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スキル・強み・得意なことーそれぞれの違いを言えますか?
例えばフリーランスとして仕事を発掘していくとき、自分のスキルや強みを表明しなければならない場面があるかと思います。
就職や転職活動でも、同じかもしれませんね。
・自分の「得意なこと」について、自己分析をしていく
・「得意なこと」を「スキル」として磨いていく
・「スキル」を磨いて、「強み」にしていく
スキル、強み、得意なことー
どこか似ているものですが、それぞれの違いについて、説明ができますでしょうか?
ここでは、私なりの解釈をお伝えさせて頂きます。
得意なこと=才能の芽
「得意なこと」というのは、苦しみが少なくこなせることや、人よりも簡単に出来てしまうこと。
ざっくり言うと、「才能」とも言い換えられそうです。
「スキル」や「強み」は後天的なものですが、「得意なこと」は先天的なものと捉えています。
ただ、ここでは一歩踏み込んで、「才能の芽」と表現させて頂きます。
「芽」なので、まだ「花」や「果実」にはなっていない。
「芽」から育ち、次第に「花」や「果実」になる。
そのように、イメージしてみてください。
もちろん、得意なことですので、吸収も早いです。
きれいな「花」を咲かせ、美味しい「果実」を実らせやすいです。
けれども、ここで大事なのは、「才能の芽」を実らせるには、大切に、大切に、育てていく必要があるということ。
「才能の芽」を実らせていった結果、「スキル」や「強み」につながっていくのです。
スキル=体系化
「スキル」とは、体系化された技術や能力と捉えています。
スキルの定義については、別のページからも引用してみます。
スキルとは「訓練や学習によって獲得した能力」のことを指します。
習得するには、訓練や学習が必要というわけですね。
そこから一歩踏み込んで、スキルを成り立たせる要素は、この5つに分解できると考えています。
①【解像度】全体図を描けること
②【知識量】知識やノウハウの量が多いこと
③【再現性】いつでも実行できること
④【体現速度】短時間で実行できること
⑤【結合】応用を利かせられること
詳しくは長くなるので、別記事でご説明させて頂きます。
「得意なこと」との違いは、体系化されていて、いつでも発揮できるということです。
得意なことは、先天的な個性や資質をどう活かすかという話。
スキルは、そこから訓練や学習によって体系化して身に付けることで、発揮できます。
強み=相手との比較
強みとは、相対的に優れているものとして、私は解釈しています。
他にも解釈がありうるので、ここでも引用してみます。
強みとは、個人や組織が優れている能力・特性・資質を指します。
生まれ持った特性・資質(才能)に加え、これまでの経験を積み重ねたことによる能力・特性の両面を備えていることが一般的です。
「考えずとも発揮している能力・特性・資質」も、強みと言えます。
こちらの引用は、私なりの解釈としては、「得意なこと」の説明に近いです。
では、「得意なこと」と「強み」の違いは何なのか?
それは、強みを考えるときは、常に「相手」が要るということです。
ー比較する「相手」よりも、優っていること。
ー提供する「相手」に、優れていると思われること。
それが、「強み」の条件です。
よく、『「弱み」を「強み」に変える』という話がありますよね?
あれは、「苦手なこと」の半面、「得意なこと」があるから成り立つ話なのですがー
「弱み」と思っていたものを転じて、相手に「強み」として感じ取ってもらえているわけです。
それも、提供する「相手」がいるからこそのお話です。
最後に
フリーランスとして仕事をしていると、「自分の得意なことは何だろう?」「強みは何だろう?」と思い悩むことがあります。
私の場合は、得意なこと・スキル・強みを、棲み分けて理解することで、それぞれが必要な場面で発揮しやすくなりました。
あくまで私なりの解釈ですので、これが正解というわけではありません。
ただ、皆さんも、使い分けて解釈ができるようになると、きっと楽になるのではないでしょうか。
ぜひ皆さんなりの言葉や解釈で、それぞれの違いを語れるようになってみてください。
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