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脂肪燃焼を促す意外な栄養素とは?

みなさんこんにちは!
もうすぐ8月に入りますが暑い日が続きますね…
薄着になるタイミングで脂肪が気になる方も多いと思います。
そんな方は必見です!
今回は、脂肪燃焼を助けてくれる意外な栄養素とその栄養素がどのように脂肪燃焼とか変わるかについてご紹介致します。
ご一読いただけると幸いです。

1.脂肪燃焼を助ける栄養素

・カルシウム

カルシウムと聞くと、骨や歯に良いと想像できると思いますが、脂肪燃焼にも効果があることをご存知ですか?
ダイエット時や偏食が原因となり、カルシウムの摂取量が減ると体内にカルシウムを溜め込もうとしてしまいます。
その溜め込む貯蔵場所のひとつが脂肪細胞内になります。食事でカルシウムが減ると、脂肪細胞内のカルシウム濃度が増加し、体重が増えてしまうのです。
逆にカルシウムを多く摂取することで、脂肪細胞内のカルシウム濃度が低下し、脂肪細胞の成長が抑制されるという効果があります。
この状況を作ることで脂肪の燃焼は効率が上がるとされています。
また、カルシウムを摂取しての脂肪燃焼効果は、腹部が最も効果が現れたとの報告もあります。

〜必要摂取量〜
成人では1.0g  思春期では1.3g
目安として、低脂肪牛乳コップ1杯(200ml)で0.27gです。
2.5gを超えた摂取をしても脂肪燃焼効果は増加しないので2.5gを超えないように注意しましょう。

・鉄

鉄分不足は脂肪燃焼の効率を落としてしまいます。
脂肪燃焼を行うミトコンドリアは、ヒトの身体で、赤血球以外の全ての細胞に存在します。
ミトコンドリアでは、脂肪を燃焼してエネルギーに変える働きがありますが、ミトコンドリアへ脂肪細胞を運ぶ役割をカルニチンが行います。
体内でカルニチンを作るのに
リジン、ビタミンB6・B3・C3・メチオニン、そしてが必要になります。

日本人が鉄分の不足に陥りやすい要因として、食品に含まれる鉄が少ないことにあります。
欧米などでは、国策として食品への鉄の添加が義務付けられていますが、日本では行われていません。
さらに、貧血の症状があるときに採血検査を行なっても異常なしとなるケースが多いそうです。これは貯蔵鉄であるフェリチンの基準値がアメリカの半分に設定されているからです。
基準値が低いので、採血の結果貧血であっても異常なしとなるというわけです。

・たんぱく質

たんぱく質は我々の細胞や髪、爪などを構成したり筋肉を作る上では欠かせない栄養素となります。
ダイエット中や食事によるタンパク質が不足することで、筋肉の分解が行われ、基礎代謝の低下を招く原因となります。
筋肉量が多ければ多いほど代謝は上がり、太りにくい体ができますが、筋肉が落ちることで太りやすい身体になったり、目標体重まで落としたとしてもリバウンドしやすい身体へとなっているケースが非常に多いです。
また、たんぱく質は消化吸収に時間がかかるので、その分エネルギーも使われます。体重を減らし脂肪燃焼を目指す場合は、適度なタンパク質の摂取が必要となります。

・ビタミンC

ビタミンCを摂取することでアディポネクチンというホルモンの分泌が脂肪細胞で行われます。
このホルモンは血流によって全身を巡り、脂肪・糖の代謝を盛んにするという働きがあります。
これにより、脂肪燃焼効果やエネルギーを生み出すことができるのです。
ビタミンCが不足してくるとアディポネクチンの分泌も減ってしまうので、効率よく脂肪燃焼を行いたい場合は、ビタミンCの摂取が必要になります。
さらに、上記で挙げた鉄分の吸収はビタミンCやクエン酸を一緒に摂ることで吸収の効率が上がります。セットで摂取するのがおすすめです。

・ビタミンD

ビタミンDは一般的に骨に良いとされています。
しかし、日本人の80%以上は血中ビタミンD濃度が欠乏レベルとも言われています。
ここでは、ビタミンDが脂肪燃焼に関わるという点についてご紹介いたします。
これまでの記事でも、筋肉を作る要素であるアミノ酸のバリン・ロイシン・イソロイシンという3つの必須アミノ酸をご紹介いたしました。
この必須アミノ酸の分解を抑え、筋肉の萎縮を抑える効果もあります。
筋肉の分解を抑えることができるので、代謝低下を抑制できるのです。

2.筋力トレーニングと合わせることで

脂肪燃焼に効果が高いのはやはり筋力トレーニングによる運動と基礎代謝の向上です。さらに有酸素運動を組み合わせられるとなお良いです。
我々の身体は食べたものからできているので、運動以外の食事も大切になります。
知識を入れて運動を行い、健康な体を作りましょう!

千代田区パーソナルトレーニングジム!

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