過去の自分に出会う
実家の片付けをしていたら、20年前に、私が母宛てに書いたハガキが出てきました。
当時、私はワーホリでオーストラリアに居ました。タイミングは母の誕生日で、母の母(私にとって祖母)を亡くした直後のもの。
私は祖母のお葬式には出ず、代わりに“誕生日おめでとう“の意味で母に送ったのでした。
◯20年ぶりに見るハガキ
古くなって、ちょっとボロボロのハガキ。自分が書いた文章を読みました。
お誕生日おめでとう、と。
そして当時の私は、全力で母を励ましておりました。
祖母が亡くなったことにも触れながら「お母さんの娘に生まれて良かった」などと書いてありました。「元気出してね」と。
全く覚えていません。
そんなメッセージを書いていたんだ、と驚いたのが正直なところです。
◯いい娘だった自分
とにかく、母を元気づけることを懸命に書いており、20年たった今「私はいい娘だったんだな〜」と思いました。
どういう親子関係だったのか、本当に心から思っていたのか、あまり覚えていないのですが。
そんなに絵に描いたような、心から愛しあう美しい親子関係ではなかったはず。
色々思うところはあったけれども、当時、母親を亡くした直後の母を、元気づけたい、そういう優しい一面が私にはあったようです。
それなりにいい娘だったなぁ、なんて自分のことをしみじみ思いました。
◯癒される
今回、自分が過去に書いた手紙を読み、なんだか若い頃の自分に癒されました。
一般的に、自分が書いた手紙は、一生手元に戻ることはありません。
でもこういう流れで、私の所に戻ってきました。
ハガキを書いた“母親を亡くした直後“というタイミングは、まさに今、私がそうで、シンクロします。
過去の私が自分を励ましてくれているような、そんな気がしました。
記憶になかった過去の自分に癒された出来事でした。
本当にありがとうございます😊嬉しくて小躍り!!💖