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私の身近にわずかに残る現金決済に思う。

私はキャッシュレス派です。

財布には、
紙幣はおろか、硬貨もほとんど入っていません。

QRコード決済の普及で、
キャッシュレス対応の店舗も増え、
日常生活でほとんど現金を使うことはなくなりました。
(QRコード決済の良し悪しは、また別の機会に。)

今、身近で現金しか使えないのは、
会社の自動販売機と、
近所の野菜の無人販売
子どもたちが通う駄菓子屋

そして、
学校の学用品・教材販売

それくらいです。

学年費や給食費など、
学校への直接の支払いは口座振替なので、
私としては問題なし。

でも、
購買でノートを買ったり、
体操服を買ったり、
制服のブラウスを買ったり、
(子どもたちの通う小学校は制服があります。)
入学前に学用品一式を買ったり、
学生協で教材を買ったりするときは、
いつも現金のみ
しかも、「おつりがないようにお願いします」の注意書き。

購買は、
百歩譲って仕方ないかなぁとも思います。
まず、子どもたちに現金でモノを買うことを教える必要はありますものね。

でも、この学校周辺に関連する支払は、
年に2~3回あるかないかだけど、
基本的に現金を持たない私は
その度に、ものすごく深いため息が出てしまいます。

大きな袋に必要な数量を記入して、
合計金額を計算し、
現金を用意する。

紙幣はまだいいです。
問題は小銭

おつりがないように小銭を作るために、
会社の自動販売機で、
飲みたくもない缶コーヒーを買います。

コンビニやスーパーで、
必要なものを現金で買えばいいじゃんと言われそうですが、
私は田舎のマイカー通勤で、
通勤経路上にコンビニもスーパーもないんです。

仮に、コンビニやスーパーに行ったとしても、
余計なもの、必要のないものを
もっと買ってしまいそうで怖いです。

私のような思考の人間にしてみれば、
これだけ世の中でキャッシュレスが進んでいるんだから、
何とでもやり方はあるだろう。
キャッシュレスの方が事務も楽だろう。
現金以外の決済方法も用意して欲しい。
そう思います。

でも、相手の言い分もあると思います。

複数の決済方法を用意すると事務が煩雑になるとか、
現金以外の支払いは入金のタイミングが遅くなるとか、
元々低価格だから、手数料を取られたら利益が出ないとか、
新しいやり方を考えるのが面倒とか、
そんなに取扱件数もないから、
たまに注文が来るくらいなら手動でやった方が楽だとか、
現金と現物を突き合わせるのが一番間違いがないとか、
キャッシュレスを導入すると、
人手が減って雇用が失われるとか。

やらない理由だけでも、色々思いつきますね。笑

彼らにとっては、
きっと私たちは「お客さま」じゃないのだと思います。
何かサービスを提供しいる意識もなければ、
競合もいない。
支払う私たちの利便性なんてどうでもいい。
面倒くさいことはせず、
代金が確実に回収できればいい。
効率化なんて求めない。
そんな風にも勘ぐってしまいます。

人は、基本的に変わることが嫌いです。
変わることは大変だから。

特にこの学校周辺の業界は、
変化に対する抵抗が大きい世界のような気もします。

変化の必要性を感じていない、というのが正しいかもしれないし、
それでよし、としているのかもしれない。
そこに変化を求めること自体が無駄なのかな。

そんな気がしてきてしまいました。

たった数年のことだし、
無人販売や駄菓子屋だと思って、
現金で支払い続けていきます。はい。


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