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神社⛩️に引き込まれて

 心向くまま何度となく訪れている。通っていると言ったほうがいいのかもしれない。いつの頃からかは定かではないけれど、本当に心がしっくりと落ち着く。驚くくらいに、行くときの心持と違って帰るときの気持ちはすっきりと安らいでいる。御神木を見上げながら歩き、神聖な空気の中に身を置く感覚は非日常だ。
 問題を抱えている時はおみくじをひいては神様の差し出す一手に大きく頷いていた。それがどのような時にでも、まるで天から私を見ていて下さるかの様なお言葉に神秘を感じながら日常を過ごしていた。
 そんなある日、ひいたおみくじは大吉で素晴らしい内容だった。その時、「もうおみくじはひかなくて良いんだよ」と、どこからか聞こえた気がした。あがりだよ!そんな風に。
 あれからおみくじはひいていない。いつの日もいつの時もそっと神秘で包んでくれる場所があるのはなんて素敵な事と思っている。