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大阪で出会った衝撃の行列カレーと私:カレー屋バンバン@大阪難波

こんにちは。
都内在住、スパイスカレー大好きなマドイと申します。
前回は大阪遠征時に食したカレーを紹介しましたが、今回も引き続き、大阪遠征編となっております!

妹とともに、大阪のオオツカレーさんのスパイスカレーを堪能したあと、太陽の塔を見に行ったり、京都観光をしたり、関西を満喫した私でしたが……遠征最終日、ひとりで再び大阪のスパイスカレー店へと乗り込みました!

せっかく関西方面に来ているのに、1遠征につき1カレーで終わらせるのは勿体なさすぎるわけです。
最終日は平日。難波辺りで他にも行きたいお店があったことから、どうせならばと、難波で基本平日しかやっていないお店を選びました。

そうして、今回訪問したのが、カレー屋バンバンさんです。
お店は雑居ビルの2階にこじんまりと存在していて、ちょっと隠れ家的?
階段下に置かれたお店の宣伝看板を確認し、平日昼間にも関わらず伸びた列に、いそいそと並びます。行列に並ぶのは慣れているのですが(オタクのサガ)なかなか列が進まない。
さらに、私の後ろには妊婦さんらしき女性が。お腹が大きな妊婦さんが長時間並んででも食べたくなる味なのか……と期待値を謎に上げつつ。持ってきた本を読みながら、さらにひたすら待ち続けること小一時間……ついに、順番が!

店内を見回すと、丸いテーブルがいくつかとカウンターが目に入ります。
椅子やカウンターは木で揃えられていて、アジアンテイストのカフェみたいな風情。しかし、何より驚いたのが……店員さんがひとりしかいないこと!
つまり、店主が何もかもひとりで切り盛りしているということ!
列の進行速度の原因が、ここで判明いたしました。

朝ご飯の量が少なめ、かつ長時間並んでいたため、若干ふらつきながらも、気さくな店主さんにカウンター席へ案内されます。
並んでいる間に食べたいメニューはもう決めていて、カレープレートに+100円でキーマカレーを追加したものを注文。
今ならなんでも美味しく感じそうだなと思いつつ、お水をごくごく飲み干す私。何もかもガチで店主さんのワンオペのため、注文してからもしばらく待つことに。再びカバンから本を取り出し読書しながら、スパイスのよい香りにお腹が鳴ります。
そうして、ようやくのご対面。丸いお皿に盛り付けられたカレーは、あまりにも綺麗で……。複数のカレーが領土ごとにわかれて盛られている様は、先ほどまで読んでいた「十二国記」の十二国を彷彿とさせます。(「十二国地図」でググってみてください)
とにかく腹ペコなので、喜び勇みスプーンでカレーをすくい、ひと口。

!?

な、なんだコレは……。
衝撃的すぎて、行列の疲れも何もかもが一瞬で吹っ飛ぶ。
スパイスカレー好き歴が浅い私ですが、たったひと口で驚きと感動の極地に至りました。
それからはもうスプーンが止まらない!
チキンカレー、豆のカレー、キーマカレー、そしていくつものアチャールとパパドたち。それらが各々、複雑かつ個性的なスパイスの香りと、舌に残る旨味で「美味しい味」を確立しており、さらにスプーンですくう部分を変えて食べると、まるで国境を乗り越え別国の領土へ乗り込んだかのごとく、新鮮な味わいを感じることができました。
私が特にお気に入りだったのは、軟骨入りのキーマカレーです。
噛むごとにコリコリと食感が楽しく、丼いっぱい食べたいくらい。
永遠にも一瞬にも思える美味しい時間を過ごした私は、親しみやすい雰囲気の店主さんに支払いをしながら「美味しかったです」とどうにか伝え、まだ混雑の最中にあるお店を後にしたのでした。

結果的に、腹ペコ状態で1時間待ったので、事前に何かつまんでから行けばよかったかな〜と思いながらも、今回腹ペコで行けたのはそれはそれでよかった気がします。けれど、空腹のまま行列に並ぶのは貧血の可能性もありますし、今後は気をつけたいですね……。

そんなこんなで!
大阪を訪れる際、絶対にまた訪れたいお店ができた私なのでした。

■カレー屋バンバンさん:https://twitter.com/curryyabanban
■挿絵担当:ぺんぺんちゃん https://twitter.com/penpenta_0101

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