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転職に必要な三大項目 その1-②将来どうなりたいのかを考える~ビジョン~

転職に必要な三大項目の1つである「将来どうなりたいのかを考える」を行う際、ヒントとなる「ビジョン」について今回はお話していこうと思います。


ビジョンとは

ここでお伝えする「ビジョン」とは、「ミッション」=人生をかけてでもやり遂げたいことのゴール地点や中間目標をイメージ化したもの、具体化したものです。※ミッションについてはこちらの記事をご確認ください
具体的な目標であり、ビジュアル化された目標ととらえて「ビジョン」=こうなりたい理想、と言い換えても分かりやすいかもしれませんね。

より分かりやすく考えるために、あなたが子育て世代だと仮定しましょう。
妻と子供2人の4人家族。子供2人を大学まで行かせたい!と目標「ビジョン」を立てたとすると、教育費用としてどのぐらい必要かが見えてきます。
大体子供1人に対して、大学費用が300万~500万円。私立になるともっと費用はかかりますが2人で1,000万円程度は教育費として用意が必要になります。
そのために、年収1,000万円目指したい。
これがビジョンです。


そのためにどうするか、と考えていくことが、「プラン」を考えるという事になります。
同じ教育と考えても、私立を目指す、公立を目指すでは必要な金額が変わるため、目標も変わってきますね。

もっとわかりやすくお伝えするならば、スポーツに取り組む姿勢、として
①甲子園を目指して野球に取り組んでいる人②市大会で1回戦突破できればいい人、この二人の姿勢を比べたときに、行っている練習内容は同じだと思いますか?
目標としているところに応じて、必要な練習内容や取り組んでいる内容は全く異なることは想像できるのではないでしょうか?

ビジョンの設定

「こうなりたい」というビジョンですが、あまりに低すぎるものを設定してしまうと、成長ができず、逆にビジョンから離れてしまうという現象が起こりやすくなります。
このビジョンの高い、低いについては、本人が自分にとって高いか、低いかを判断するものなのですが、一般的に言えるのは「このぐらいでもやれるだろう」というビジョンの場合、過去の自分が築いてきたものを切り崩していくだけになってしまうということです。そのことで現状維持ができなくなっていく方を何人も見てきました。

数字で考えると分かりやすいですね。
1×0.9をかけ続けていくと、どんどん減っていきますが
1×1.1をかけ続けていくと、少しずつですが増えていきます。
人の成長は楽な方に流れてしまうと止まってしまうため、多少なりとも頑張り続けなければならないという事です。

転職にビジョンって必要なの?という声が聞こえてきそうですが、
転職をする前に「何のために転職するのか、将来どうなっていたいのか」を考えるためにはとても大事なことです。
いわゆる人生の目標は何か、キャリアの目標はなにか、働く目標は何かを考えることです。

先ほどは、年収を例にしましたが、資格、役職、達成目標、人間関係、仕事で得る感情なども含まれます。
もし、ビジョンが見つからないな。と言われる方がいらっしゃいましたら、
人生でやりたいこと100個、または死ぬまでにやりたいこと100個、こうはなりたくないこと100個などを考えてみると、ビジョンが見えてきたりするのでお勧めです。

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