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人は世界を選んで生きている

人は不思議。
ある時抱いた強い感情や、印象的な思い出を基準に生きていたりする。

先日、フォークジャングルという30年続く野外コンサートの友人の枠に、縁あって出演させてもらえた。

事前準備や当日の設営から片付けまでをアーティストが自分たちで手作りすること、アーティストの想いを尊重し、コピーやカバーではなく、オリジナル作品を発表する場所とすることをこだわりとしている。

ライブハウスやステージって、音響さん、照明さんなどの”スタッフ”と”演者”とでなにか関係性に上下じゃないけど、見えない壁みたいなものがあるのだけど、全ての作業を自分たちですることで、あぐらをかかないで取り組めるというか、初心を忘れずにいられるなぁと感じた。

そしてオリジナルに重きをおいていることで、10組のアーティストのオリジナル作品を、初めて聴く曲ばかり、全部で50曲ほど聞くことができ、そんななかで今回私にはひとつ見えたものがありました。

それは、この広い世界のどこに、長い人生のうちのどこに焦点を当てて生きているのかが、本当に人それぞれで、わりとそれは狭い範囲だったりするのだなということ。演者のほとんどは40代以上で60代の方もいました。

・自分の故郷の情景や日本の美しき情景について。
・若い頃の、イケイケだった頃の硬派な青春の瞬間について。
・不条理な世の中への憂いやそれに対する癒し。
・青かった頃の甘酸っぱさや、挫折もあったけど乗り越えてきたこと。
・聴衆とのコミュニケーションを大切にし、元気や勇気を与える人。
・悲観したり染まったりせず、自分が自分であることを大切にしている人。
・うまくいかなかった過去や、でも湧き上がる心の叫びを悲し気に歌う人。
・切なさを胸に、それをも宝物にしている少女のような純粋な想い。
・湧き上がる情熱と愛を叫ぶ人。
・世界を包み込むような大きな優しさを分け与える人。

みんな、訴えたいもの、伝えたいもの、吐露したいものがあり、それぞれの世界観を持っている。
そしてだいたいその世界観で生きていると感じる。
それらはそのままその人の個性と魅力を作っているのだけど。

視点が高い人、視野が広い人は純粋にすごいなって思うし、どこかの範囲に思い入れがある人はおもしろいなって思う。興味深いという意味で。

どんな事象も受け取り方は複数存在する。
幸せの中にも陰がある。
失ったとしてもその中に幸せはある。

それぞれが、どこの世界を選んでいるのか、どの世界で生きているのかが見えたというか、なんだかすごい気付きを得たなと感じました。

あと全体的に観て、日本人はどっちかというと寂し気なものや悲し気なこと、ものに心を添わして生きている感じがしました。
控えめだったり、不安や憂いや悲しみを抱えがちなのかもしれないけど、どんな人も苦しむよりは幸せでいてほしい。

私はこの広い世界のどこを選んで生きようか。


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