マガジンのカバー画像

日本神話と日本のホロスコープ

12
預言書としての読み方もある古事記。 古事記で描かれているエピソードをもとに、ホロスコープで近現代〜未来を検証・予測するシリーズです。
連載していたものを、ひとつにまとめました。 バラで買うよりお得です。
¥2,500
運営しているクリエイター

#ホロスコープ

建速須佐之男命に観る日本と東アジアの関係①

建速須佐之男命に観る日本と東アジアの関係①

前回までのシリーズでは、「天照大御神、天岩戸隠れ(引きこもり)事件」を機に、建速須佐之男命(以下、須佐之男命)が高天原から追放されたところまでをホロスコープを交えながら現在の日本の問題として読み解いてきました。

この須佐之男命のことは、前回シリーズでDSや中共そのものというよりは「獅子身中の虫」と考えた方が良いと述べました。

これは須佐之男命が天照大御神の弟…つまり身内で、外部勢力では無いから

もっとみる
天岩戸隠れと日本国憲法公布図④

天岩戸隠れと日本国憲法公布図④

前回は天照大御神が岩戸から出てきてめでたしめでたし…のところまでの検証でした。

天岩戸伝説には、実はまだ続きがあります。

この続きの部分が、これからの日本の行方に関連してきそうな部分ですので、続きを見てみましょう。

須佐之男命と獅子身中の虫古事記には天照大神が岩戸から出てきた後、八百万の神々が話し合い、須佐之男命にはたくさんの贖罪の品物を科し、髭と手足の爪を切って祓えを科し、高天原から追放し

もっとみる
天岩戸隠れと日本国憲法公布図③

天岩戸隠れと日本国憲法公布図③

さて前回は、天岩戸伝説の天照大御神が天鈿女命の踊りに皆がやんややんやと囃し立て騒ぐ宴の音に、何事かと天照大御神が岩戸のそばに来て外の様子を窺うところまででした。

今回は、その続きからです。

天岩戸伝説と現代日本
天照大御神は岩戸に手をかけ細く開けたところから外を伺い、尋ねます。

「自分が籠ってしまったから、高天原や葦原中国は闇に包まれている筈なのに、なぜ天鈿女は舞踊り、八百万の神々は笑ってい

もっとみる
天岩戸隠れと日本国憲法公布図②

天岩戸隠れと日本国憲法公布図②

連載2回目の今回は、まずは日本国憲法公布図のお話から始めたいと思います。

日本国憲法公布図と日本の神々
日本国憲法公布図の第1ハウス…国民の状態や基本的運命・運勢を表す位置に月があるのは興味深い事です。

月といえば月読命ですが、これは月の満ち欠け=時間を体現する神様です。月の満ち欠けはそのまま農作物の栽培や収穫、海に漁に出るタイミングに影響するので人々の生活を守る神様でもあります。

因みに月

もっとみる
天岩戸隠れと日本国憲法公布図①

天岩戸隠れと日本国憲法公布図①

今回から『日本神話と日本のホロスコープ』というテーマで、連載を始めます。
第1章は「天岩戸隠れと日本国憲法公布図」について書いて行きます。

本題に入る前に先ずは最初に、政経占星術と日本のホロスコープについての簡単な説明をしておきたいと思います。

政経占星術の基礎知識
国家の運命・運勢は大抵の場合
・憲法が公布、又は施行された日
・独立宣言の日
・国家元首の生年月日
のいずれかをその国の誕生日と

もっとみる