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失意の帰国5日前にサンフランシスコのMobile Game会社からJobオファーをもらった話その1

こんにちは
そろそろお前一体今はどんなステータスでカナダおるねんて突っ込まれてそうだし
ちょいちょいと就職に関するお問い合わせもくるので
海外キラキラしない系アカウント代表として?

ぼちぼち記録のために書こうと思いたったが吉日
3回に分けて
トロントでどんな風に過ごし、就活したかを書きたいと思います。


【予告】
1.選考にいたるまでにやったこと◀️今回はコレ
2.選考ーオファーまで
3.具体的な選考時の課題や面接など(一部有料予定)


未経験から年収アップ💕
ワークライフバランス✨な
キラキラ海外生活⭐️を目指してる方は、方向性が違うため
今のうちに回れ右した方がタメです。✌️


この記事が初めまして。の人のための振り返り

著者の経歴
▶️都内ゲーム系専門学校グラフィック科卒
▶️Webコンサル会社でコンサル兼営業
▶️アニメグッズ会社サポート
▶️ソシャゲ会社グラフィッカー兼広報担当⭐️(残業月200時間リーチ!)
▶️大手ソシャゲ会社UIデザイナー(という名の運営バナー職人)
▶️PJにモノを申したら、窓際デザイナーに…
▶️GDC参加で海外に活路を探すべく退職
▶️カナダ留学エージェント契約
▶️セブ島へ英語留学3ヶ月IELTS ACADEMICスコア6.0取得
▶️バンクーバーのプログラミング専門学校入学
▶️不眠やらで病んでしばらく休学、エンジニア転身断念🤮
▶️2年時Co-op利用バンクーバーのスタートアップで
UI/UXデザイナー兼Webコーダーとしてインターン
▶️同時期に日本のスタートアップにてデザイナー兼Webコーダーとして
二足のわらじ

トロントでのザックリした流れ

▶️学校の就活サポートが正直望めない😇
▶️新たな職や機会を求めてトロント引越し
▶️大家にセクハラ、脅迫されたために緊急帰国🤮
▶️半年の観光ビザで再入国、就活
▶️デザイン系の交流イベント参加も
なかなか軌道に乗らない、思った進捗が見えないため心折れる
▶️そろそろ帰ろうという気持ちに…
Brexitあるしその前にイギリス経由ヨーロッパ1周してから
シベリア鉄道乗って日本帰ろう!と決意
(敗戦兵じゃんと突っ込まれる😇)
▶️IT系コンサル会社モバイルゲーム会社から
同時期に面接、デザインテストの声がかかる
▶️帰国5日前(カナダ離脱)にモバイルゲーム会社からオファー
▶️イギリス行きの飛行機は取ってしまっていたので、就業前にロンドン旅行

今のステータス

ワーキングホリデービザ使用
リードUI/UXデザイナーの肩書
トロントのモバイルゲーム会社に勤めています。
本社はサンフランシスコですが
新規に開発チームをトロントで形成するタイミングで雇用されました。
去年の秋からJoinしています。
その間、日本の仕事もしてたので死にそうになりながら….😇

因みに給与は東京にいた当時(ソシャゲのUIデザイナー)と比べると
約1.5倍程上がりましたが、が…!
生活レベルが向上したかというと
トロントのリビングコストが高過ぎのため、うぅーん…?😔という感じ
(目安として1Bedroomの1人暮らしアパートメントを借りようとすると
$2000/月かかります)
というかむしろちょい低めかな…?
オタ活できないし…(元も子もない)
あとTaxが高いため、手取りからもガッツリ引かれます…ぴぇん
あっ。ちなみに交通費、残業代はありません。

引きこもりから
リードUI/UXデザイナーにどうして成り上がれたのが

いや完全運。
何ならメインのデザイナーがいるって聞いて入ったのに
彼は後1週間で辞めるから、あなたが替わりよ!
と衝撃の事実がっ笑
あ、だから希望年収より割と金額出してくれたのね。
なので、たった1人のUI/UXデザイナーとなったので
権限もあるし実質リードやん😇みたいな。
(とはいえ、そうすると給与は平均より下だけど…)
そして何故かゲームデザインにまで口出ししています。

とはいえUIもまだまだ途中であり、
ゲームの方針が変わった影響で、グラフィックともマッチしてないGUIのため
ほぼ1から今しこしこ作り直しているところです。
既に実装済みのものもあるため、すぐには変更ができないという事情に頭を抱えながら
どう折り合いをつけるか日々格闘中…

初っ端から踏んだり蹴ったりなトロントライフ

応募数50-70?件
就活期間:半年

(お前は今まで食べたパンの数を覚えているのか…)
さて話を戻してトロント引越し後の生活にフォーカス。
バンクーバーの専門学校を修了後、学校からの就職支援も望めないため。
インターン支援も殆どなく、担当者も結構なテキトーさでした。
(就活の相談でアポを取ろうとしても明らかに面倒そうで受付してくれなかった)

なおかつインターンをしていた会社も
学生を中心に雇用していたため
PJの進め方の学びやスキル向上が見込めなかったため離脱
(後々、夏に開発チームが解散していることを知る)

求人数、機会の多さや人が集まる都会を求めてトロントへ
引越し初月に元ミリタリーの白人既婚(相手は日本人)男性大家からのセクハラを受けて、その月末に逃げるように退居
退去後もさらに窃盗などの虚偽の脅迫を受けました。
詳細はこちら

急遽、一時帰国も
身内から詰めが甘いだとか責められ、
よくよく調べれば10年前から悪名高いシェアハウスだった事実などに打ちのめされて

カナダに戻った後も、しばらく外に出るのも人と会うのも恐怖に思え
さらに中年白人男性にかなりの苦手意識を持ってしまい
(この件で窓口対応した警官も白人の中年で態度が横柄で私の話をロクに聞いてくれなかったので…)
1ヶ月くらいは、日本のリモートワークオンリーで引きこもってたと思います。
そりゃグロッキーですわ🤢

とはいえ、
わざわざ海外就職を夢に見にきて、
何の成果もなく
30過ぎた独身の女が、
むざむざ日本に帰るのも
悲しすぎるというか、
間抜けすぎるので

「そんな中途半端な覚悟でお前が海外で渡り歩ける訳がない帰ってこい」
という父親には、泣きながら
「嫌だ…まだ頑張るぅ…😭」
高校生かよ。というような態度で振り切ってきました…
※誤解のないように記載しますが、留学、海外滞在の費用は一切親には負担は掛けていません。自費です。

IndeedやLinkedin(課金済み)のすぐに応募する求人をポチポチする日々。
1日で5-10件応募しても、
そのうちお断りの返事が1件あるかないかの無味無風な日々を送る毎日…
たまに熱量高めな連絡がきて、特化した開発経験を聞かれ
(resumeとPortfolio見たら分かるのに見られていない!)

時には「あるよ」と答えたり、時には「無いけど頑張る💪」と伝えると
求めてる人材と君違うわバイバイ👋
途端にくるっと態度を180度変えられまして😇

なんだよ、だったら何で連絡した?!
Resumeやポートフォリオみれば分かるやろ?!💢

わりとバッキバキに心が折れた2ヶ月後


無言お断り。
これが結構精神的にくるものがありますね
自分がした行いに対して何のレスポンスもないと全く手応えを感じず
1人で壁打ちをしているような感覚に陥ります。

自分が送った応募のメールは開かれたのか、
そもそもResumeは見られたか
全く反応がなければ、改善もしようがありません。
いや。壁打ちでもなく素振りだわ、空振り三振。バッターアウト!⚾️
※メールであれば相手が開封したかも分かるようなサービスは一応あります


メンタル的なものがすぐに回復するわけでもなく浮き沈みが激しい毎日
コワーキングスペースに行く気力も出ず、部屋で寝ていると
上の階にいる大家の大きな中国語が聞こえてきて寝られず募るイライラ…
虚無感で眺めているTwitterのタイムラインに
時々流れてくる海外就職キラキラアカウントをスーパーブロック

世界が憎い…!ワーク・ライフバランス?!キラキラ?!
そんな生活、私もできると思ったのに…!🤢

お前はそんな実力もなかったことを思い知らされる!🤮
諸悪は体良く騙された私、アジア人女はただの良いカモでしかない世界…!😡

そんなこんなで帰国を決意してしまう私


とはいえ、せめて海外就職のためにできることについては
きちんとベストを尽くそうと思いました。
そのためにはResumeの見直しやPortfolioの充実を目指そうと
コミュニケーションのリハビリも兼ねて、家の近く(徒歩20分)のコワーキングスペースを借りることに…

Resumeについて


昨今気軽にネットで求人に応募できる分
ネット上での応募ではスクリーニングがとても厳しいです
会社側がマッチする人材を探すために経験年数の制限
その職に見合ったキャリアがあるのか等
数字や単語を設定して、
含まれてなければ、人事に行く前にAIが事前にふるい落とすようになってるそうです
(中身の仕組みがどうなってるのかは実際知らないですが)

つまり就職サイトからの応募は圧倒的に不利。
会社のサイトに行って人事に直接メールした方が早い…
就活サイト>エージェント>人事>該当部署の部長

という感じなのではないかと…
ネイティブスピーカーのチェックはしてもらうも
専門家ではないのでスペルチェック等やちょっとした言い回しは直してもらえますが
本来なら、専門家にお金を払ってブラッシュアップしたり
効果的なResumeにするためのスコアリングサービスサイトを利用するのが望ましいです

外国人も利用できる就業支援のサービスもあります。
こちら求人紹介、CV添削、面接の練習が無料で利用できるので、
意固地にならずに利用した方が良いかも。
私はそこまで行く気力と体力がありませんでした💦


で、私が利用してみたスコアリングサイトはこちら。

最初のスコアが低すぎて笑いました
そりゃ全く引っかからないわ…

(これでも学校からの添削は受けています)

ということで、所属していたPJの売り上げや人数の数字を足してみると…

はい、上がったー

ありがとう私のキャリア、1回大手に就職できて良かった😊
ありがとう…月額億稼いでくれて…
ちょっと、チョロくないかな…しかし

結論としては日本のように職務経歴書として事実を淡々と書くのではなく
自分の偉業達成書として書くくらいが1番良いのではないでしょうか
全部俺の成果くらいにしないと埋もれます。マジで
1年プログラミングを勉強したら、
実務経験1年と同様
くらいに思え
経験年数3年くらいは学校卒業後でもイケる気持ちで💪😇
とそういえば学校で言われました…(トオイメ

書類選考で落とされるなら、
対面で会った方が圧倒的に早い件

夏頃、ネットワーキングのイベントも増えだし
学生向けないし求職者向けにIT系のイベントも増えます
MeetUpEventbriteは欠かさず頻繁にチェックしていると
ちょうどメンターを探せるイベントを見つけました。
ツテコネ無しの就活のイロハ、右も左もわからない外国人なのでワラにもすがる思いで
迷わずポチッとな

同職の人とは出会えなかったが
やはりWebより圧倒的に展開が早い

当日はグループワーク形式
3人のメンティー:1人メンター
各テーブル15分、それぞれの自己紹介と質問タイム。
同職の人ではない場合、その人の所属の会社採用のプロセス
採用の際は応募者の何を見ているのか等の質問をしました。
どういった人材が今必要とされているのか
UXデザイナーが注目されているがどういう人物を指すのか
また知り合いにデザイナーを探している人はいないかなど

その中で、私が日本出身ということを伝えると
彼のクライアントが丁度、日本市場の進出を考えていると
日本は市場規模としてもまだ大きく、特殊なので、日本人で日本の市場事情がある程度分かって尚且つ英語と日本語で両方の橋渡しができるなら、それは強みだと説明してくれました
クライアントに紹介するよ。という一言に驚きながら
私は彼から名刺をもらい自分の連絡先を渡しました

展開の早さに驚きながら一方
私が何をしてきた。というより"日本人"であることが、強みである。
ということに少しだけモヤモヤしました。
とはいえ、よくよく考えると
現地の有名大学出身でデザイナー希望の優秀な人間はいくらでもおり
コミュニケーションの問題やビザの問題がある外国人をわざわざ雇うメリットを考えると
現地人にはないメリットが必要だろうと思いました。

【次の記事はこちら】
選考まで進んだキッカケやjob offerまでのエピソードを載せます。


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