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文章を書くときに、私が大切にしている2つのこと。

「お母さんって、ポエム書いてるの?」

中1息子が、
私が作業しているパソコンを覗き込んで言いました。

息子が見ていたのは、私のTwitterやnote。

もちろん、書いている私自身は、
一度たりとも「ポエムを書いている」とは思ったことがない。

どんなところが「ポエム」なの?と息子に聞いてみたら、

短い文章で、
語りかけるように書いてるから。」

だと。

なるほど。

そこで、ふと考えたんだけど、
そもそも、「ポエム」の定義って何だろう?

私の今までの認識では、
ポエム=詩。

詩ではなく、文章を書いている。
常にそういう認識だったので、
「ポエムは書いていない」と思ったけど、
もしかしたら、そこが息子と感覚が違うのかもしれない。

と言うことで、話題のChatGPTに、
ポエムって何だろう?」と聞いてみた。

ポエムとは、芸術的な表現手法のひとつであり、言葉や文学を用いて感情や思考を詩的な形式で表現することを指します。

ポエムは、韻律やリズム、意味の響きなど、言葉自体の美しさや響きを重視することが特徴です。

ポエムは、言葉の力を通じて読者や聴衆の感情や想像力に訴えかけ、深い共感や感動を与えることを目指します。

ポエムは様々な形式やスタイルを取ります。自由詩、押韻詩、短歌、俳句、詩篇など、さまざまな文化や伝統に根ざしたスタイルが存在します。
また、現代のポエムでは、伝統的な形式にとらわれず、自由な形式や独自の表現方法を追求する詩人も多く見られます。

ヤバイ。
私の文章ってポエムかも。笑

と言うのも、
私が文章を書くときに一番大切にしているのは、
リズム感 」と「言葉選び」だから。

リズム感について

リズム感は、
私の文章を読んでくださる方に、
自分事のように体験していただくために大切にしています。

短い文章、長い文章。
現在形、過去形。
語尾の不統一。
体言止め。

色んな表現方法を取り入れて、
文章に緩急をつけていきます。

色々な表現方法が混在した文章は、
いわゆる「正しくない」文章かもしれない。

でも、
そこは、私がリズム良く書けていると思えば、良しとしています。

リズムが良い文章は、
書いていても楽しくて心地よいです。
気持ちいいです。

私の文章を読んでくださった方からは、
一気読みしちゃいました!
引き込まれました!
という、嬉しい感想をいただくことがあります。

恐らく、
私が用意したリズムに、
うまく乗って読んでいただけたのだろうと思います。

言葉選びについて

言葉選びは、
私の想いや思い描いているイメージを
できるだけ正確に読んでいる方に伝えたいので、
私の想いやイメージを
一番表現できている言葉を選んで使うようにしています。

読む人によって思い描くイメージが異ならないように
できるだけ客観的にイメージを描写することを心掛けています。

イメージの言語化については、こちらの記事でも書いています。
ぜひ併せて読んでいただけると嬉しいです。

また、言葉の響き(表現)も大切にしています。

例えば、先ほどの「表現できている言葉」という表現も、
「表現している言葉」としなかったところに意図があります。

最初は「表現している言葉」と書いたのですが、
しっくり来なかったので書き換えました。

「私の想い」を「表現できている言葉」と
「私の想い」を「表現している言葉」。

この違いが分かりますか?

「表現できている言葉」は、
「私の想い」の方が上位なんです。

「言葉」が「私の想い」をちゃんと表現できている

という構図になります。

一方、「表現している」は、
「私の想い」が「表現されている」言葉

という構図になります。

その言葉が表現しているいくつかの言葉の中に、
私の想いが含まれているということです。

あくまでも、これは私の感覚です。
どこかの教科書に書いてあったわけではありません。
しかも、屁理屈に近いかもしれませんね。笑

ちょっと違うんじゃない?
よく分かんないんだけど。
って思う人もいると思います

でも、そこは私の文章なので、
好きにやらせていただいてます。笑

こんな言葉遊びをしながら書いているので、
もう、楽しくて仕方ありません。

でも、実はひとつだけ、
未だに自分のイメージに合う言葉が見つけていられない想いがあります。

自分の子どもたちを「愛おしい」と思う気持ちです。

自分の子どもを想う気持ちは、
今まで出会った誰に対しても抱いたことがない感情でした。

今までに何度も、その気持ちを表現しようとしてきましたが、
ピッタリの言葉が見つからない。
「愛おしい」では、違う気がする。
「愛おしい」では、まだまだ全然安っぽい気がするんです。

でも、その気持ちを表現する言葉が見つからない。

「愛おしい」という言葉が私の気持ちに一番近いので、
不本意ながら仕方なくこの表現を使っている。
そんな状態です。

いつか、納得のいく表現を見つけられるかな。

自分の想いを表現できる言葉を探す旅は、
これからも続きます。

芸術性の有無はいったん置いておいて、
そういうリズム感や言葉の響きにこだわっているところは、
「ポエム」の定義に当てはまるかもしれませんね。

いやぁ。
子どもの視点って、ホントに気づきが多いですね。
今日も勉強になりました。


こちらの記事も、おススメです。
読んでいただけたら嬉しいです。

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