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アクリメイトに聞いた、国内コンサル業界の最新トレンドとは?

マクロミルグループは現在、データコンサルティング領域における事業の拡大を続けています。株式会社アクリメイト(以下、アクリメイト)はその事業拡大を支える1社で、2022年4月にマクロミルグループに加わりました。

独自に構築したコンサル専門の人材ネットワークを基盤にコンサルティングサービスを展開するアクリメイト。今回はそのアクリメイトの前川力音に、最新の国内コンサルティング業界の動向やトピックについて伺いました。

ビジネスを取り巻く環境が目まぐるしく変わり、DX化や新規事業を含む経営戦略の重要性から、コンサルティングファームの需要が高まっている中、いま何が起きているのか。コンサルティング業界の最前線で事業を展開するアクリメイトならではの視点でお話いただきました。

業界トレンドは「IT・DX推進」

―国内のコンサルティング業界におけるトレンドを教えてください。

国内ビジネスコンサルティング市場規模は、2021年~2026年の年間平均成長率8.8%、2021年の5724億円から、2026年には8,732億円まで増加すると予測されています(※1)。その背景には、日本のIT化やDX化の遅れがあり、多くの企業がコンサルティングファームによる支援を必要とし、市場の成長を促進していることが推測されます。

実際、経済産業省の「DXレポート2 中間取りまとめ」(※2)によると、2020年段階では「95%の企業はDXにまったく取り組んでいないか、取り組み始めた段階であり、全社的な危機感の共有や意識改革のような段階に至っていない」とされています。

この現状に対し、大手コンサルファームの多くは、IT関連の人材強化、部門設立などの流れを見せています。これにより単なるシステム導入にとどまらず、戦略策定からDX提案、システム実装まで一貫して行えることで、今後もその存在感が増していく見通しです。実際、ITやDX領域に強みを持つ大手コンサルファームが大きく売上を伸ばしたケースもあり、見逃せないトレンドです。

※1 2022年5月23日 IDC Japan 株式会社 プレスリリース「国内ビジネスコンサルティング市場予測を発表」
※2 2020年12月28日 経済産業省「DXレポート2 中間取りまとめ」 

領域特化型のブティックコンサルファームの需要が拡大

―やはり業界の中では、大手コンサルファームの存在感が大きそうですね。

おっしゃる通り、大手コンサルファームが業界の成長をけん引していますが、それだけではありません。大手コンサルファームに対して、少数精鋭で専門分野に特化したファームはブティックコンサルファームと呼ばれ、近年多く設立されています。

ブティックコンサルファームは、大手コンサルファーム出身者が独立して設立されたケースが多く、その時々の潮流やトレンドに根ざした特徴を持つ会社が多く存在します。戦略や人事領域はもちろん、ITやDX・再生領域まで、特化した強みや経験を持つコンサルタントが各社に在籍します。クライアントのニーズが多様化する今、機動的かつ尖った強みをもつブティックファームの需要が伸びていくと考えられます。

人材マッチング事業を中心に展開している私たちアクリメイトも、新規事業の立ち上げやDXの領域においてブティックコンサルファームとして企業のサポートも行っています。また、マクロミルグループでは、株式会社エイトハンドレッドもブティックコンサルファームに該当し、マーケティング領域に特化したコンサルティングを行っています。

フリーコンサルタントが活躍する時代へ

―働き方が多様化する中、企業に属さずにフリーランスで活躍するコンサルタントの方も増えそうですね。

そうですね。フリーランスでコンサルタントを行う、いわゆる「フリーコンサルタント」を自身のキャリアとして選択される方が増えています。そのような流れの中で、フリーコンサルタントと顧客企業のマッチングをサポートするフリーコンサルマッチングのニーズが拡大しています。

フリーコンサルマッチングには、エージェントが介在し、顧客企業が求める最適なコンサルタントをアサインする「エージェント型」と、プラットフォーム上で企業とコンサルタントがマッチングする「プラットフォーム型」の2つの形態が存在します。10,000人以上のコンサルタントが登録する大型サービスから、少数精鋭で領域特化型のサービスまで存在し、日々案件紹介やマッチングが行われています。

こうしたサービスの成長により、フリーコンサル市場に多くの優秀な人材が流れ込んでいます。さまざまな強みを持つ人材が各サービスに流入し、ピンポイントで顧客企業のニーズを満たす存在として活躍しています。コンサルティング業界は人材の流動性が高いとされていますが、コンサルタントのキャリアの選択肢の一つとしてのフリーランスを選択することはもはや当たり前のものとなっています。

国内コンサル業界における業態、コストイメージ

 ―フリーコンサルタントの方が活躍できる場が広がっているのですね。フリーコンサルタントに仕事を依頼する企業側にもメリットはあるのでしょうか。

企業側は、費用を抑えながらアドホックに優秀な人材を活用できる点がメリットです。フリーコンサルタントに依頼する場合は、大手コンサルファームやブティックコンサルティングファームに依頼する場合と比べて管理工数を大幅に削減することができます。そのため、同じ経歴・スキルの人材であっても大手コンサルファームと比較すると1/2から1/4程度のコストで依頼することができます。

また、フリーコンサルタント側も、希望した案件に良い条件でアサインされやすいというメリットがあります。
この双方に利がある構図のもと、市場が拡大しています。コンサルティング市場は先ほどお伝えの通り急成長を続けており、他業界からの転職も相次ぐほど人材獲得競争が激しくなっています。その中で、コンサルタントとしての実績・スキルを武器に独立した優秀なフリーコンサルタントの活用はますます進んでいくと思います。 

2,000名におよぶフリーコンサルタントが在籍する「フリーコンサルmatch」

―アクリメイトは、独自のフリーコンサルタントの人材ネットワークを持ち、サービスを展開していますよね。

アクリメイトは、新規事業の立ち上げ支援やDX化支援に特化したコンサルタントマッチングサービス「フリーコンサルmatch」を運営しています。新規事業の立ち上げや、DX化の支援などさまざまな領域に強みを持つ約2,000名のコンサルタントが登録しており、これがアクリメイトの強みでもあります。

これまで築いてきたこの強みに、マクロミルグループの一員となったことで、マーケティングリサーチやデータコンサルティング等のマクロミルグループ各社の強みが加わり、支援領域をさらに拡大しています。マクロミルグループのシナジーを活かしながら、不確実な将来に向け変革を必要とする企業のパートナーとして伴走することを目指していきたいですね。

―ありがとうございました!

<関連リンク>
● アクリメイト 企業サイトはこちら
● 「フリーコンサルmatch」サービスページはこちら 
● note記事
アクリメイト代表と取締役に聞く。なぜコンサル会社がマクロミルグループに?


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