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浅見風
2020年1月1日 21:42
仕事帰り、旅人、お坊さん、どの街にも人の数だけの物語が渦巻いている。まるで電柱にかかる無数の電線のように。ポツンと浮かんだ太陽は、音もなく優しくこの混沌とした世界を包んでいた。
2020年1月1日 21:47
写真とは、記録的側面もあるし芸術的側面も持ち合わせている。その一瞬を切り取ることもできるし、何か被写体を設けて演出をすることもある。 僕は写真を旅先で心動かされた瞬間にしかやらない。目新しい世界をどう自分が捉えているか、客観的に見れる。思いがけずふらふらとたどり着いた、名もしれぬ街で一枚のシャッターを切る。それだけなのにその時の僕の姿や被写体との距離感が写り込んでしまうのだから、不思議
2020年3月19日 19:27
カトマンズの街角で、ホームステイをしていた家のみんなとヨーグルト屋に入った。ネパールでは大人数のファミリーで住むのは当たり前らしく、この日はみんな仕事を休んでくれた。子供も含め総勢十人くらいだった。僕もその時マハラジャンファミリーの一員のような気分でいた。 ひとり旅なんかで、観光地を歩くと平面的、地理的な旅に止まってしまう。でも現地の人と一緒に歩くことができると、行く分か立体的にその土地