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【製図試験】人見知りマンさんのランクⅠ答案検証動画がすごい!!

こんにちは、macoです。
令和2年の一級建築士の学科試験に独学3か月で合格し、その勢いで製図試験も突破。ストレート合格しました!
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この記事では一級建築士YouTuberである人見知りマンさんの動画ついてご紹介したいと思います。
ご存じの方も多いかと思いますが、人見知りマンさんはTwitterやYouTubeなどで一級建築士試験に関する情報を発信されています。
最近では、慶学サロンのメンターとしてもご活躍中です。

製図勉強中、人見知りマンさんの動画には大変お世話になりました。
その中でも特におすすめしたい動画をご紹介します。

ランクⅠ答案を各部門で検証してみた!シリーズが秀逸

人見知りマンさんの動画で一番おすすめしたいのは、ランクⅠ答案を検証してみたシリーズです。
人見知りマンさんの再現図(令和元年、ランクⅠ答案)を使い、法規、設備、構造、空間構成の4項目について詳しい方たちとコラボして、検証していく動画です。
1つの動画は約15分、全8回のシリーズになっています。

1本15分というのがまた絶妙で、長すぎずちょうど良いんです。
この動画は令和元年の課題について解説している動画ですが、試験で抑えるべき基本がたくさん学べます。

私自身、学科試験終了後すぐにこの動画を視聴し、何度も繰り返し視聴しました。
製図の勉強を開始する前には「こんな感じなんだ~」とただ視聴しただけでしたが、だんだんと話している内容が理解できるようになり、見るたびに勉強になりました!

令和3年以降に試験を受ける方にとっても、非常に有益な動画だと思いますので、是非視聴してみてください。

シリーズ1~3:法規編(padmateaさん)

シリーズ1~3は法規です。解説はpadmateaさん(以下、padさん)です。
padさんはTwitter等で一級建築士試験関連の助言をしてくれています(私もお世話になりまくりました)。
padさんは特に法規について精通されています(愛用の法令集は井上書院の青本だそうです!)。
noteやブログでも情報発信してくれていますよ!
padさんのnoteはこちら。ブログはこちら
(padさんのnoteで個人的に一番おすすめなのはこちらの記事です。)

■法規編 ①:延焼ライン、竪穴区画面積区画
シリーズ第一弾は法規、延焼ライン・竪穴区画面積区画についてです。
法規については年々採点が厳しくなっていると言われています。
特に平成30年の試験で初めて図示を求めれた延焼ラインですが、令和2年の試験でも相当な数の受験生を泣かせたんではないでしょうか、、、
きちんと理解すれば難しくないものですので、この動画を視聴してしっかりとポイントを抑えてランクⅣを回避しましょう!

面積区画についてですが、私も人見知りマンさん同様、階ごとの水平区画しかしたことありません!(垂直区画もちゃんと理解はしていましたよ、、、?)
建築技術教育普及センターが出している標準解答例では、令和元年10月試験の標準解答例②や平成30年の標準解答例①が垂直区画をしていますので、チェックしてみると良いと思います。
スパンドレルについてもこの動画で勉強しました。スパンドレルってなんぞ?という方(学科試験合格直後の私のことw)は、視聴をおすすめします!

■法規編 ②:歩行距離・重複距離
シリーズ第二弾は歩行距離・重複距離についてです。
歩行距離・重複距離については、ただ何となく学校から言われた数字以下にしている方もいるのではないでしょうか?
なぜそうなるのか?という基本をこちらの動画で確認してみましょう。
もちろん法令集も合わせて確認しましょうね!

■法規編③:敷地内通路・移動等円滑化経路
シリーズ第三弾は敷地内通路・移動等円滑化経路です。
移動等円滑化経路については令和元年12月試験の標準解答例にて初めて考え方が示されました。
令和2年の試験では、きちんと対策していた方も多かったと思います。
(令和2年の標準解答例には図示されていなくて肩透かしをくらいましたが、、、)
敷地内通路についてもこの動画でしっかり抑えましょう!

シリーズ4・5:設備編(枢さん)

シリーズ4・5は設備です。解説は枢さんです。
枢さんは平成30年に合格された方で、設備に精通されています。
設備って難しいですよね、、、実務で関わっていないと全くイメージが沸かないですよね、、、そんな方はとにかくこの二つの動画を見てください。

■設備編①:電気設備・給排水設備
シリーズ第四弾は電気設備・給排水設備についてです。
設計製図試験では合否発表時に、その年の合格基準等について示されますが、平成30年以降はPS・DS・EPSが欠落している場合は重大な不適合にみなされるようになりました。
たった1m×1m~2mのスペースですが、計画するのを忘れるとランクⅣになる可能性が非常に高いです。
こちらの動画でしっかり確認し、ランクⅣを回避しましょう!

■設備編②:空調設備
シリーズ第五弾は空調設備についてです。
空調設備についても苦手意識が強い人が多いのではないでしょうか?私もその一人です(そもそも学科試験の環境・設備も苦手でした、、、)。
空調設備についてしっかり理解していないと、空調設備の熱源の選定や、DSの有無の判断ができません。
DSの欠落は重大な不適合にみなされるようになりましたので、空調設備についてもきちんと理解し設計を行いたいですよね。
こちらの動画では系統図を使って解説をしてくれています。設備が苦手な受験生は是非視聴してください。

シリーズ6・7:構造編(ディーさん)

シリーズ6・7は構造です。解説はディーさんです。
ディーさんは約20年間の現場監督としての経験がおありで、構造・施工に精通されています。
Twitterでは、先輩合格者として後進の受験生に優しくアドバイスやエールを送ってくれています(私もディーさんの優しさに励まされた一人です)。
ディーさんはnoteでも構造や施工について情報発信されています。現場の写真が豊富で分かりやすく、そちらも必見です!
ディーさんのnoteはこちら。ブログはこちら

■構造編 ①:多目的ホールの構造(大空間の構造)
シリーズ第6弾は多目的ホールの構造(大空間の構造)についてです。
令和2年の試験では大空間は要求されませんでしたが、令和元年、平成30年、平成28年の試験で大空間が要求されています。
令和3年以降の試験でも大空間が要求される可能性は高いと思いますので、大空間の柱の大きさや梁の架け方などについて、この動画でしっかり学びましょう!

■構造編 ②:屋上庭園・吹き抜けの構造
シリーズ第7弾は屋上庭園・吹き抜けの構造についてです。
屋上庭園の構造・吹き抜けの構造についても何となく計画してしまっている方、多いんじゃないでしょうか?(私もその一人、、、構造専攻してたんだけどなぁ、、、)
梁のサイズがどうやって決まっているのか?答えられない方はこの動画を見て勉強しましょう。
大梁?小梁?良くわからない方もこの動画を見て勉強しましょう。
梁伏図はここ数年は要求されていませんが、大梁と小梁の架け方もしっかり理解したいですね。

シリーズ最終回:空間構成編(イチケンさん)

シリーズ最終回は空間構成です。解説はイチケンさんです。
イチケンさんはTwitterやイチケンZOOM講義で後進の受験生をサポートされています。
イチケンZOOM講義はキャンセル待ちになるほど人気ですね!
私は日程がどうしても合わず、イチケンZOOM講義を受講したことはないのですが、人見知りマンさんとのコラボ動画やはかせさんとのコラボ動画を視聴していました(ブルースハープ、カッコ良い!!)。

製図試験においては、合格の基準等が試験元から毎年示されていますが、その採点のポイントの一番に空間構成と記載されていますね。
それほど重要なものなんですが、空間構成って何となく曖昧ですよね。この動画で空間構成とは何なのかを明確にしてみてください。

まとめ

製図試験を受験する方には、とにかくまずはこのシリーズを見て頂きたいです!
この8本の動画に製図試験の抑えるべきポイントが凝縮されています。
1本15分程度の動画ですし、YouTubeは再生速度を早くできますから、お忙しい方も是非視聴してみてください。
人見知りマンさんはこの動画以外にも、一級建築士関連の動画をたくさんアップしています。
受験生にとって、とても有益なチャンネルになっていますのでおすすめですよ!

あなたの合格を心から応援しています!


■おまけ■
余談なんですが、この動画、皆さん本当に解説が上手で、聞きにくいところが全くないのがすごいです。
話すときにフィラー(「えー」とか「あー」といった発話中の意味を持たない言葉のこと)がほとんどないんです。これって簡単な様でとても難しい。
特に、緊張したり、自信がないとフィラーが出てしまうことが多いんですが、フィラーがでていないということは、解説をしている方々にとって話している内容に迷いがなく、自信をもって解説されていると思いました。
もちろん動画を撮影する前に練習や話す内容を決めているとは思いますが、それを踏まえてもなかなかできることではありません(実体験)。

はぁ~すごい。ほんとにすごい。
最後はただの動画のファンみたいになってしましたが、とにかくすごい動画だということが伝わると嬉しいです。
まだ見たことのない皆さん、是非見てくださいね~!!

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