「何で俺らは苦労しなきゃいけないんだ?」と向き合う
このマガジンは「電験攻略」が最大のテーマだが、その裏には「自分たちがどう幸せに生きるか」を根幹に据えている。
もし、電験マガジンの読者が困っている事があれば、微力ながら全力で支えに行く。(被災があって米がなくなれば米も送るし、車に乗せて届ける事もする腹づもりだ。)
今電験に挑戦する人の不満
ただ、その「電験」なのだが、大きな問題を抱えている。
昔と比較して、今挑戦している人は明らかに苦労している
ということだ。
「苦労の存在」は揺るぎない事実。
実際、不満が大きくなってしまって、勉強できなくなってしまった方がいた。
今年の受験を辞めた人も数人知っている。
ただ、電験に関しては、最早どうしようもないレベルに来ていると自分は思う。
今年、来年でケリをつける!!!という意気込みで突破するしかないだろう。
人それぞれの苦労と今後の動きを読んで行動
「苦労」とどう向き合うか??を話しておきたい。
苦労というものは人によって違いがあるのだが、共通する苦労もある。
どうしていくかを考え、そして、早めの対策を打つ。
まずは電験に関する自分の悩みとその対策から。
■自身の「苦労」
自分自身、電験3種の無茶ぶりに辟易していたのも事実であり
所詮、勉学において
「プロ講師もyoutuber講師も悪でしかないんじゃないかな」
と思い、投げ出したくなった。
だが、色々考えるうちに、考え方が変わり、超頑張ることにした。
※昨日は、出逢いから知人のお父さんと「日本の歴史」「人の思想」「宗教」という心の根本の話をすることになり、縁を感じた。
【対応策】環境に合わせて行動する
色々なモノが無料公開になっている世の中だが、事実として「資格」に関してはすこぶる相性が悪い。
インフレに加担してしまうからだ。
ここに関しては、きちんとした線引きが大事だと思う。
自分はnote株式会社とやり取りする中で、この電験マガジンを立ち上げたわけだが、決めている事がある。それは
必ず人数制限をかける
ということだ。
note株式会社さんは10000人などと仰っていたが、人数は環境次第だと自分は思う。
電験に関しては「電験の専門学校」があったり、大手TAC、youtuberの存在もある。
特にyoutubeは簡単にアクセスできて、広く閲覧されるので注意が必要だ。情報が溢れるほど、試験問題から基本問題は消えていくだろう。
他の国家資格のように、合格点が6割を超えることも十分にあり得る。
自分の責務と存在価値
youtubeで基本問題を垂れ流して、試験問題から基本問題を消す方向に動く今の世の中。
自分の責務、自分の存在価値としては
「きちんと環境の調査をして、自分のマガジンを読んでくれる人を100%合格させる」
「人数制限をかけ、その人たちには周囲とは数段階違う知識を入れ込む」
だろう。
これが点差に繋がる。
世の人の為になると自分は考えた。
【参考】最近の動向
工業高校は最近、電験の勉強に力を入れている。出版社の電験合格記に名を馳せたいという目標があったり、学校側も「電験合格者〇名!!!」と打ち出したかったりする。放課後に対策をしていたりする。時間のある学生は長時間拘束されるyoutubeとの相性がまた良い。先生も楽できると聞いている。また、工業高校生は優秀な成績と電験を持っていれば、電力会社に入社できる。地元であればあるほど。安パイだ。高卒で電力会社であればほぼほぼ安泰。送電といった特殊風土(体育会系)の適性さえ判別していれば、仕事面ではゴールしてしまっていると言っても過言ではない。
⇒基本問題と教科書問題に滅法強い。だが、電験2種以上は超えてこない。高等数学を持っている講師が少ない。(この講師を目指すというのもアリだろう。専門学校では講師募集していたりする)
高専勢は電験にはあまり力を入れていない。元々就職100%なので資格というより、専攻科という2年延長の高専機構に入ってもらう事に熱心に取り組んでいる。ここがもし、動いたらとんでもないことになるがまずないだろう。高専は応用物理と応用数学に教授クラスがそれぞれいるので、とてもじゃないが太刀打ちできない。学生と社会人だと時間の有無も格段の違いがある。
電力会社勢は電験3種2種に特に大きな動きはなさそうだ。軋轢を生むだけなので、電験3種や2種を活かすような地域の仕事を取りに行くことまではしないだろう。
社会人は大手企業(TAC等)や充実する参考書、Twitterの相談、youtubeといった状況によって大きく変動するだろう。どこまで公開していて、どこまで理解しているのか?という分析をきちんとしておかないと、講師は大変な事になる。一生懸命教えているつもりが「それが水準でした」となれば、合格点付近の教育しかできていない事になる。(「昔の応用問題が今のスタンダードになっていた」という意味である)
■他の資格
話が変わるが、先日あれほど、電験をバカにしていた定年間際の元上司から「電験の勉強の相談に乗って欲しい」と連絡が来た。
当然ながら、お断りした。
大変申し訳ないが、楽を探す人に救いはない。
地道に頑張ってもらえればと思う。
少し腹黒いというより、これからの人生を生きる「戦略」に関する話をする。
自分自身、どのように生きたいか?(活きたいか?)は決まっているだろうか??そして、そこと必要な資格の紐づけはできているだろうか??
・・・
・・・・
そう。
これまでの話を踏まえた上で、資格に関して何が言いたいかというと
「先行して資格を取っておけ!」
ということである。
資格は簡単なうちに取得しておいた方がいい!
先日、自分は下水3級の試験を受け、自己採点の結果、恐らくだが、合格点を超えることができた。
Twitterで簡単だよ!過去問やるだけ!とコメントをもらったのだが、明らかに最近は難しくなっている。ちゃんと試験分析し、取得点数を整理すると、過去問2~3年分で合格できるレベルでは100%なくなっている。
電験と同じ轍を踏んではいけない。
「まずは資格取るか」ではないのだ。
資格はあなた自身を生きやすくする為の通行パスのようなモノ。
勿論、通行パスの見せ方を工夫して、違う道を通ることは可能かもしれない。
ただ、正規のパスを持っている人が優遇されるのは言うまでもない。
ここを電験マガジンの読者には伝えておきたかった。
御礼を声を大にして言いたいのだが、電験マガジンはもうすぐ50名の読者になる。また一人、日本で困る人を助ける事ができる。
ありがとうございます。
それでは仕事に戻ります。
工夫しつつ、急いで仕事をしていきます。
22日の決戦を控える人は自分の選んだ問題集をインプットして、抜けを予測した模試を解く中で、レベルアップを図って下さい。
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