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「シラス(天皇による統治の在り方)」と「メシアは東方から現れる」の関係性

皆さん、こんにちは・こんばんは・おはようございます。「見たかな?観たよ!」の中の人、ひろ-macrobiworldです。

今回は前回挙げたお薦め動画の内容から、シラス(天皇による統治の在り方)と、ユダヤ教の理想の国家に在り方、そこから類推する旧約聖書「東方から表れる救世主メシア」の関係について、考察して行きたいと思います。

2020米国大統領選挙の時、極左のトランプ前大統領叩きの一連の動きの中で、ネット上でトランプ支持のキリスト者の間から出てきたのが「東方=日本から出現する救世主メシア」論です。

ですがその預言は、元々は旧約聖書の一節の幾つかある解釈のひとつと、ユダヤの民族預言がルーツだったのですね。

今回、件のお薦め動画の裏どりの為に色々調べていて、初めて知りました。

ではその都市伝説の背後に何が隠れているのか?
探ってみたいと思います。

ユダヤ人の理想の国家とは


前回挙げたお薦め動画の元ネタになったと思われるブログがここにあります。

まあ〜ここでも「天皇制」と言う“左翼用語”が使われているのが、残念と言えば残念なのですが。

正式には「皇室制度」と言うらしいですね。

ユダヤ文化と日本:天皇制は古代からユダヤ民族の理想だった! - 話題の ウラの 裏話を 話そう ではないか!

詳細については動画を観るか、上記リンクのブログを読んで頂きたいのですが、
18世紀に「社会契約論」を著し、フランス大革命にも大きな影響を与えたジャン=ジャック・ルソーはユダヤ人なのだそうです。

ユダヤ教の理想の王様像とは、王と国民の間に搾取・被搾取の関係が無い王様なのだそうですが、

その社会契約論の一節でルソーは

  • 人もし随意に祖国を選べというなら、君主と人民の間に利害関係の対立のない国を選ぶ。

  • 自分は君民共治を理想とするが、そのようなものが地上に存在するはずもないだろう。

  • したがって自分は止むを得ず民主主義を選ぶのである。

と言っているそうです。

ですが、(恐らくはルソー以降)その一節を当然のことだと信じてきたであろう西洋人の認識が、一瞬にして壊された出来事がありました。

それが大東亜戦争が日本の敗戦に終った後に行われた、昭和天皇と連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサー元帥の会談です。

マッカーサーの回顧録

マッカーサーの回顧録では
(昭和天皇が)「私は、国民が戦争遂行にあたって行った全ての決定と行動に対する全責任を負う者として、私自身をあなたの代表する諸国の裁決に委ねるためお訪ねした」(と仰られた。)

そして同回想記によれば、天皇を「戦争犯罪人」として起訴せよという米国内及び国際世論の中、このような発言をした天皇に対し、マッカーサーは次のような感想を抱いた。
私は大きい感動にゆさぶられた。死をともなうほどの責任、それも私の知り尽くしている諸事実に照らして、明らかに天皇に帰すべきではない責任を引き受けようとする、この勇気に満ちた態度は、私の骨のズイまでもゆり動かした
天皇発言に感動したマッカーサーは、天皇への呼びかけを「You(あなた)」から「Your Majesty(陛下)」に改めた、と松平康昌田中隆吉に伝えた。

とあるらしい。

恐らくはマッカーサーもルソーが言ってる様に
王などの権力者=搾取する者
国民=搾取される者
と言う構図が当たり前で、

君民共治=即ち王と国民との間に搾取・被搾取の関係が無い王様の在り方、国の在り方は理想だけれど、現実社会には無い…と思っていたのでしょう。

だから昭和天皇の方から面談を希望してきたと聞いて、どうせ昭和天皇も自分に命乞いに来るのだろうと、勝手に鷹を括って昭和天皇が来るのを待っていた、と言われています。

昭和天皇とマッカーサー元帥

けれど昭和天皇は、彼のその認識を一瞬にして覆したわけです。中にはその発言を聞いたマッカーサーは驚き過ぎて狼狽したと言う説もあるくらいです。

その結果として昭和天皇は、マッカーサーにその回顧録の中で「我、神を見たり」とまで言わせる存在になったのです。

旧約聖書に書かれた預言


それゆえ、あなたたちは東の地でも主を尊び、
海の島々でも、イスラエルの神、主の御名を尊べ。
地の果てから、歌声が聞こえる。
「主に従う人に誉れあれ」と。
しかし、わたしは思った。
「わたしは衰える、わたしは衰える。わたしは災いだ。
欺く者が欺き、欺く者の欺きが欺く」

イザヤ書24:15,16

旧約聖書の記述にある「日本」 | 日本人の信仰と聖書について考える会ブログ

「東方=日本から出現する救世主メシア」論の根拠のひとつとなっているのが、旧約聖書イザヤ書のこの一節なのだそうです。

〉それゆえ、あなたたちは東の地でも主を尊び、
海の島々でも、イスラエルの神、主の御名を尊べ。
地の果てから、歌声が聞こえる。
「主に従う人に誉れあれ」と。〉

この部分は日ユ同祖論に興味のある方なら、ほぼ例外無く日本のことなのでは?と思うことでしょう。

また伊弉諾命イザナギノミコト伊邪那美命イザナミノミコトは「イザヤ(夫妻)」のことではないか?と言う説もあるくらいですので、いずれにせよ秦氏ハタしも含め、古代日本には失われた十支族のユダヤ人が何度かに渡って流れてきていたとする説は、意外と根強いのです。

その渡来した古代ユダヤ人(失われた十支族)が古代出雲や大和朝廷などで機織り技術※などを広めると共に古代日本人と混血していき…と言うのが、基本的な日ユ同祖論の骨子となっています。

※;機織り→ハタ→秦氏になったとの説が有力。

ですが一般的にキリスト教では、イエス・キリストが救世主メシアとされているので、東方の救世主メシア=日本説は否定されていますが、

ユダヤ教ではまだ救世主メシアは現れていない…と考えられているので、日本から救世主メシアが現れると信じている人も一定数いる様なのです。

この救世主メシアは既に現れているのか?まだなのか?と言う疑問は20世紀に発見された死海文書に書かれていた内容で解けることになります。

旧約聖書の原典に近いことが書かれているのでは?と言われる「死海文書」には、実は救世主メシアは1人ではなく2人現れると書かれていたのだそうです。

ひとりは「アロンの救世主メシア」。
アロンはモーセの兄ですが、そのアロンの末裔から現れると書かれているそうで、これはイエス・キリストのことでは無いか?と言われています。

そしてもうひとりは「イスラエルの救世主メシア」で、これがこの項目の冒頭に引用したイザヤ書の内容の事もあり、日本から現れる説に繋がっている様です。

この様な事情もあり、死海文書は対立するユダヤ教とキリスト教の架け橋とも呼ばれている様です。

シラスと共産主義と新世界秩序


英ロスチャイルド本家の、親日家と言われるジェイコブ・ロスチャイルド男爵が、マッカーサーと同様に、日本で昭和天皇の存在を通して「シラスの存在に気付いた稀な人物」だったのかどうか…?
それは私には調べようが無いことだけれど、

とは言え、戦後間もない時期に来日して日本に感動して、ホテルオークラのオーナーのご令嬢と悲恋…とか、そう言う逸話を聞くと「引っかかる」ものがあるのは事実です。

英本家も分家と和解したとの噂があるとは言え、天皇御一家同様に孤立気味???で、仏家に宗家のポジション取られちゃってますし。

投資の在り方が英分家のイヴリンに批判されその地位を追われたとも噂されていますが、ご先祖様の遺訓を忠実に守っていたのはジェイコブの方みたいなんですよね。

この辺り、今上陛下に繋がるものがあるなあ…と感じるのです。

逆に言えば、英王室はロスチャイルド家の影響下にあったことの証左でもあるのかもしれないですが。

本来、皇族は今上陛下をお支えしなければいけない立場なのに、皇位継承者が2人いる宮家が異常に持ち上げられ、我儘放題して今上陛下に迷惑をかけているのにも関わらず擁護されることが多く、肝心な今上陛下ご一家が蔑ろにされてしまっています。

これは、日本の秩序が壊されているのは皇室も例外では無いと言う現実の一端でしょう。

とは言え、ヘンリー・メイコウ氏のウェブサイトに書き込まれたジェイコブ・ロスチャイルドを名乗る人物の書き込みを読む限り、

仮にその書き込み主がロスチャイルド氏で、昭和天皇を通して天皇統治の在り方「シラス」に気付いた稀な人物の一人だったのだとしても、その理解は「支配・被支配」の関係性に基く理解の域を抜け出られていない、と思うのです。

一連のコロナ騒動の真の意図をロスチャイルド氏が明かした

彼に言わせれば、「支配・被支配」の関係・「搾取する者(支配者)・搾取される者(被支配者)」の関係性しか無かった欧米その他の世界の住人に、「君民共治」の為に必要な「人々の平等・平準化」を教えこみ達成するには「調教」が必要なのだ、と言うのでしょう。

けれどもその時点で、それは古代ユダヤ教徒が理想とした形に近い「シラス=天皇統治の在り方」ではなく、「ウシハク=支配・被支配、搾取・被搾取の関係」だと言うことに思いが至っていない。

シラスは権威と権力を分けており、天皇にとっての大切な宝物である民を、天皇が行政に信任・委託して統治する形になるので、天皇と民の間に搾取・被搾取の関係は無い。
また天皇の権威が正常に保たれているならば、天皇から信任された行政は天皇の宝物である民から搾取は出来ない。

思うに共産主義というのは、
ユダヤ教が理想としてきた統治の在り方を
“西洋的”な「支配と被支配、搾取者と被搾取者の関係」と言う視点や価値観で理解しようとしたから「共産主義」になったのであって、

ユダヤ教の王様の理想像の本質=理想の統治の在り方は共産主義とは似て非ざるもの、という事なのでしょう。

つまり共産主義は、かつて生きる為にユダヤ教に入信せざるを得なかった東欧人=ハザール人とその末裔…アシュケナージ・ユダヤの思考の産物なのであって、もともと古代ユダヤ教が理想としてきた統治の在り方の本質とは違うのかも。

そのこと(真理)に気付けないでいるからシラス(君民共治)とは似て非ざる世界統一政府の中身が計画されたり、
新世界秩序に持ち込むまでのプロセスに関しても共産主義の方法論が持ち込まれたのであり、

それら全ての段階に計画されていることが、グレートリセットを通じて人類を調教(コントロール)するのを目的にしているということ自体、
実は支配者として搾取する側の目線で物事を見て考えていることに、恐らく気付けていない。

必要なのは

  • 「強制」では無く「教育とその環境」であり、

  • 「コントロール」では無く他者に対する「思いやり」なのであり、

  • 「支配」ではなく「自発的な支え合い=お互い様」の精神

なのですが。

これらは強制されて身につくものでは無く、普段の人間関係や生活環境の中で、自然と育まれるものです。

最初から平等を意識しているわけでは無く、日常の生活の中で他者を思いやる気持ちが備わっているから、自然と欧米に比べて格差の少ない平準化した社会になっているわけで。

例えば先日クーリエ・ジャポンの記事(元記事は英フィナンシャルタイムズ)で、

と言う記事が出ていましたが、米国などはチップが無いと、そもそも暮らして行けないとも聞きます。

日本人の私からすると、
例えば正規雇用なのに、
企業側が社員が生活して行けない様な給料しか払わないからチップが必要なのだとしたら、
これは企業側が社員が本来貰うべき給料から金銭的に搾取してるから、その分を客が寄付で埋めてあげていると言うことですよね?
と考えるわけで(恐らく大多数の日本人がそう考えるはず)、

それって企業が社員に払う賃金に関して義務を遂行してないって事なんじゃ無いですか?企業責任を社員に対して果たしてないと言うか…。
企業側がズルしてるんだよね?(つまり企業側・経営者側が社員の生活のことを考えていない=社員に対する思いやりが無い)
…って、思うのが普通の日本人の感覚。

でも多分、それが当たり前の社会に暮らしているとチップも搾取・被搾取の関係の延長で行われているって、気付け無いのでしょう。

だから
(チップの習慣ひとつとっても日本人の様に捉えられる様になること=日本での生活経験を通して、いかに自分たちが社会の中で権力者層から搾取されて来ていたのかに気付くこと。

逆に権力者層は、自分たちがいかに人々から搾取してきていたか?に気付くこと)が、
必要なんでしょう。

勿論、企業側が倒産寸前なのに正当な理由も無く賃金上げろってなったら、それはそれで社員側が経営者側に対する思いやりが無いよね、ってなるのが日本人。

でもそうなるには社員側が、それまで経営者側がちゃんと自分たちの生活を支えられる様に考えてくれてた、と思える信頼関係が必要なんだけどね。(つまり、お互い様の精神。)

チップの件は一例に過ぎないけれど、そこに理解が至っていないから、グレートリセットで人々をコントロールするとか、調教が必要とかいった言葉が出てくるのでしょう。

「ウシハク」の世界で生まれ育った人※には「シラス」は理解出来ない、と言われる所以ですね。

※別に日本生まれでなくても良いけれど、日本の中で地域に根付いた暮らしをした経験が無いと、日本(シラス)と欧米(欧米)の考え方や感覚の違いに気付けない(=言葉では説明し切れない)ことが多いのだと思います。

日本はまだまだ必要とされている国


社会や人々の意識を平準化したいのなら、グレートリセットの為に新コロワクチンで人口削減etc.やら、社会システムのリセットの為にわざわざ社会問題起こしたりなんかするよりも、

日本で日本人社会の中で子育てするとか、日本のアニメに影響を受けて日本に留学して日本人社会で暮らしてみるとかの方が、よっぽど効果的だろうと思いますけどね。

そう言う形で日本に暮らして
日本の精神性に目覚めたり身に付けた人たちが、
母国は暮らし難いからと日本に定住するのでは無く、
母国に帰って同じ経験をした人達と共にコミュニティを作り、そこから母国全体に広げて行く。

そう言う平和的な方法でなければ(そういうことが出来る状態でなければ)、ルソーの言う「君民共治」や、日本の「シラス」の様な世界など作れませんよ。

そしてそれを実現する為には、母体…君民共治の世界を産む為の子宮と言っても良いかも…である日本国を、
日本国で生まれ育っていない人たちに支配させちゃいけないんです。

ところが残念なことに、戦後からGHQや中国共産党を背後に控えた朝鮮半島の一部の人たちの様な「ウシハクの世界しか知らない人たち」(彼らはある意味「工作員」でもある)が、日本の中枢で好き勝手してきたことで、この国の精神性は大分壊されて来てしまっています。

(彼らの暗躍の結果、日本は戦後ずっと、まともに機能するスパイ防止法すら作れずに来てしまった…つまり彼らは好き勝手にこの国に対して工作することが出来ていたわけです。)

日本は「シラス」が根付いていた国だったのに、GHQの「日本のキリスト教化」計画によって※欧米のウシハクの世界になりつつあるーーー古代ユダヤ教が理想とした、王様と庶民の関係が「搾取・被搾取の関係では無い」体制をこの世に実現した日本=「シラスの世界」が徐々に壊されているのです。

※GHQの構成員には、実は米本土から赤狩りによって追放された共産党員も多かったと言われています。
日本国内に居残った、或いは居残った家族を装って密入国して来たと言われる、中国共産党をバックに持つ朝鮮半島の人たちと、赤狩りで本国から追放された米国共産党員。

詳細は不明ですが、今となっては彼らが日本にとってあまり好ましい影響を与えて来なかったのは事実でしょう。

と言うわけで、いわゆるDS(Deep State)と呼ばれる人たちが計画してやってることが、

もし彼らのグレートリセット&新世界秩序の最終ゴールの形が君民共治の世界を地球上に実現することだと言うのなら、
(その中に在って日本を潰そうとか、壊そうとして貶めることを画策している連中は)自分で自分の首を絞める様なことをしているわけですよ。

つまり、「ネガティブな刷り込みからは、ネガティヴな未来しか作れない」ーーーわけです。

今なら、まだ間に合います。

新世界秩序(世界統一政府を作る)の目的が、格差の少ない君民共治の世界をこの地球上に作ることであるならば、

その為に必要な精神性や、その精神性によって成り立っている社会を持つ日本を壊す様なことは、するべきではありません。

死海文書では「光の子と闇の子の両方に救世主メシアが現れる」とも書かれていて、私がネット上でザッと調べてみたら、「これ、どう言うことなの?」って、頭が混乱しちゃった人もいるみたい。

でも(超長文で恐縮なのですが)、今回の記事を読んでいただけたら、どう言うことを言っているのか何となくイメージ出来ませんか?

一部のユダヤ人は選民思想が強過ぎて、日本人に対する上から目線や、嫉妬の感情故のサイコパス的な行動を反省出来ない精神構造をしており、
それが真理や真実に気付けなくしていることに(一般人だけでなく、支配層にいる多くの)ユダヤ人自身が気付かないと、もしかしたら世界は救われないのかもね。

兆しと障害


彼らがジャン=ジャック・ルソーをして、この世には無いから民主主義を選ぶしか無いと言わしめた、この世に無かったはずの「君民共治=シラス」の国や社会と、それを可能にした日本人の精神性と日本社会(日本人の価値観)。

彼ら(ユダヤ・マネーやネオコン)がそのことに気付き、日本人や日本の文化、それを育んできた日本の社会や国を守り理解しようと言う方向に方針転換出来るかどうか?

それが「奇跡の日本」だけで無く、欧米・その他この地球上の全てに君民共治の社会を実現する為の鍵となっているのでしょう。

社会契約論初版本の表紙とジャン=ジャック・ルソー

終末論の代表「ヨハネの黙示録」って、確か新約聖書の最後にあるんですよね。冒頭に挙げたイザヤ書のある旧約聖書ではないのですよ。

考えてみれば黙示録にある「裁かれて行く人たち」って、ウシハクの世界で美味しい思いをしてきた人たちじゃ無いですか?
イエス・キリストが批判してきたのも、ユダヤ教そのものでは無く(イエスはユダヤ教徒だったわけだし)、ユダヤ教の真理を捻じ曲げ、自分たちに都合よく解釈して利用している富裕層や律法学者たちだったはずです。

イエスが批判してきたのと同じことを、性懲りも無く現代でもやってる人たちがいますね。…昆虫食とか、LGBTQとか?(前回記事参照)

先に挙げたイザヤ書の、
〉しかし、わたしは思った。
「わたしは衰える、わたしは衰える。わたしは災いだ。
欺く者が欺き、欺く者の欺きが欺く」〉
の部分、そのままですよね。

真理や正義が蔑ろにされてプロパガンダや洗脳の為の情報戦で混乱し過ぎていて、何が真実か分かりにくくなっているし、人々の心も荒んでしまってきている。

イエスはいわゆる共産主義的な(と言う表現は恐らく正確ではなく、実際は君民共治的な)エッセネ派のクムラン教団に所属していたと言われています。
(「死海文書」が発見されたクムラン洞窟は、このクムラン教団が生活拠点にしていたと言われています。)

個人的にはアロンの救世主メシアであるイエス・キリストが完遂出来なかったことを、イスラエルの救世主メシアが為し遂げると考えるのが妥当だと思うのですが、

仮に日本(人)がイスラエルの救世主メシアだと言うのなら、日本社会がウシハクの世界のやり方に侵食されている現状は何とかしなければなりません。

実は、その兆しは既に欧米で現れてはいるのです。日本アニメが世界を席巻しているのは皆さんご存知でしょう。

またワシントンD.C.の桜は日本でも有名で、米国内にも桜の名所は幾つかある様ですが、
最近は欧州でも「お花見」の文化を取り入れようと、英国やフランスなどで場所が幾つか選ばれて、桜の植栽が進んでおり、お祭りなども開かれている様です。

雑草なんかだと「外来植物」が云々…とか問題になりますけど、日本でも街路樹に米原産のハナミズキとか植ってるところも増えているみたいですし、花木類は別なんですかね。

それはともかくとしても、よく「形から入る」と言いますが、形をそのまま模倣しているうちは、まだ物事の本質の理解には至っていないと言えます。

桜では無く、その国々の花で同じ様なことを楽しめる様になるか?
その国の実情に合わせて応用できるか?が本質的な理解に至ったかどうかの判断の基準になると思うので、それで行くとまだまだ始まったばかりなんですよね。

一般の西洋人が目覚め、日本を貶めよう壊そうとしている人たちに「NO」を突きつけられる様になるか?

そう言う意味では円安で物価も安い日本に海外旅行客が大挙して押し寄せる現状は、(日本にとってはマナーの悪い外国人のせいで街中で社会秩序が乱れるなど、問題もあるけれど)「世界にとっては必要な状態」ではあるのかも知れません。
でもそれは、あくまでもきっかけでしかないんです。

先述した様に本当に必要なのは「日本で、日本の価値観の中で生活する」と言う「経験」です。

母国は暮らし難いからと日本に定住するのでは無く、日本の価値観の中で生活した経験を母国に持ち帰って、その国の実情に合わせて広めてもらう。
それが一番なのです。

ワシントンDCの桜

そんな中、自分たちの生活の規範を日本の中で押し通そうとしている一部の外国人は、ある意味「障害」となっていますね。

自分が育ってきた文化を大切にするのは良いのですが、母国でそれをするのでは無く、

外国に来てそれを、その国に迷惑をかけてまで押し通そうとして、「郷に入れば郷に従う」と言う協調性を発揮することが出来ず、

混乱や争いを巻き起こす様なやり方をしている連中は日本にとってだけでなく、実は世界にとっても「敵」となっている事実に、彼らにも気付いて欲しいものです。

精神や魂の成長と言う観点から見れば、そう言う人には日本(海外)は海外旅行で来るのは良いとしても、生活には向いていないのでしょう。

本人にとってもストレスが多いのでは無いかと思います。

そう言う人は母国か文化の近い母国の周辺国で暮らす方が合っているでしょう。そして、母国の文化や宗教の理解を深めること。まずはそこから…ではないでしょうか。

深めれば、必ず異国との繋がりや影響しあって栄えてきた歴史に辿り着きます。ただし辿り着いても悪い面ばかり観ているうちはダメです。

こだわりの強い人はその条件をクリアしてからで無いと、海外で生活するのは難しいだろうと思いますね。

もっとも工作員として海外に出ている人は、そんなことは関係無いのかも知れませんが。

でもそう言う人(破壊工作員)たちは、自分で自分が救われない道への選択をしていることに、気付いていないのです。

勿論、世の中に救われたく無い人などいないでしょう。

西洋と「支配と被支配、搾取と被搾取」の関係が長く続いてきた国や地域の人たちは、それだけ傷が深いのかも知れませんが、

彼らがやっている事は「自傷行為」に等しい。
もっとも当の本人には自覚は無いでしょうが。

けれどもそう言う人たちに手を差し伸べるのは、「同じ様な経験を乗り越えてきた人生の少し先輩」ぐらいが相応しいとよく言われますね。

余りにも離れすぎて(援助者が成長し過ぎて)いると、同じ経験をしていても既に目線が合わなくなっているので、理解や共感が得難いんですよね。

前々回で、東アフリカ情勢解決の鍵はサウジアラビアなど比較的情勢が安定している中近東の国々が握っている(のかも知れない)と言ったのは、そう言った意味も含まれているわけです。

そしてそれを邪魔しているのも、共産主義を利用してグレートリセット→新世界秩序を推し進めようとしているのも、根本的な原因というか理由は同じでしょう。

簡単にまとめると「国家や社会に対する意識が、先進国とグローバル・サウスの国や地域で差が有り過ぎる」この現状で、
地球全体を一つの統治機構で治めようとすること自体が、「支配と被支配」「搾取と被搾取」の関係性で統治システムを考えてしまっている証拠なのです。

結びの記事の内容が、ちょっと難しくなってしまったかも知れませんが、皆さんはどうお考えになるでしょうか?

今回の内容は、色々応用して考えることが可能(社会の最小単位は家庭・家族です)かと思いますので、ぜひ皆さんが今関心がある問題にも応用して考えてみてくださいね。


今回はこれで終わりです。

今回も超長文になってしまいましたが、最後までお付き合い頂きました皆様には、大変ありがとうございました。

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【参考資料】

人類を滅亡から救うのは"イエスの血を引く"日本人!? 謎多き「死海文書」に秘められた戦慄の預言とは?(2015年9月1日) - エキサイトニュース

イギリスでも花見!?ナショナル・トラストの植栽プロジェクトとは? | NATURES. | 自然体験・キャンプ・ワーケーション・SDGs・離島企画

・パリの桜はどこで見られますか?(仏語)
http://www.lefigaro.fr/actualite-france/ou-voir-les-cerisiers-en-fleurs-a-paris-20230421


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