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自由な発言は許されない?

テレビから消えた男。
このキャッチコピーにドキッとしました。



○I am a comedian

ドキュメンタリー映画「I am a comedian(アイ・アム・ア・コメディアン)」を見てきました。


映画「I am a comedian」


これは、お笑い芸人ウーマンラッシュアワーの村本大輔さんに密着した作品です。

彼は政治的な発言が多く、いつの間にかテレビ界から干されてしまいました。

テレビ出演2016年250本 → 2020年1本まで減っています。

被災地に想いを寄せ、政治をぶった斬った漫才をしてくれていたので、私は好きでしたが、アンチも多かったのも事実です。

そんな村本さんは今、ニューヨークでイキイキとスタンダップコメディに挑戦されています。

そんな彼を追ったドキュメントでした。

とても面白かったですし、多くの人に見てほしい!と思う作品でした。


○報道の自由度ランキング、68位

毎年、国境なき記者団が発表している、報道の自由度について評価した国際ランキングで、日本は68位でした。

これは、報道機関の独立性や透明性についてスコアで評価し、順位をつけたものです。

その国で、報道や言論の自由がどのくらいあるのか判断することができる指標の一つです。

上の記事より、評価の基準は「政治的内容」「経済的内容」「法的枠組み」「社会文化」「安全性」の5項目です。

ランキング
1位 ノルウェー
2位 アイルランド
3位 デンマーク



・ 

68位 日本

ろくじゅうはちーー!

ええ!強烈。はぁ、、何とも悲しいです。

日本だけを見ていると、報道に自由が多いと思ってしまいがちですが、井の中の蛙。

全然自由ではないことを実感します。

村本さんや、大きめの問題に切り込んだ人が干されてしまうのも、そういう一つだと、個人的に感じます。



〇政治的発言をしない芸人さん

このようなランキングを見ると、政治的な発言をしない日本の芸人さんたちのことを考えます。

アメリカのスタンダップコメディなんかは、政治の悪口多めで笑いを取っています。

ロビン・ウィリアムズやクリス・ロックなど俳優として成功された方々も、元々は政治批判丸出しのコメディから始まっています。

ところが日本では、政治批判を笑いに含めることが、許されない風潮があります。


以前noteにも書きました。(私がこうやって書くことも許されていないような、そんなところがありますよね)

芸人さんが政治について一切触れないし、知識中途半端で語ろうもんなら、袋叩きに合います。

国民の一人として、個人の所感を言ったっていいはずなのに、ダメです。

村本さんが、今の状態になったおかげで、より“芸人は政治について語るな“が強くなりました。

そんな日本てちょっとおかしい、、、

東京都知事選に触れた村本さん(右)と
日向監督(左) 会見にて

少なくとも昔の芸人さんは、もっと政治について語っていたのに、どんどん厳しくなっています。

お笑い好きだから、
芸人さんたちが大好きだからこそ

言いたいことをかなり規制されて、苦労されてるんだろうな〜なんて

村本さんの映画を見て、さらに感じた今日この頃です。

いつか20位以内に!報道の自由度ランキングが上がる日は来るのでしょうか。







本当にありがとうございます😊嬉しくて小躍り!!💖