machitetsu

家庭医。昔はなんでもみれる医者になりたいと思っていた。2019年6月東京荒川区西尾久にまる福ホームクリニックを開業。誰でもふらっと寄れる診療所を目指し、本屋とカフェを取り入れるため日夜研究している。下町と田舎の二拠点生活に憧れている。

machitetsu

家庭医。昔はなんでもみれる医者になりたいと思っていた。2019年6月東京荒川区西尾久にまる福ホームクリニックを開業。誰でもふらっと寄れる診療所を目指し、本屋とカフェを取り入れるため日夜研究している。下町と田舎の二拠点生活に憧れている。

    マガジン

    最近の記事

    • 固定された記事

    まる福ホームクリニックができるまで

    こんにちは。 まる福ホームクリニック院長の菅野です。 荒川区西尾久で小さな診療所をやっています。 今年の6月からです。 少し変わった形で始めることになったので、そのあたりの経緯をよく聞かれることが多いです。 何度も聞かれるにもかかわらず、よく忘れてしまうので、一度きちんとまとめておこうと思います。 クリニックを作ろうと思ったのは多分一年前。 2015年ごろに始めたヘルシータウンクリエイティ部という企画の中ででした。 荒川区で何か始めたい、健康カフェを継続的に無理なくできる

      • コロナを忘れない

        すこしずつすこしずつ 街が活気を取り戻している。 あれ、ここマスクしなくても入れるな。 体温測らなくていいんだ。 パーティションもいつの間にはずされている。 私のスタンスとして、 隣に人がいればマスクをする。 対面で話す時。 外歩きの時ははしなくてもいいなと。 少し、3年の経験でおかしくなっているところもあって、自分も他人とどう接触していいかわからない。 この人と握手していいのか。 もっと会話していいのか。 ここはフェイスシールドと手袋とマスクなのか。 もう一度考えてみ

        • ラジオ大好き

          最近、ずっと外に出られない時間があったので、ラジオを聴くことが増えました。 昭和49年生まれの私にとって、テレビに次ぐメディアといえばラジオでした。みんなそうでしょうが、ネットのない時代、遠くと繋がるにはアマチュア無線ぐらい。テレビに出るアイドルがより近くに感じることができるので、夜のラジオを聴くというのが中高生の夜の楽しみだったのです。 よく聞いていたのが吉田照美さんだったので、当然とんねるずの二酸化マンガン倶楽部が一番聞いていたラジオです。夜9時代?訳のわからないトークが

          • WBC観ましたか?

            WBC観ましたか?観ましたよね? とにかく大谷がすごすぎて、ため息すら出ず、ずっと目が離せない数日間でした。出ていた選手がみんな好きすぎて、ああこんなに日本て素晴らしいんだと思ってしまいました。 普段から野球を見ているわけではありませんが、どうしたって注目せざるを得ない試合でした。三冠王の村上がいつ打つのか、ヌートバーって一体何者なのか、やっぱり吉田はすごいとか、源田って守備の要がいるとか、近藤が頼りになるバッターで、やっぱり岡本も打つ時は打つし、牧もやるなあ、キャッチャー

          マガジン

          マガジンをすべて見る すべて見る
          • セキヤさん
            machitetsu
          • 診療所の日々
            machitetsu

          記事

          記事をすべて見る すべて見る

            いじめはなくならない

            いじめはなくならない こどもたちの間のいじめは今でも深刻なのか、時々亡霊のように浮き上がってくる 些細なけんか、いたずら、好き、嫌いなどいろんな言い方で説明されるが、基本的にはこどもたちの間でも一定の同調圧力が働くからだと思う 人は普通でなければ変だ 太っているとか背が小さいとか 醜いとか貧乏だとか おとなしいとかうるさいとか 口の立つものが上に立って人を負かす 弱肉強食の世界がどこにでもある 大人だってそうだ ネットでは論破できる狡賢い狐たち それに乗っかる凡人の

            お子様スパゲティ

            実家は田舎の総合小売店を営んでいて私はそこの長男として生まれた。ほとんどの友だちの家は農業にもかかわらず、自分家だけお店をやっているというのは少し変わっていて、放課後には必ず溜まり場になった。ファミコンはちょっとあと、最初はパソコンゲームだった。 当然お店は朝から晩まで開いており、店番の母はなかなかに忙しくご飯もゆっくり食べていることは少なかったが、作る時間もきっとほとんどなかったのではと今になって思う。こどもの頃、うちの食卓にはスパゲッティというものはなく、あったのはお店

            M-1の感想

            いやーこんなに楽しいM-1があったでしょうか。 録画を繰り返し観たのも初めてだし、敗者復活戦も大反省会も打ち上げも見てしまいました。全く他にやることないのか… いまだに森山直太朗がリピートしています。 つらつら書いてみようと思います。 いろいろとみてわかったのはこれは漫才の大会だったってこと。大吉先生はとにかく漫才にこだわっていた審査だったみたい。これはたまむすびのポッドキャストでも語っていました。そういう意味で自分もさや香とウエストランドを三連単に挙げました。もう一つは多

            趣味はM-1

            今年のM-1 私は趣味は何ですかと聞かれたら少し困ってしまう人ですが、仕事が大好きかというとそうでもなく月曜日の朝は仕事に行くのが嫌すぎるし、寝る間も惜しむこともなくちゃんとご飯も睡眠もしっかり取る方です。日曜大工もしないしスポーツも決まってするものはなく美術館巡りもライブで盛り上がるのもしません。群れるよりひとりでふらふらすることが好きです。 じゃあ何が好きかなぁと考えてみると、やっぱりM-1な気がします。お笑い。THE Wもキングオブコントも見るけど、この時期になると

            まる福のお茶会

            こんにちは。 皆さんはどんなお店が好きですか。 おいしい珈琲を飲むならどこに入るでしょう。 近くにいい店ないかなーって思いますよね。 この前、行ったカフェで、 お会計をしていると、 あのう、お名前聞いてもいいですか、と言われました。 そのお店は暖かい雰囲気を大事にしていて、スタッフとお客さん、お客さん同士の会話もあるとてもいいところではあったのですが、ちょっとびっくり。 結構通っているので顔は覚えられている気もしていましたが、そんな手があるとは。 いつも今日はお仕事ですか、

            入りにくいクリニック

            ちょっとした空き時間に珈琲が飲みたいとき、皆さんはどんな店に入りますか。明るくて近代的なインテリアのコーヒーショップ、それとも昭和感あふれる重厚感のある喫茶店でしょうか。 どちらも気分によって選ぶのが普通かも知れませんが、クリニックはそんなふうには選ばれないものです。病院がどんな内装だろうがちゃんと診てくれればいいと思う気がします。ただし、そこで出てくるのは美味しい珈琲ではなく病気の診断と処方箋ですから、信頼できる何かがあれば十分です。 私自身が医療機関を選ぶとき、インタ

            まる福のボランティア募集始めます

            家庭医のクリニックが本業のまる福ホームクリニックですが、本当はやりたいことがたくさんあります。以前からクリニックの2階を「こども基地」として開放しており、そこを起点として「おぐこどもたんけんたい」というイベントを毎月開催しています。今回はそのボランティアの募集をしたいと思います。 現在、第3土曜日の午前中に開催している「おぐこどもたんけんたい」は、まる福ホームクリニックを起点として西尾久の各所を回りながらゴールを目指すお散歩イベントです。まる福の近所にすむ子供たちやご興味を

            家庭医と、在宅

            家庭医として在宅医療を行う上でのポイントを書いてみたい。何度も言い尽くされているかもしれないですが、お付き合いください。 家庭医の仕事を示す7つの能力を見直してみると、自分の仕事を振り返ることができます。特に下の3つは家庭医に特徴的と思われます。 包括的統合アプローチ 患者中心の医療・ケア 地域包括ケアを含む地域志向アプローチ その他のものは後付けでなんとか習得できるかもしれませんが、多少の違いはあります。 一般的な健康問題に対応する診療能力 連携重視のマネジメ

            まる福の求人募集

            まる福の次のステップ。 それは人増やし。 少しずつやることも増えてきて、今の人数では やりたいことができなくなってきました。 さて、どうましょう。 求人サイトを見てみると、多くの募集は 条件面が重視されています。 手厚い福利厚生、いい感じの給料、 経験豊富なスタッフによるサポート。 そうだよなあ、大きい施設の売りはそれなんだよな。 これ見ていたら、小さなクリニックなんてえらばないじゃないか。 ということで、大手求人サイトへの登録は諦めました。 まる福で働く魅力ってなんだ

            医師にとってのはたらく

            まる福を開いて3年になる2022年の夏は一番働いた季節になりました。それというのも、新型コロナウイルス第7波が猛威をふるい、全く衰えを見せずに感染を拡大し続けているからです。 医師であるぼくにとってのはたらくは、患者さんからの依頼によって決まります。熱がありますので見てくださいという電話があったときから仕事の準備が始まり、診察をして処方をしてといった一連のことが終わったときに仕事の終わりが来ます。 いまの日本ではどんどん発熱なりなんなりの症状がある方が増えていて、みんなお

            夏とメロンケーキ

            誕生日が七月の私。 小さい頃は夏休みに誕生日があるために、学校で誕生会をやってもらえないのが悲しかった。夏休みが終わる頃にはそんなこと誰も口にしない。 村の総合雑貨店であった私の家はクリスマスともなるとケーキの注文が殺到していた。もちろんクリスマスイブに購入は集中し、少し多めに買ってある在庫は私たち家族のものになる。余らせてはいけない気がして翌日もその次の日もケーキ三昧。それでバターケーキが嫌いになったと思う。昔は生クリームなんてものは貴重品だった。 夏の誕生日にケーキ

            まる福の気になるイベントたち

            梅雨に入りじめじめした気候ですが、ときどき30℃近くまで気温が上がってもう暑い〜って6月です。 コロナも一旦減るところまで減っているので、もう外ではマスクをとっちゃおう〜って感じです。メリハリを付けていきましょう! 今日は、ぜひともおすすめしたい我がクリニックのイべントについてお話ししたいと思います。 大人向けイベント 一つ目は、大人向け「シナプソロジー」です! 簡単にいうと昔流行った脳トレのような頭と体を使ったエクササイズです。 第1、3水曜の午後3時からまる福2階の「