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宝物みたいに包まれた本格派(葉)ランプライスのテイクアウトと私:かれはん食堂@新宿御苑前

こんにちは。
都内在住、スパイスカレー大好きなマドイと申します。
テイクアウト特集第4弾は「かれはん食堂」さん。金曜日のランチタイムのみ営業する間借りスタイルで、新宿御苑前駅が最寄りのお店です。(営業日等はFacebookにて確認すると確実です)
店舗は外階段を地下1階まで降りた場所から一番奥の扉の先にあります。普段は、夜にポールダンスや展示会など様々なイベントをしている「Gyoen ROSSO 198」さんというライブバーだそうです。

頭に食品サンプルのカレー帽子?を被ったカレーハンターさんが接客をしてくださります。(詳細は「かれはん食堂」や「カレーハンター協会」で検索してみてください)
さて、初回来店時は店内で本格派スリランカカレーを頂いたのですが、今回はそちらとは違うメニューが気になり、テイクアウトを決意!
それは「ランプライス」です。ランプライスは、ダッチバーガーと呼ばれる、オランダ人とスリランカ人のミックスの方々が生み出した料理だそうで、バナナの葉に包まれたお弁当的なもの。(マレー語で「包む」を「ランパー」と言うらしいです)
かれはん食堂さんのランプライスは「スリランカ本格ランプライス」で、1日限定10食!Facebookから予約ができるので、抜かりなく予約してから来店しました。お店の紹介文では「肉中心の数種類のカレーを一度に味わえます。混ぜて食べると美味しいように調整しています。自分好みの味をお皿の上で作りながら、少しずつ混ぜて食べるのがスリランカ式!」と書かれております。文章を読むだけで美味しそう……!
無事に購入し、いそいそとバナナの葉っぱに包まれた宝物みたいなランプライスを食します。ライスが葉に包まれた姿は、トトロがくれたどんぐりの包みだとか、ちまきだとかを想起するビジュアルです。(ちなみに、中華ちまきは私の好物でもあります)
ワクワクしながら包まれた葉を開くと……茶色いライスとお肉などの上に黄色いゆで卵がドン!なビジュアル。カレーというよりは、炊き込みご飯や混ぜご飯に近い雰囲気。そこに別容器に入った青菜のサンボルと、ルヌミリス(チリペースト)っぽい赤くて辛いやつを混ぜ込むと、一気に色鮮やかに!(「サンボル」はスリランカ語で和え物の意味)
葉に包まれていた茶色いものたちは、ランプライスカレー(ミックスミートカレー)、揚げナスのカレー(ワンバトゥ・パヒ)、青バナナのカレー(アル・ケセル) 、フリッカデル(ミートボールフライ)、ブラチャン(干しエビふりかけ)、フライド・エッグ、ギーライスです。
とりあえず、混ざり切っていない部分をひと口頂くと……美味しい!ひと言で表すのが難しいのですが、まさにスリランカ式混ぜご飯という味です。しっかりとした味付けで、程良くスパイスの香りが漂います。複数のカレーが入っているのに、しっかりと味の調和が取れていて、食べれば食べるほど癖になる!青菜のサンボルと赤いルヌミリスっぽいものを混ぜると、あっさり&スパイシーとなり、良いアクセントに。飽きる暇などまったく与えてくれません。フライド・エッグ、フリッカデルなどの具材も、ライスとカレーによく合っています。夢中で食べていたら、あっという間になくなってしまいました。
葉っぱを開きライスを食べる楽しさ、中に複数のメニューが入っている嬉しさ、そして宝物を掘り起こすように具材や違う味を探すワクワク感。どれを取っても最高なテイクアウトランチタイムでした!
(持ち帰り日:2020.06.05)

■挿絵担当ぺんぺんちゃん: https://twitter.com/penpenta_0101
■かれはん食堂さん:http://curry-hunter.jp/

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