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本音で話せるか?

昨日発表された資料では、会社の会議や上司との話の時にまったく本音で話していないという人が40%以上、8割以上話せているという人は10%もいなかった。

また、およそ半分の人は、社内で本音で話せる相手がまったくいない。
さらに、自分は本音で話しているから部下も本音で話しているだろうと思っているような上司が多い。

そこで、本音で話をしにくい相手は、
・自分に興味がない
・正しさへの固執
・型への当てはめ
など

本音で話をしやすい相手は、
・親身になって話を聴いてくれる(傾聴的態度)
・あいづちやうなずきをよくしてくれる
・公平性、客観性、応援的、建設的
・物腰の柔らかさ
・考え方の柔軟性
など

この資料は、エール株式会社の発表資料で、
エールのサポーターによるオンライン1on1を経験すると、
およそ8割の人に、考え方、気持ち、行動の変化が現れている。
思考の変化があった、ややあったが88.5%(サンプル数1,083)
感情の変化では、78.8%(2,210)
行動の変化では、77.9%(2,211)

この資料を見て思ったのは、心的安全性(お互いを尊重し、信頼し、オープンでいられる関係)
考え直すということを書いている「Think Again~発想を変える、思い込みを手放す~」アダム・グラント著によると、再考するとは、周囲の人からより多くのことを学び、後悔のない人生を歩むための方法。

今の自分の考え方にこだわらない、固執しない、黒か白ではなくグレー。
意見を変えて良いということを様々な事例を出して紹介している。

その中に、いつも自分の仮説の足りないところをみつけ、直していくという「科学者的考え方」というのを奨めている。

また、子どもに職業について「大きくなったら何になるの?」という質問は無益だ。
この質問で自分はこうなるべきだ、この職業につくのが最終目的だと思うようになるから。

たとえば、科学者に「なる」ではなく、科学を「する」というように表現をすると子どもが科学により多くの関心をしめした。
職業はいろいろ変わっても、何をやりたいのかということを持てるように。

さて、エールのサポーターとして今日も1つセッションを行う。良いセッションにしたい。

こうしたことを学んでいる私だが、なかなか身についていない、特に身近な場面ではついつい・・・
日々学びの時。

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