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■NHK、ヘイト封印でわかる五輪との距離

マスコミへの道(33)
新聞、放送、出版…マスコミ志望の方々へ

先日、「オリンピックは事実上の中止」
などと、勝手に踏み込んだ記事を書いてしまった。
国家権力にまずは反対―という姿勢が強い東京、朝日、毎日などは東京オリンピック開催について「なぜ中止の判断をできないのか―」などといった辛口の記事が散見される。一方で読売、日経、産経はそういうトーンの記事はほとんどない。
では、国内最強、最大のマスメディア・NHKはどうか。
下記のとおり、ちょっとせこい、いや、ある意味当然の対応をしていまだに物議をかもしている。

NHKの聖火配信から音声消され、抗議へ 「五輪反対」

4月20日付朝日朝刊文化面も「聖火リレー配信 音消えた30秒」の大見出しで、「公共メディアは少数派の声も紹介を」と大きな解説記事を掲載した。

これまで何度も、政府・自民党に番組が偏向していると揺さぶられることが多かったNHKだが、今回はかなりの忖度ぶり、という気もする。
オリンピック開催ハンターイ」との声が流れたところで、リレー中継配信のごく一部だったろう。音を消すほどのものでもなかったような気がする。しょせんは本放送でなくネット配信でもあるし。
この事例だけみれば、政府・政権に対してポチのように反応するように見えなくもない。しかし、NHKの報道、制作(ドラマほか一般番組)のスタッフは、どう考えても読売・産経的な人より、朝日・毎日的な思想傾向を持った人間が多いだろう。

彼らが、とにもかくにも気を遣うのは、ことが受信料不払いの動きにつながってしまうこと
今回の音消し対応は、どちらの転がるだろうか。


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