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日本人だけど日本人が怖い

こんにちは、マチルダです。

前回の記事で海外で職を失ったことについて書きました。
今日はその時に得た学びについてシェアしたいと思います。

日本にいた時、自分は日本人が嫌いでした。
日本人を嫌うと言っても、海外の人と深く関係を築いていたわけでもないのに日本人が嫌いって論理的におかしいのですが。(笑)
嫌うというよりかちょっと苦手という感じです。
何が苦手かというと、学校にいる時ってクラスで上手くやっていくために「同調」を必要とされるじゃないですか。自分が本当はどう感じているかは置いておいて「周りに合わせる」っているのが必要になると思います。これ、私が感じているだけではないと思います。正直言うとこれは私にとっては凄くしんどいことで、自分の本音を表現できる場所がないのでどんどん生きていくこと自体が苦しくなっていったのを覚えています。加えて、何か自分が高みを目指したい時って結構周りの人から「へ―凄いね(笑)」と失笑混じりで言われたり、あなたは私と違うからっていう扱いされることも多いと思います。お互いがそれぞれの人生の価値観に沿ってお互い目標は違うけど、自分なりの幸せを追求できるように頑張ろうってなることって今まで本当に稀でした。

そんな気持ちを抱えていたこともあって、
一度海外で生活して他の国の人と友達になりたいと思い、海外で生活する夢を叶える道を選びました。

海外に来て3か月。
確かに「個々の違い」を尊重することが苦手で「同調」を求める日本人は面倒くさいです。
これは今も昔も変わらない。
けれど今回トラブルに見舞われた時思ったのは、海外という自分とは違う言葉を使い文化を持つ人たちが周りに溢れている時に、同じ民族同士で固まることは確かに自分の身を守ることでもあるということです。
今まで群れることにマイナス要素しか感じたことがありませんでした。
むしろ自分を殺すことになるし、もし同調できなかったときハブかれてしまうので、群れることが怖くて怖くて仕方がありませんでした。けど今回の事を経てやっと群れることのメリットもあるんだと感じられました。

同時に単に群れているわけじゃなくて、
お互いの目標を尊重して「協調」しあえる日本人の友人は本当に大切な存在と気づきました。
何かあった時、自分の慣れ親しんだ言語で、自分に近い感性の人たちに相談できることはとっても安心できることです。

何にも二面性がありますが、単に日本人が嫌いとか日本人が苦手っていうんじゃなくて、
こういうところが苦手、嫌いって言えると凄く強いなと感じました。

今日も読んで頂き有り難うございました!

#海外 #海外生活 #オーストラリア #ワーキングホリデー #ワーホリ #日本人だけど日本人が苦手

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