「聖書の中で最も虐待された詩」と言う題名の記事
皆さん、こんにちは・こんばんは・おはようございます。「見たかな?観たよ!」の中の人、ひろ-macrobiworldです。
今回はGabニュースに掲載されていたアンドリュー・イスカー牧師の「聖書の中で最も虐待された詩」と言う題名の記事をご紹介します。
前回は超長文の記事だったので、今回は短めの記事にしますね。
アンドリュー・イスカーは、ミネソタ州ワセカの4番街福音教会の牧師。彼はミネソタ州立大学とグレイフライアーのホール閣僚訓練学校を卒業し、ミズーリ州、ウェストバージニア州、ミネソタ州の教会に奉仕してきました。彼は「The Boniface Option」の著者だそうです。
なお全文は長くなり掲載できないので、興味のある方はGabニュースの方で全文をご覧頂ければと思います。
また記事中の引用文は全て機械翻訳による和訳となっておりますことを、予めご了承ください。
LGBTQは悪魔崇拝では無く聖書の悪用
?
イスカー牧師によるとこの詩(聖句)は
のだそうです。
そしてその後に
と続きます。
過去記事の「昆虫食の背後にあるもの」で旧約聖書の記述について意図的な書き換えがあった疑いがあることに触れましたが、
なんとLGBTQの背後では、聖書の詩文の「解釈の捏造」が行われていると言うのです。
これまでネット上では、LGBTQの思想に則った(子供達にとってはグロテスク過ぎると思える様な内容の)性教育の学校での実施を推進しようとしている連中は、悪魔崇拝者…サタニストとの関連で話されることが多かったのですが、
米国ではイスカー牧師が言うところの「キリスト教会の狼」たちもそこに関わり推進していると批難しているのです。
人口削減・移民・LGBTQ全ての背後に歪められた聖書の解釈
イスカー牧師の投稿記事をもう少し読んでみましょう。(以下、引用部分は読み易くする為に、こちらで段を細かく分けています。)
即ち聖書の詩文を一部だけ切り取って、世の中に存在する区別を差別に言い換える根拠にしていると言うわけです。
キリスト教の牧師さんが書いていることなので、記事の引用外の部分では受け入れられない箇所も少なからずあるものの、人々の心の拠り所である聖書の記述さえも書き換え、或いは歪んだ解釈を広めて、人々の平和な暮らしを壊す為に利用する教会勢力があることは覚えておいた方が良いでしょう。
ともすると保守派のキリスト者ですら、その流れに載せられてしまっていると、イスカー牧師は嘆いているわけです。
キリストもキリストの弟子たちも、自分たちが広めた教えをこんな風に悪用される時代が来るなんて、思いもよらなかったでしょうね。
勿論、中世〜近代に於いて為政者や権力者が自らの保身や強欲の為に、詩文を都合よく利用する為に歪めた解釈を押し通すことはあったのかも知れません。
でもそれはその為政者や権力者が治めたり、影響力を発揮する地域に限られたものだったでしょう。
現在の様に国境を超えて、世界を混乱に陥れようとする事態など、無かったのではないでしょうか。
ネガティブな刷り込みからは、ネガティブな未来しか作れない
私の記事では何度も繰り返して書いて来ていることではありますが、イスカー牧師の記事からもそれは感じます。
即ち何故、「ユダヤ人もギリシア人でも無い」
や「男でも女でも無い」と言う言葉が「イエス・キリストの名の下にひとつである」と言う纏め(?)条件付け(?)を意図的に省略し、
何故か「〜無い」の部分だけを切り取って
「区別すること=差別することで、差別することはいけないことだ」になってしまうのか。
勿論差別はいけないことではあるのですが、区別することを差別と感じてしまうのは、心理学的に見れば、そこにネガティブな刷り込みによる認知の歪みがあると考えられるわけです。
だから左翼・リベラルが悪いと言っているわけではありません。
多様性によるダイバーシティを推し進めて来たのは、他ならぬリベラルであり左翼です。
ノーマルとLGBTQの区別を、個性と捉えて各々の形で尊重するーーーそう言う方向性だってあったはずです。
実際、今まではそうでした。
なのに何故、いきなり区別を差別と言い換え「みんな一緒」に扱いましょうで、それぞれの個性であったはずの“特徴”を否定する方向に流れるのか?
特徴を個性として認め尊重するなら、自ずと区別は生まれます。(都合や日替わりでコロコロ変わる様な性自認は個性でも特徴でもありません。それは単なる「気分」と言うのです。)
区別のないところに、個性の存在はあり得ません。
日本では(特にビジネスの場で)、競合他社にない特徴を作りそれを強調して売り込みたい場合、「他社との“差別化を図る”」と言う表現を使ったりするわけですが、これは差別という言葉をポジティブな意味で使っているケースですね。
つまり「差別」と言う言葉をネガティヴに捉えるか、ポジティブに捉えるかは、その時の人間の都合次第。
ネガティブな部分だけを拡大させ、本来「区別」の領域の部分まで侵食しているのは、
「差別による区別への侵略行為」と言っても良いと思いますが、要はそれを行なっているのは一部の特定勢力側の人間たちなのです。
日本でLGBTQ法案を強行しようとする与党議員には、宗教や思想的背景は関係ないとは思いますが、余りにも浅はか過ぎます。
(もっとも、各党がバラバラに法案を提出する事態となり、通す気が無いのでは?と言う見立てもある様ですが、)
事はLGBTQ法案だけの話ではありません。
コロナやウクライナ侵攻をきっかけに、余りに多くの民意無視とも言える動きが噴出しています。
そうした事態は「認知の歪みがあるから、正しい判断力を失っている」ことで起きているとしか思えません。
利権が絡んでいるからとよく言われますが、その利権で儲けたとして、そのせいで世の中が混乱し地獄化した様を見た時に、利権の為にその原因となったであろう人の心を捨てた政策や計画を推進している政治家や経済人たちは、幸せを感じられるのでしょうか?満足できるのでしょうか?
私は罪悪感に囚われ、後悔するだけだと思いますけどね。
そうなってからでは遅いのですから、いい加減目を覚まして欲しいですね。
いったいいつまで認知の歪みを持つ人たちにへーコラ&ペコペコし続けて、日本国民を犠牲にし続けるつもりなのか。
欧米だと大統領に選出されると、就任式で聖書に手を置いて宣誓するけど、日本の総理大臣も天皇陛下の前で宣誓するぐらいのことはして欲しい。任命式の話は聞くけど、宣誓しましたって話、聞かないものね。
総理大臣になった時は、任命式の時に「日本国と日本国民の為に働きます」って陛下の前で誓って欲しいわ。日本本来の統治の在り方は「シラス」なのだから。
行政が国民を苦しめ、国民を犠牲にすると言うことは、(国民は天皇陛下にとっての大御宝故に)天皇陛下から委任された行政が天皇陛下を裏切ると言うことになるのだから。
宗教的な側面から見えて来たこと
前回・今回と続けてグレートリセットに関連して宗教絡みの話をして来たわけですが、そこから何となく見えて来たことがあります。
いわゆる共産主義的な指向性を持つグローバリストは、「暴力革命」の旗印の下人々の不安を煽り暴動を起こさせて今ある体制を否定させ、
「世界統一政府」と言う「新たな集団独裁体制」に持ち込み、
特定の既得権益を持つ者のみが富を独占して、残った僅かな富を「大多数の中産階級〜底辺層で、“平等に”分け合う」と言う欺瞞に満ちた世界に持ち込もうとしているのですが、
それらは今回の件でもわかる様に、心の拠り所であり社会の規範を一定程度担って来た宗教にすら疑問を抱かせ、民衆に忌避させる方向に煽っている様に思えます。
でもこれでは人間は心身ともに保たず、社会は崩壊→滅亡の道を歩みかねません。
中国などは「共産主義」では無く「国家資本主義」を世界に持ち込もうとしているなどと言われますが、国家資本主義と言う言葉はレーニンもネップの正当化に積極的に用いた言葉だそうだから、同じ土俵の上に立つ方法論なのだと言って良いでしょう。
世界経済フォーラムはさらに、この国家資本主義とステークホルダー(株主)資本主義を合わせた様なーー→その結果が新たな封建的独裁主義に限りなく近い形ーー→を志向して、会長のクラウス・シュワブをして「中国は世界のロールモデル」と言わしめたのは歴史の皮肉でしょうか。
けれども新世界秩序に「世界連邦政府※1(国連の改革強化版組織)」を想定している人たちは、
無用な争い(戦争に繋がる要因)を無くす為に出来るだけ異質なものの融和を図る…、
例えばアブラハムの宗教(ユダヤ教・キリスト教・イスラム教)の様に、元はひとつだったものに関しては融和を図ることで出来るだけ再統合(=エキュメニズムの延長)して原点に帰るーーーと言う方向性を指向している様に見えます。
つまり世の中の構造をできるだけ簡略化してコンパクトにまとめ、どうしても纏められない地域的(個人も同じ)な個性や特徴は、尊重して行こうと言う方向性です。
(詳細については宜しければ「日本神話と日本のホロスコープ第3章」の方も、ご参照くださいませ。)
新世界秩序への流れは(グレートリセットが始まり、既に動き出してしまっているので)もう止められないと言われていますが、ゴールである新世界秩序の中身は、まだ私たちの選択と行動で決められると言うことなのでしょう。
その為に今、何が必要か?
未だ目覚めてない人々には、まず目覚めて頂く必要があるかとは思いますが、
既に目覚めている人たちに必要なのは、その新世界秩序のビジョンの選択可能な中身に気付くことなのでしょう。
最後までお付き合い頂きました皆様には、大変ありがとうございました。
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次回は【お薦め動画】の部分をご参照くださいませ。
良かったら、また次回も会いにきて下さいね。
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【参考資料】
※1;日本では話題にならない、英チャールズ国王が背負う「支配の歴史」。即位に対する各国の反応から分かること
(記事中に英連邦についての記述があります。連邦制の実態を知らない日本人が多いと思うので、参考まで。)
【お薦め動画】
あと今回の記事の参考にしたわけでは無いのですが、難しい言葉をなるべく使わずに(皇室制度を天皇制と言ってしまってるのが残念だけれど)、今の日本の状態について、とてもよく纏められていると思うので、大人は勿論のこと若い方にもお勧めの動画と言うことで、こちらの動画のリンクを貼っておきますね。
キリスト教やユダヤ教の理想とする社会像は、よく共産主義と親和性があると言われますが、あにはからんや、その内容は私たちが知っている共産主義よりも、むしろ天皇による統治の形である「シラス」に近いものだと言うことを教えてくれる動画です。
でもこれ観ちゃうと、日ユ同祖論に与するユダヤ人がよく言う、日本人がユダヤ教に繋がる精神性に目覚めなきゃいけないと言うよりも、
ユダヤ人の人々の方が「シラス」に目覚めなければいけないんじゃ無いの?
(「シラス」は日本だけで無く、古代ユダヤ教の片鱗を示すものでもあるのかも?
真理を忘れてしまっているのは、日本人ではなくユダヤ人の方なのかも?
だから、)
彼らが上から目線で言ってること、実は主客が逆なんじゃない?と思わずにはいられなくなるんですけどね。
と言うわけで、次回はこのテーマについて探っていきたいと思います。
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