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鹿児島県垂水市の光美水産さんの取材をして見えた養殖業のワクワク感

こんなにも「養殖業(水産業)」がワクワクするなんて思いませんでした。
農業も畜産業も水産業も、なんだか漠然と大変とか地味とかあまり消費者としても関心度が低いのが現実なのかなと思っています。

そんな気持ちのまま、先日鹿児島県垂水市にある光美水産さんに取材に行ってきました。垂水市は、鹿児島市より車とフェリーを使って1時間程度で着きます。養殖業が盛んで、今回お伺いした「海潟漁港」も養殖が盛んな港町です。

■鹿児島県垂水市はどんなところ?

鹿児島県垂水市は、大隅半島の位置し桜島と隣接した場所にあります。水産業が盛んでカンパチの養殖は日本一です。人口も13000人程で小さな町になります。温泉や観光名所も数多くあり、風光明媚な町です。

■光美水産さんの養殖業は

海潟漁港

光美水産さんは、海潟漁港に養殖場を持ちカンパチの養殖をおこなっています。

垂水市の海は、水深が深く水量が多い鹿児島湾(錦江湾)で養殖に最適な環境です。年間の平均水温も22度と優れた環境のなかで、魚の状態を見極めながら、エサを与え徹底した品質管理のもと育てています。

エサにこだわるからこそ、臭みがなく、脂ののった美味しいカンパチへ成長します。魚の大きさや状態にあわせながら、ビタミンC等を加えたこだわりのエサをたっぷりと与え、養殖だからこそできる育て方で安心・安全で高いクオリティを保った、美味しいカンパチになるよう飼育しています。

■今回取材をして感じたこと

そんな、光美水産さんを取材して感じたことは、

養殖業ってこんなにもワクワクするんだ!

ってことです。カンパチの成長に真摯に向き合い、餌にこだわり毎日魚の様子をチェックする。餌をあげていると魚たちが我先にと餌を食べています。その迫力もですが、元気に餌を食べている姿を見て嬉しそうにしている社員さんの笑顔であったり、川畑社長の楽しそうに説明してくださる様子を見て、こちらも嬉しくなった瞬間でした。

養殖場での餌やり

少しでも多くの方に、「光美水産のカンパチ」を食べていただきたい。

その想いを持って、全国に販路拡大をしています。商品のカンパチに自信があるからこそ、その想いは形になって全国の消費者に届くんだろうなと思いました。環八だけではなく、現在カンパチを使った商品開発も積極的に取り組んでいます。

生のカンパチももちろん美味しいですが、切り身の味付きやメンチカツ、フライなど現在の家庭の食生活や生活スタイルに合わせた商品提供をしているのが素晴らしいと感じました。

■養殖業の今後の進む道

多種多様なニーズの社会に適した商品を、より多くの方に届ける。光美水産さんのブランドを作り上げていく。その為には「SDGs」の認証を取得したり、生産管理の向上を目指したり、止まることなく進んでいるようです。

また、日本だけではなく海外への販路拡大なども積極的におこなっており、カンパチそのものを育て出荷するだけではなく、消費者のニーズに答え、社会的存在意義の追求や、グローバルな視野を持った経営戦略がそこにはありました。

とれたてのカンパチを絞める

それも、川畑社長の積極的な取り組みや行動力が結果を生み出しているんだろうなと感じました。

■自分にできること

今回の取材を経て、自分に何ができるのだろうかと考えました。

何ができるというか、自分自身そういったお客さんをプロデュースしたいなといつも考えています。ブランドの確立や情報発信によるマーケティングなど、よりお客様の商品やサービス、売上に貢献できる仕事がしたいとあらためて思いました。

今は、そのツールがSNSでありWEBというものを使っていますが、自分の得意分野でお客様をサポートし、敷いては地域活性のお役に立ちたいと感じる今回の取材でした。

地域の成長をサポートし、ワクワクするコトを提供する

今、自分が目指すテーマです。
その船出をしたばかりですが、ワクワクしてきます。

海潟漁港(船の上より)


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