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13.メイドインローカルストーリー#8 メイドイン名古屋桶狭間/(株)アコモ「Etuby」AQUA SERIES ビジネスバッグ のストーリー 『ハードボイルド御用達』
カバンは男の武器庫である。 アタッシュケースからライフルを取り出すあのスナイパーに憧れはないか? 最新鋭の武器をスマートにブリーフケースから取り出すあのエージェントに憧れはないか? 一言に武器、と言っても、ビジネスパーソンにとっては様々なカタチがある。 パソコンは当然のこと、タブレットしかり、手帳だって、もちろんボールペンだって。 武器はいざと言うときに使えないと意味はない。 プロフェッショナルとしてのビジネスパーソンの武器を格納するケースは、 ビジネスという戦場のそれぞ
12.メイドインローカルストーリー#7 メイドイン福井小浜/カワイ(株)「にっぽん伝統色箸」 のストーリー 『お箸と漢字の国の人だからこそ』
「常盤緑」という色をご存じだろうか。 そう「みどりいろ」である。 ただ、この「常盤緑」はただのみどりではない。 「常盤」とは永久に変わらない、ということを指す。 この常盤緑は、日本の山にある冬でも緑の葉を保つ、 「常緑樹の緑」の葉の色である。 「山吹色」という色は当然知らぬ人はまずいないだろう。 いわゆる「オレンジ色」とお思いの人もいるかもしれない。 ただ、この「山吹色」は果物のオレンジの色ではない。 「山吹」とは日本の山にちらほらと見られる 「ヤマブキの花」の色である
11.メイドインローカルストーリー#6 メイドイン大阪堺/(株)梅栄堂 線香「IMAGINEシリーズ」 のストーリー 『「香りを聞く」こと』
線香は古くから日本の生活に浸透しています。 戦国時代、堺の商人であった、小西行長の父親が朝鮮からその製造技術を持ち帰ったといいます。 小西行長というと、太閤秀吉幕下きっての戦国武将です。 秀吉の朝鮮遠征で加藤清正とともに名を挙げた、関ヶ原合戦で石田三成率いる西軍で奮闘するも捕縛された、というのは 戦国時代好きならご存じのことでしょう。 ただ、出自が「堺の商人」だったということも付け加えて彼を語れる人はよっぽどの戦国時代好きなのではないでしょうか。 歴史の話がしたいわけでは
10.メイドインローカルストーリー#5 メイドイン奈良広陵町/昌和莫大小(株) OLENO HADASHI(はだし靴下) のストーリー 『この大地を感じろ、呼び覚ませ、俺の中のニンゲンを』
OLENO HADASHIシリーズは靴下である。 ただし、普通の靴下ではない。 靴を履かない靴下である。 そもそも、「靴下」というのだから、「靴」を履かないなら「靴下じゃない」ではないか! そんな指摘は置いといて。 「はだし靴下」の開発は、最初からスポーツギアとして開発がスタートしたものではない。 子供たちの健全な発育促進や健康を願い開発がスタートしたものである。 人類は多くの進化を経て今の繁栄に至る。 樹上生活だった類人猿が太古の大地に降り立ち、二足歩行を開始する。
8.メイドインローカルストーリー#4 メイドイン富山高岡/北陸アルミニウム(株) TreaTray(トリートレイ)のストーリー 『浅いお皿の深い愛』
富山の工業製品といえば、アルミ。 アルミといえば富山。 業界のひとならなおさら、業界じゃなくてもそういえば聞いたことがあるのでは。 アルミ製品は私たちの生活に欠かせないものです。 きらきらぴかぴかしたアルミばかりがアルミではなく、 日常にさりげなく浸透しているのです。 鍋だって、サッシ窓だって。見回せばそこにアルミがアルのです。 そんなアルミといえば、の地で、ある女性の思いからトリートレイは生まれました。 生みの親は、北陸アルミニウムのいち女性社員で、ママでデザイナーです
7.メイドインローカルストーリー#3 メイドイン大阪吹田/株式会社T.W.C 360度回転歯ブラシ「コロコロブラシ」のストーリー 『「発明家」富山秀夫(敬称略)のクレイジージャーニー』
「クレイジー」という言葉を耳にすると普通はネガティブなイメージだろう。 しかし、若者の間では、「クレイジー」は「超カッコイイ!」という意味で使われる。 「クレイジー」なやつとは、「振り切ったやつ」、つまり、何かに没頭し、突き詰め、 そしてやりきったやつ、ということだ。 そう、「やりきったやつ」は「超カッコイイ!」ではないか! ここに登場する『発明家』富山秀夫は、まさに「超カッコイイオッサン」である。 そして、やりきったやつ、がクレイジーと言ったが、 富山秀夫はまだやりきっ
4.メイドインローカルストーリー#2 メイドイン福井小浜/株式会社イシダ 塗箸「一双」のストーリー 『箸は主役じゃないけれど』
箸は二本で一膳、となる。 人も二人で一組の夫婦となる。 箸はよく、結婚祝いをはじめとした、贈り物に用いられてきた。 縁起がいいからだ。 夫婦のたとえを引けば、当然結婚祝いである。 ほかにも、縁起のいいことが想起できる。 食べ物と箸は切っても切れない縁がある。 なので、「食いっぱぐれがない」というので就職祝いなど、門出に。 箸は断面は円であるが、先に行くにしたがって細くなるため、 食卓を転がってもくるりと扇形に回ることから、 「落ちない」ということで合格祈願にも。 もちろ