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毎日note133 ゾンビ以外にもこんなんもあります「パンデミック映画」その①

私はサメ映画が好きである。で、好きかどうかでいくと、パスタと焼きそばでいうところのパスタぐらい、サメ映画と同じぐらい好きな映画のカテゴリに、パンデミック映画がある。大体ゾンビ化かゾンビっぽい何かか、ゾンビ的シチュエーションに陥って見ず知らずのかわい子ちゃんと仲良くなるパターンのこの映画のカテゴリですが、世界がパンデミック化するには、WHOがどっかの国へ忖度する以外にこういうパターンもあるよ的にちょっと紹介。


コンテイジョン

ちゃんとした人たちがでているちゃんとしたウイルス感染映画。ちゃんとしとる。2020年4月、現実タイムリー。

ミッチ(マット・デイモン)の妻・ベス(グウィネス・パルトロー)は、香港への出張後にシカゴで元恋人と密会していたが、せきと熱の症状が出始める。同じころ香港、ロンドン、東京で似たような症状で亡くなる人が続出。フリージャーナリストのアラン(ジュード・ロウ)は、伝染病ではないかと考え始め……。

症状がコロナウイルス と似ている気がせんでもない
なんか見たことある人よーけでてくんなと思って気をとられていると気がつけばのめり込んでて終わってしまう。ちゃんとしとるな。割とテーマというか伝えたい事みたいなんを明確に感じる映画。これまでの自然界にない何かが発生する時は、大体人間起因だったりしますよねという最後の展開。戒めなのか警鐘なのか。そういえば現在にタイムリーな気もする。

セル

電話出たら感染!という設定のみ斬新って出オチ映画

コミック作家のクレイは、ボストンの空港から別居中の妻と息子へ電話をかけるが、携帯のバッテリーがなくなり、通話の途中で電話が切れてしまう。その瞬間、空港内で電話をしていた人びとが次々と暴れだし、空港はパニック状態と化す。なんとか地下鉄へと逃げ込んだクレイは、車掌のトムらの協力のもと、暴徒化した人びとの攻撃から身を守りながら、妻と息子が住むニューハンプシャーを目指す。

大体原作者が深入りするとパッとせんよね。設定出オチ映画。
見たことある人いっぱい出てくるから見応えある感ありありですが、いい感じに肩透かしくらいます。「結果やないねん、経緯なんや!」というどっかの体育会系監督の声が聞こえてきます。つまり、なんやよーわからん感じで終わります。「お前ら、心が折れない準備はいいか!」


フェーズ6

途中で眠たくなる雑な脚本。兄弟愛とかわい子ちゃんには気をつけろ的映画

治療薬がないウイルスに侵され廃虚のようになった街を出るため、お調子者の兄ブライアン(クリス・パイン)と、心優しい弟ダニー(ルー・テイラー・プッチ)の兄弟は、仲間とともに海岸を目指して車を飛ばしていた。やがて、4人のうち1人がウイルスに感染していることが発覚すると、ブライアンは次第に本性を表わし始め……。

そんな状況になったら疑心暗鬼でぐちゃぐちゃになるよねが主の映画
空気感染するのか否かわからへんし、助けたい人助けれへん葛藤。とかとか、このテーマ出尽くして、演出も音楽も二番煎じにしかならへんかってんゴメン。でも、ヒロイン可愛かったやろ?最後、ちょっとバッドエンドよりで良かったやろ?と、弁明する監督の声が聞こえてくる気がしました。


ラストデイズ

突然訪れる「広場恐怖症」ってなんちゅー設定や、というところですが、いい感じに最後伏線回収するので、割とみれます。

世界規模で極度の広場恐怖症が流行し、屋外へ出ることに恐怖心を抱いた人々は絶対に外出せず、外の世界に対する順応性を失ってしまう。バルセロナではマテオもオフィスから外に出ることが不可能だったものの、出産間近の妻の身が心配でならない。やむなく自分をクビにしようとしていた人事アドバイザー、エリックに協力を求め、さまざまな試練に遭いながら妻を捜し回り……。

あぁ一応ポジティブにまとめましたな感、悪かないけど。
設定出オチとまではいかへんけど、割と無理やり展開する映画。面白いっちゃあ面白いんですけどね、、っての調べてみたら『REC/レック3 ジェネシス』の製作総指揮、アルベルト・マリーニと、『フェーズ6』のダビ、アレックス・パストール兄弟監督がタッグ組んだとか。いやいや、フェーズ6中途半端やし、REC3はシリーズ4作品で一番めちゃくちゃやったやつやがな、逆にそれをへて、よー頑張ったなこれと思わずにはおれない。一応ハッピーな終わり方するんで、彼女とよりを戻したい人は見たらええんちゃうかな(適当)

他にも色々あるし、内容覚えてるけど(大体一緒やから)タイトル思い出せへんやつとか多数あるが、飽きてきたのでこの辺で。気が向いたら第二弾します。

さよならさよならさよなら(淀川長治リスペクト)



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