就労継続支援A型→B型変更がもたらすもの
相談支援専門員と個人事業主の二刀流マチパーです🦁
障害福祉サービスにおいては、3年に一度報酬の見直しが行われます。
令和6年の改正においては、就労継続支援A型が2年に渡り不採算だった場合、事実上事業の継続ができなくなる…という形になりました。
事業を継続させるには、働いている障害者の皆さんに適切な報酬を支払えるよう、事業者は仕事の継続確保など努力をしなければなりません。
しかし最近よく耳にするのは「A型で経営は難しいからB型に変えてしまおう」というもの。
今まで一生懸命A型で働き、障害年金とA型の給料でなんとか一人暮らしをしていた方や
夫婦共障害があり、それぞれがA型で子どもを抱えながら働いていたけれども、B型になることで生活ができなくなる。
そんな事案が増えています🧐
もちろん、給付費目当てで障害のある方に充分な仕事を与えず給料を支払っているということはお話にもなりませんが
そこで一生懸命働いている利用者さんを、事業所もお国も蔑ろにしているのではないか。
働いたお金で生活する。そんな当たり前の権利を奪う権利はありません。
明日生活ができなくなるかもしれない…そんな現状に向かいながら、今度こそ安心して働くことができる場所を、相談支援専門員として一緒に探して行くことにします。
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