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【学生インターンレポ】ケーズデンキスタジアム水戸でのあそび場を通して

はじめまして

こんにちは、学生インターンのべにです。
昨年10月からボランティアとして参加し、4月から学生インターンとしてまちのこ団のメンバーと活動しています。
・所属:水戸の高校(3年)
・好きなこと:友達とふざけること、アニメを見ること
・その他:合唱してました、アーニャが大好きです
・どうして入ったのか:将来子供と関わる仕事がしたいから
今回のレポでは、ケーズデンキスタジアム水戸への移動式あそび場の様子をお伝えします。


初めてのサッカースタジアム!

私たちまちのこ団が水戸ホーリーホックさまからご依頼頂いて出動しているあそび場は、全国でも珍しくサッカーの試合をしているコートのすぐそばで展開していて、会場全体の選手やサポーターの熱気を間近で感じられます。
私が初めて水戸ホーリーホックへの出動に参加したのは2月24日のシーズン開幕戦。いわきFCとの試合は大きく盛り上がり、普段スポーツ観戦をしない私にとって、すぐ側で試合をしている環境はいつも以上にドキドキしました。

(コートのすぐ側でたくさんの子どもたちがあそびに夢中に!)
(子どもも大人もあそびながら試合観戦が出来ちゃうのは珍しい!)

「リピート出動」のだいご味

スタジアムへのシーズン初回の出動の際は、あそび場が始まると、キョロキョロしながら入って来る子が多くいましたが、道あそびからトランポリン、びーころへとあそび場に馴染んでいく様子が見られました。
それから、出動が2回目(3/24)、3回目(3/30)、4回目(4/13)と回を重ねていくと、だんだんと顔と名前を覚えて仲良くなっていく子が増えました。
最初は私から話しかけても少し恥ずかしそうにしていた子が、何度も遊んで仲良くなり、沢山話しかけてくれるようになりました。
「今日も遊ぼう!」「べにちゃんに会いに来たよ!」
と言ってもらえるのは、リピート出動ならではのことで、毎度嬉しく思っています。

見つけた子どもたちのすごいところ

水戸ホーリーホックでのあそ場を通して私がすごいと感じたことは、子どもたちの関係性を作っていくハードルの低さです。
「入れて!」「いいよ!」「お名前は?」というやりとりを何度も耳にしました。
コミュニケーションを取ることへの躊躇いがないことを特に感じます。
大人同士では、たまたまそこに居合わせただけの人とすぐに打ち解け、仲良くなることはなかなかないと思います。でも、子どもたちは大人が感じる関係性を作る上で感じるハードルをらくらくと飛び越えていきます。
創作ゲームのルールを一緒に決めたり、応援している推し選手の話をしたり。
同じあそび場にいる友達と年齢も関係なくどんどん仲良くなっていきます。私も前まではできていたのにとも思い、子どもたちだからこそできることなのかも知れません。
大人が感じるハードルと、それをらくらくと飛び越える子どもたち。この大人と子どもの差を埋めるためには、会ったばかりの人と仲良くなることへの自分の中のハードルを下げておくことが大事になるのかもなと思いました。
いつもと違う環境でのあそび場ということで、最初はドギマギしながら始まりましたが、今では子どもたちと、まちのこ団員からサッカーのルールをレクチャーしてもらったおかげで、あそび場も、サッカーも楽しむことができています。
これからはあそび場全体を広い視点で見ることで、子どもたちの関係性作りを見て行こうと思っています。
これからもサッカーに親しみつつ、たくさんの出会いがあればいいなと思います。

まとめ

水戸ホーリーホックへの出動を通して、子ども達との関係性をゼロから作っていく経験が積めていると感じています。その場ですぐに仲良くなるという点ではほかのあそび場での活動と大差ありませんが、その後も複数回会って、あそんでいくうちに関係性を作っていく事ができました。
これまでまちのこ団の活動に学生インターンとして継続的に参加してきましたが、私の目標である「子どもと関わる仕事に就く」という目標のための経験を積み、少しずつ成長できていると感じています。その中でも自分の成長のきっかけとして水戸ホーリーホックでの活動は大きいと思っています。子ども達から多くの気づきを得ることができました。きっとこれからの活動、将来に子どもたちと関わることへの「慣れ」だったり、「柔軟性」として活きるのではないかと思っています。
これからは、もっと広い視野を持ってあそび場を見たいと思います。そのために他の団員の行動をもっとよく見たり、周りを俯瞰するタイミングを意識的に作れればと思います。

(文・写真=まちのこ団)


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