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【考え方・生き方】頭の良い学校・学歴が高い、とかの意味

私は一応進学校と呼ばれる高校を卒業している。
高校の名前を出すと
「めちゃくちゃ頭良いじゃん!」「すごいですね」
とよく言われる。
中学校の成績や内申書も良くて、
「勉強のできる子」でずっとやってきた笑。

志望校だったから合格した時は嬉しかった。
親も喜んで誇らしげにしてくれているのも嬉しかった。
そして大人になって所々の場面で
「○○高出身、すごいね!」と言われるのも
嬉しいは嬉しい。

ただ、ただただただ
何となくモヤモヤを感じる時がある。
「さすが○○高校なだけある!」
といったような、
「あの学校出てるから頭がいい」
という言われ方にモヤモヤ違和感…。
だって、正直レベルとしてはそんなに良くない高校出身でも
頭が良いなと思う人を何人も知っている。
単純に「一概には言えない」だけの話なのだろうけれど。

学歴が高い「頭が良い」は
一定の体系の中で成果を上げることができる
その頑張りや努力の証でもある。
実際、授業で先生の話をよく聞いて、
真面目に宿題やテスト勉強をしたからこその成績であったのだから。

でも、私が漢字をよく知っているのは
それが好きで自発的に漢字検定の勉強をしたからだし、
色んな事を小難しいことやらを考えるのは
(いいのか悪いのか別として)
思考が好きな性分というかクセというかそういうものだし。
決していい高校を出たからできている事、ではない。

ただ、勉強の仕方を知っている、とか
知的好奇心と向き合う姿勢がある、とか
そういったところは
確かに同じ高校の友達を思い出せば共通しているかもなぁ…
その辺りは素直に
勉強できる人は(生きるにおいても)頭が良い、
と少しは言えるところなのかなぁ…

ちなみに私の「勉強のできる子」人生は高校入学までで
その後遊びほうけて赤点を取りまくり
大学入試も取り掛かるのが遅かったため
志望大学は全滅、
結果、地元のまぁまぁ普通の大学に入りました。
「頑張ったけど落ちた」「希望が叶わなかった」は
人生の挫折の1つと言えるほどの経験だったけれど
学びたい学問は地元の大学でしっかり学べたし、
大学も高校も私はとても楽しかった。

3月の受験シーズンで
親戚の子や友達の子の受験・進学の話になると
「結局どこに行っても楽しいって!」
「行事やイベントが盛んなところがいいな、
くらいの基準でいいんじゃない?」
とどうしても思ってしまう。
高校のレベルが高かろうが低かろうが
その後の人生にたいした影響なんてないよ、と。
けれど…朱に交われば赤くなる…
それは…一理、あるのだろうか。
私の高校はとても自由な校風だったから
自分も周りも結構バカな遊びばかりしていた。
でも皆、あくまで根が真面目で
努力や常識を知っている進学校の生徒。
その環境しか経験していない私が
「頭が良い高校かそうじゃないかなんて関係ないよ」
なんて言い切ってしまうのはちょっと思慮不足だったかな。

自分の子供はまだまだ小さいけれど
進路を考える年齢になったら
親として私はどう考えるのかなぁ
何を子供に伝えるのかなぁ。

あまり考えもまとまっていないけれど
昔からのモヤモヤを
周りの受験の話に感化されて考えてみた。
とりあえず、受験勉強って大変だったから
受験が終わった受験生のみなさん
お疲れさまでした!!

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