「人のせいにする」をやめて、「誰のせいでもない」と考える。
仕事において、勉強においても
頑張れば頑張るほど、苦難にぶつかったとき、上手くいかなかったときに
その原因は
「自分以外のモノにある」
と考えてしまう。
この「モノ」は自身の置かれた「環境」であったり、自分に関わる「人」のせいだとも考えてしまう。
「家族が協力的ではないから」
「上司・部下が協力的ではないから」
「今の時代が悪いから」
といった具合に。
一方で、上手くいかない原因が「自分」と捉える考え方もある。
「自分に原因がある」という考え方
この考え方は注意すべきだという指摘が色々な書物に記載されている。
メンタル疾患を患ってしまうタイプの人は、このタイプが多いとのことでもあった。
自分はこの手の考え方を持っている時期があった。
この考え方を持つ自分を「責任感がある自分」と自分自身は捉えていて、良いことだと考えていた。
だが、それは随分の思い違いであった。
「自責の念」から短期間であれば、とにかく頑張ることはできる。
だが、この頑張りには限界があるそうだ。
実際、自分自身はどうだったかというと
頑張りすぎて気持ちが切れてしまった経験がある。
困難に次いで困難が続いてしまって、もうやる気がなくなってしまっていた。
・・・理論通りだったわけである。
「どこに問題があるのか」という考え方を採ると上手くいく
人のせいにするのでなく
自分のせいにするのでもなく
「上手くいかない原因・問題はどこにあるのか」
「その原因・問題を解決する為に必要な策を採る」
という考え方だ。
事務的な考え方だと見られたり、人情がないという考え方と捉えられたりすることもあるが、「問題」「原因」の存在を明らかにして、そこにアプローチを採る。
この考え方を採ることができれば、物事を上手く進めることができるそうだ。
上司がいて、部下がいて、その間に挟まれて生きていくのが世の常である。役員になったとしても、社長がいて社会がある。
どの立ち場になっても、上の人と下の人と上手く付き合っていかないといけないのは変わらないだろう。
こういう局面で生きていくには「ブレない考え方」が大事になる。
自身を振り返ると、上司の顔色を見て意見を変え、部下に合わせて意見を変えて・・ということをしてきたが上手くいかなかった。
「考え方」を変えてから、色々と上手くいくようになったし、仕事が楽しくもなった。
これもまた今後、磨き上げていかないといけないモノだと、自分は捉えている。
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