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なら国際映画祭 for Youth 2023『Sica』字幕翻訳

2023年9月16~18日になら国際映画祭が開催されていました。そこで上映された映画の1本の字幕を担当させていただきました。スペインの映画「Sica」です。こちらの映画祭では、特に日本語のタイトルを付けないようですので、原題のままです。

(公式ホームページより転載)

スペインはガリシア地方の漁村に住む少女シーカの父親が行方不明になったところから物語は始まります。捜索が打ち切られても、シーカはあきらめられません。行方不明者の声が聞こえるという崖に行ってみたり、なにか知っていそうな人物に声を掛けたりしますが、なにもわかりません。その後、父親の遺体があがり、お葬式も執り行うのですが・・・

ちょっとしたミステリーです。特に探偵役がいるわけではありませんが。そんな中で、荒ぶる冬の海や高い山が美しい映画です。

上映は16日の1日のみだったようです。さすがに、奈良まで行くのは難しかったので、私は観に行けませんでしたが、楽しんでくださったかたがいらしたら、うれしいです。

話は逸れますが、最近DUOLINGOでスペイン語をやっています。正確にはこの字幕のお仕事が始まる前に始めていました。最初はドイツ語がメインで、スペイン語はサブとして始めました。ドイツ語は大学の第2外国語でやった経験があり、スペイン語は社会人になってやってみたくなり、NHKのラジオ講座で1か月やって挫折した経験があったためです。

それが、このお仕事をやることになったので、2か月目からスペイン語だけやるようにしました。思っていたより、スペイン語のほうがやりやすい気もしてきて、ちょっとした自信(辞書を引き引きなら読めるかも!? くらいな感覚)が付いてきた頃に素材が届きました。スペイン語のスクリプトもいただいたので、試しに見てみましたが、まったく読めませんでした。。。試しにまったくわからない単語をひとつ選んでググってみたら、ガリシア語でした。結局諦めて、英語スクリプトから翻訳しました。

まあ、そんなこともありましたが、スペイン語の単語も出てくるので、aquíやmamáという単語は読めたし、音も聞き取れたので、それで満足することにしました!(^^)

最近は吹替が楽しいと思ってやっていましたが、やっぱり字幕もそれはそれで楽しいお仕事でした♪


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