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学びは継続が大切


高校や大学時代に色々な勉強をして検定試験を受けましたが、実際には使えない自分がいて、検定などは意味がないと思っていました。例えば英語です。
いざ外国人相手に話せるのかというと、話せませんでした。だから検定は意味がない…そう思っていました。

大学卒業後ホテルマンになり、必要に迫られた時に、自分が伝えたい言葉を必死で覚えました。二級を持っている、なんて言っても使えないなら意味がないと、そう思っていました。
ホテルマンになったときや、ホテル内の部署異動で営業部婚礼課でウエディングプランナーになったとき、免許や資格は全く必要ありませんでした。

ただ、私はホテルで働いている中で、〇〇といえばmacoと言われる何か武器が欲しくて、中国語と紅茶、ハーブティーを勉強しました。ソムリエに代わるもの…それでティーコーディネーターをとりました。macoお酒が苦手でして…。

好きで勉強した中国語は検定を持っていませんでした。資格だけあって話せないよりも、資格がなくても話せる人の方が良いと思っていましたから、それを誰かに証明しました(笑)。
おそらく自分に証明かな。

ホテル勤務を経て、上海駐在で働いた時に私は、ある程度の中国語を書けるし話せる状態でした。上海で中国語だけで仕事して生活して生きていました。

いざ帰国して、その後の就活などの時に、履歴書に書いて見ず知らずの人に一目でわかる物差しとしては、〇〇検定○級などは便利だなと思いました…

その後、専門学校で勤務したときに驚いたのは、「〇〇検定、〇〇検定」と、教員が言っていることでした。私は実務科教員としてホテルコースやブライダルコースの学生達を教えましたが、入職してすぐは、検定試験が役に立つと思えずにハテナの毎日を過ごしていました。
専門学校で教員になったときも教員免許は必要ありませんでした…(中学高校教諭免許は持っていますが)。

学生や他の教員から、「ウエディングプランナーになる為には何の資格が要りますか?」なんて言われても、違和感ばかり感じていました。資格はいらないから。

資格とかそんな事よりも、きちんとした日本語が話せて書けて、人の話(新郎新婦のリクエスト)を聞くことができてそれをカタチにして組み立てていく企画力と提案力、料理や飲み物や施設設備の把握、結婚式全般の知識、一組で何百万というお金を扱うので、それを任せていただける信用度、信頼性をコツコツと高めること…等、他にもたくさんあります。
相手に対して謙虚であり、感謝と敬意を払う姿勢を常に心に持っているかが大切で、機嫌をすぐ顔や態度に出す人はホテルマン(ウエディングプランナー)として良くないです。

お客様との幅広い話題についていけて、多くの提案ができる引き出しは必要だから、常にアンテナ張って知識を増やしておくことが必要で、資格があるからって真のウエディングプランナーにすぐになれるものではないです。

何だか長々と書いていますが、ウエディングプランナーには、人間力が必要!
(検定としては秘書検定の内容が実務には1番役に立つかなと思います(私個人の見解です)。)

そんな風で教員生活が始まりましたが、授業をしたり、試験問題を作ったり、就職指導をしたりしていく中で、資格などは、学生が頑張って勉強した証であるなと、手っ取り早いなと、思うようになっていました。学習成果が可視化されてわかりやすいのです。
履歴書右上の欄にずらりと並ぶ資格は、学生達の武器でした。

そのうちに、学生達が受験する同じものを私も受けてみるようになり、ホテル系やビジネス系の検定はいくつもとりました。ブライダルも数年前に国家検定ができたので受験しました。

今の私は…これからに向けてのパワーアップ期間なのですが、資格にこだわっていることに気づきました。以前はハテナだったのに…。
完全に学校勤務時代から影響されています。

色々と挑戦していますが、その一つとしては着付け師です。先日、三級を受けて合格しました。バンザイ!
資格を取ることで自分に自信をつけているのですね…。
いつか、着付けも仕事にするとしたら、永遠に学びの終わりはないのだと思います。
ひとりひとり体型も違いますし、何人も何人も着付けをしながら手や感覚で経験値を増やし続けるものなのでしょう。
資格を取った先に、本当の学びが待ち受けていると思います。


新月なので、最後に書いておきましょう☆
花嫁衣装を着付けできるようになり、インバウンドも対象に、小さな結婚式のお手伝いができたらなと、思っているところです。



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