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忙しくなる前に”日常”を整える

連載「量産型シンプルライフ」第2回目のテーマは「忙しくなる前に“日常”を整える」です。夏休み、めちゃめちゃ忙殺されますよね。死活問題…。死なないためにわたしが夏前にやっていたあれこれを紹介します。


量産型シンプルライフ(造語)とは?

24時間しかない1日、たった2日の週末で、どれだけ自分やパートナーや子どもに関われるのかを考えたら、暮らしを戦略的にシンプル化するしかありませんでした。「量産的」とは、誰でも再現可能な、というポジティブな意味です。そんなライフハックをお届けします。

そういうコンテンツがこの「量産型シンプルライフ」です。連載というかたちで不定期に更新しています(*^-^*)

家事と仕事と育児でつぶれそうだった過去

作文講師の繁忙期は「夏休み」! まちか先生は毎年夏が一年中でいちばん忙しいです。

7月は、書店さんで「本との出合い方」「本の読み方」などのイベント、公共施設で「夏休みの読書体験」親子セミナー、商業施設で「子ども記者の取材体験イベント」、教育機関で作文教育の研修授業etc……。

8月は、毎日のように1DAY講座(単発講座)の「読書感想文講座」が開催されます。もちろん定期開催してるふだんの作文教室もあるし、ライターの仕事もあるので、てんてこ舞いなの。

こんな生活を12年ほど続けています。

まだ慣れずにがむしゃらに突っ走っていた頃は、何度か倒れました。午前中の読書感想文講座と夕方からの読書感想文講座の間に病院で点滴したり。家事に手が回らないので家の中は荒れ放題。合間を縫って子ども達と夏祭りに行ったけどめまいがひどくて楽しめなかったり。次の会場に移動している途中で車のタイヤがパンクして遅刻したことも。我が子3人をわたしの実家に夏休み中預けっぱなしだった年もありました。あ、いちばんひどいのは、入院中の病院から講座の会場にタクシーで往復してた夏(外出許可を申請するたび主治医がめちゃめちゃ渋い顔してた)。

うわあ、なんてダメダメなんだ……。

必ず起こる”困った”を先取りで回避する

そこで、ここ数年は夏が来る前に対策を取っています(*^-^*) 夏休みの前に先取りしてやっちゃうわけです。

<メンテナンス系>

・ヘアサロンでカット&カラー
・眉毛サロンでケア(メイク時間の短縮!)
・車の点検とタイヤ交換
・歯科でクリーニング
・持病のお薬処方&クリニック受診
・エアコンクリーニング
・水回りの大掃除
・常温食材の買い置き(子どもが自分で作れる系は特に多めに補充)

<思い出作り系>

・宿題先取り(工作、裁縫、作文、自由研究などの定番を)
・お出かけ(プール、海、アウトドア、美術館、プラネタリウム、ドライブ、イベント、外食)
・お買い物(子ども達が夏を満喫できるようにコーデ買い)

主に、海の日の3連休は基本「我が子ファースト」でリクエストに応えまくるスペシャルタイムです。笑

そんなこんなで、夏休みが始まる頃には、既にメイン行事を終えた後の落ち着いた日常がやってきます。わたしが忙しくしている日中は、子ども達は毎日自分でやると決めた分のお勉強をしたりお友達と遊びに行ったり(長男はバイト、長女は部活もある)。近所の公営プールや地域の夏祭りなど、親の付き添いなしでもOKなものは本人裁量でどんどん予定入れちゃってもらってる。そんなこんなで、夕飯のテーブルでは、その日あったこととかをみんなでわいわいおしゃべりするという感じ。

夏休み初日の今日もそんな感じでした♡

自分(親)のメンタル的に効果絶大なのは、やはり家の中のあれこれの先取りですね。わたしは6月あたりからやってきたのですが、暑くてだるくて忙しい今この時になって「先月の自分に大感謝★」ってなりますもん。

今日も、洗濯物を干しにベランダに出たとき溶けそうなほど暑くて「ベランダきれいに掃除しといてくれたの誰?わたし!えらすぎる!ありがとう!」ってテンション上がりました。自己満足バンザイです。

忙しくなる時期を見越してプランを立てる

わたしは、自分が仕事で忙しいから始めた習慣ですが、各家庭で親と子どもの日常が崩れやすい時期(長期休みとか新年度新学期とか)って異なりますよね。

・新学期に入ってすぐは体調を崩しやすいから、お出かけの予定を入れず週末は家でゆっくり過ごす
・大掃除は年末にしない。秋休みの子どもにも声をかけて家族みんなで一緒にやる
・一大イベント(?)の旅行は年頭にみんなで話し合って決める

体調の変化や年間行事を見越して対策を取っておくと、大波にならず小波くらいで乗り越えられるのかもしれないなぁと思います。おすすめ♡

日々の習慣も大切だし、こういう長めのスパンでの習慣作りも大切だなと思うのです。

普段の暮らしの中でできる「わたしが楽になる習慣」作り

あとは、家中のいろんなアイテムを手がかからないものに切り替えていく。目指すは「わたしが(常時)楽になる」こと。いちばん余裕のないわたしがストレスフリーなら、家族みんなもストレスフリーなはず。たぶんそう!きっとそう!

たとえばこれ。トイレットペーパー↓も、普通巻き→2倍巻き→5倍巻きって感じにどんどん変えていきました。

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鉄板アイデアだと、靴下を同じ型番でそろえると左右合わせが楽っていうのがあると思います。それを、うちではわたし・長女・次女の3人おそろいです。足のサイズが一緒なんです。もしかしたらより娘達の方が大きいかもしれないけど、婦人用フリーサイズなので無問題。

わたしは料理が苦手です。料理ってたくさん工程があるから、忙しいとすぐ「やってらんなーい!」ってなります。なので、料理もけっこう手離しました。その際使ったツールが「献立ノート」です。雑誌サンキュ↓の付録についていました。

使い方としては、家にある食材を書き出し、1週間の献立を考え、買い物リストを作る、というもの。ムダな買い物が減って食費ダウンという嬉しい効果が。

我が家の場合は、献立ノートを子ども達が使います。食べたいものを思いついたら空きスペースに付箋でメモしていきます。それを見ながら週末に、翌週の献立を考えます。冷蔵庫や食品庫をチェックしながら。ついでになくなりそうな調味料なども書き出してくれます。マジ有能……!(ママが無能とも言う)

・わたしは献立を考えなくていいし、子ども達は食べたいものを食べられる。
・複数人(うちは3人)で考えるので、好き嫌いや年齢差も含め、なんとなくバランスが取れる。
・自分達で考えた献立だというのもあって、残さず食べようとする姿勢が嬉しい。
・わたしはこのノートを見て、仕事のあと買い物して買えるだけ。
・前もって献立が分かってるからか、自分の好物のとき「自分で作る」と言い出し料理もお任せできるようになった。

こんな感じです。

ツッコミがくるのは分かっています。「子どもに献立を任せたら食費が大変なことにならない!?」ごもっともです。

我が家ではそのこともあって、食費の予算も内訳も子どもと共有しています。最初は毎日がパーティーみたいな献立オンパレードでめまいがしましたけどw 今じゃ「ママのお酒とうちらのおやつがなければ月○万円浮くんだけど…」「お楽しみは必要だって。明日も頑張ろうて思うための」「じゃあ他で節約しないと。あ、この前、○○の部屋、クーラーつけっぱなしで登校してたよ。消しといたけど」「すんまっせん!!!」「でもなんでも削ればいいってわけじゃなくない?」「うん。ごはん楽しみだなって思いながら家に帰るの好きなんよね。なんか幸せ」「それわかる!」「じゃあやっぱり工夫するかぁ」みたいな会話を3人でしてます。それを聞いてげげっとなったりほっこりしたりしているわたしです。

料理だけでも1記事できそうな感じね。
(ちなみに我が家の家計簿は長女がつけてくれてます。なのですべて筒抜けです。このこともまあまあ驚かれるのでそのうち記事にしますね)

まとめ

わたしを救うシンプルライフ。そう思って始めたのですが、シンプルだからわたしだけじゃなく家族にも分かりやすくて関わりやすくなった。振り返ると、そんな気がしています。

自分で選ぶ。
自分のために選ぶ。
自分で選んだことが自分を作っていく。

家族と話す。
家族を思って動く。
みんなで選んだことが家族を作っていく。

なんの個性もなく、取り立ててすごい技があるわけでもなく、ありふれたシンプルライフだからそれぞれの家族のかたちにアレンジできるんじゃないかなあと思っています。

今日の記事で、「投稿企画」に参加してみようと思います。初参加です♡ note始めて1ヶ月も経ってなくてまだまだ不慣れですが。ポチッ!

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