
心は今を奏でている。
心を開くと、風が吹き抜けていく。
優しく、激しく、止むことのない風は、
張り巡らされた琴線を揺らし、
心のあちらこちらで音を鳴らす。
遠くから響く鐘の音のように
お隣のベランダの風鈴のように
その音が止めば、他の音が響き始める。
止んだと思った風も、向こうではまだ吹いている。
鳴り止むことのない響きが、心から溢れている。
風が強いと、心のあちこちで音が鳴る。
耳を
私のプライオリティは、寂しさを埋めることだった。
今を否定しないために、
今以上を望めなくなっていた。
そんな制限を自分に課していたから、
動き出せなかったのだと気づいた。
今以上の幸せを望むという事は、
得た幸せと同じだけの不幸を味わうということ。
世界と私は対等なので、
得られる幸と不幸は、当然同量になるから…
そう決めていたから、私が。
けれど、私の対等は、そっち方向じゃない。
私に幸せを許すなら、相手の幸せも許す。
私に豊かさ
私の人生は、まだ始まってもいなかった。
ただの私に還りたい。
世界と私は、対等である。
世界と私は、自由である。
私が世界を信頼しているのなら、
世界も私を信頼している。
人を嫌いになった分だけ、私は人から嫌われる。
人から嫌われたのなら、
それだけ誰かを嫌ってきたのだろう。
理由もなく、主観で誰かを嫌うことなんて、
許されないと思っていたけれど、
私もそうやって誰かを嫌って生きてきたのだろう。
でなければ、人を恐れたり、
理由なく人を嫌いになってもいいのなら、人が私を好きじゃなくてもいいのかも。
全然、違った。間違えた。
幼い頃の僅かな間、
無自覚に世界を愛する私がいた。
そんな私は、求めずとも愛されていた。
それが、私の願いだった。
ただの私に還るというのは、
そんな無敵な私に戻ること。
成長する為に獲得した言葉による分断や
与えられた社会性によって失われた私を取り戻し、
もう一度、世界を愛したかった。
そんな期待を抱いていたけれど、
手放さなければならなかったのは、その期待。