石原麻貴子

石原麻貴子

最近の記事

アメリア会員インタビューに載せていただきました

昨年12月、加賀山先生に翻訳についてインタビューいただきました。 その記事がアップされましたので、載せておきます。 アメリア会員インタビューより 久しぶりの登場でいきなり素顔をさらすというのも、かなり恥ずかしいのですが、翻訳通訳の仕事関連はここにまとめておくことにしたので、この記事を書いております。ご笑覧くださいませ。 実は、今年の1月から某会社で正社員になりました(翻訳通訳がメインの仕事ではありません)。そのため、インタビューをしていただいた時期と状況がかなり変わっ

    • 【SKIPシティ国際Dシネマ映画祭】(2019年)の話

      久しぶりにエゴサをしました。あまり好きではないので、ほとんどやらないのですが、たまたま思い立ちまして。そしたら、ちょうどこちらに記事として載せられるネタを見つけました。(画像もWebページから、そのままお借りしました) ということで、書いています。 2019年のことですから、古い話になります。もちろん、noteは書き始めていませんでしたし、自分でもいつだったか正確な日付を覚えていなかったので、書いていなかったのですが。一応元ネタになりそうな記事を見つけたので、それを紹介し

      • なら国際映画祭 for Youth 2023『Sica』字幕翻訳

        2023年9月16~18日になら国際映画祭が開催されていました。そこで上映された映画の1本の字幕を担当させていただきました。スペインの映画「Sica」です。こちらの映画祭では、特に日本語のタイトルを付けないようですので、原題のままです。 スペインはガリシア地方の漁村に住む少女シーカの父親が行方不明になったところから物語は始まります。捜索が打ち切られても、シーカはあきらめられません。行方不明者の声が聞こえるという崖に行ってみたり、なにか知っていそうな人物に声を掛けたりしますが

        • 29thキネコ国際映画祭『フランツの大発見!』吹替翻訳

          先月(2022年11月)、第29回キネコ国際映画祭が開催されました。前回は2年半開催できなかったため、開催できるタイミングでとなったのか、春の開催でしたが、今回は例年通り秋開催に戻した、ということのようです(多分)。 そして、今回は長編吹替を1本担当させていただきました。 オーストリアのウィーンに住む、9歳の少年フランツはクラスで一番背が小さく、女の子に間違えられてしまうのが悩みです。しかし、実はもっと大きな悩みもあります。それを親友の2人、しっかり者のガビとのんびり屋さ

        アメリア会員インタビューに載せていただきました

          28thキネコ国際映画祭『Go! マディソン』吹替翻訳

          今回も第28回キネコ国際映画祭でのお話です。 このときは、2本担当させていただきましたので。 こちらは長編で、89分のドイツのお話でした。 父親がプロのサイクリストで、その父親に憧れる、12歳の女の子マディソンのお話です。 練習に明け暮れる日々を過ごし、合宿に参加することになったのですが、12歳というのは一番年下で、周りのメンバーとの差を感じてしまいます。嫌気がさしていたところ、やむなく離脱することになり、お母さんに連れられて、チロルの村へ向かいます。母親の滞在している家の

          28thキネコ国際映画祭『Go! マディソン』吹替翻訳

          28thキネコ国際映画祭『イェンイェンの大作戦』吹替翻訳

          2022年3月、2年半ぶりにキネコ国際映画祭が開催されました。子供向けの映画を集めた映画祭です。そのとき、Gプログラムという短編集の中のひとつ『イェンイェンの大作戦』という作品の吹替翻訳を担当しました。 幼稚園生のイェンイェンはパパもママも大好きなのですが、パパと幼稚園の先生の衝撃的な場面を見つけてしまいます。パパとママが離婚してしまうかもしれないと考えて不安になり、仲良しのシャオユに相談して、ふたりが計画したこととは!? 幼稚園生らしい、とってもかわいいお話でした。訳し

          28thキネコ国際映画祭『イェンイェンの大作戦』吹替翻訳

          『ヒノマルソウル』での通訳

          映画での通訳の話です。 映画のタイトルは『ヒノマルソウル』。スキージャンプの選手であった西方仁也さんのお話で、田中圭さんが主演でした。西方さんは1994年のリレハンメルオリンピックでは選手として活躍し、団体で2位となりました。次回こそと臨んだ、1998年の地元長野でのオリンピックでは、直前にケガをしたこともあり、テストジャンパーとして参加されました。その苦悩(と書いていいですよね?)の物語です。 このときは映画の公開時にも、いろいろありまして。公開予定日が決まり、予告が流

          『ヒノマルソウル』での通訳

          まずは・・・

           初回は自己紹介をしたらいいとのことなので、軽~く自己紹介をしようと思います。  石原麻貴子と申します。主に英日の翻訳という仕事をしています。時々、通訳もやります。  もともとSE(システムエンジニア)で、外資系IT企業を転々としていました。その業務の中で翻訳や通訳をやっているときが楽しかったので、まさに"転職"しました。ここは「独立しました」と言いたいところですが、そこまでの意気込みはなかったので、「(転社じゃない)転職」と言っておきます。  改めて翻訳の勉強をしなが

          まずは・・・