【イベントレポート】エフカレ3期がスタート!#1「コミュニケーションの学び方とは? はじめてのファシリテーション」
こんにちは!立命館大学3回生の寺田歩と申します。noteをご覧頂きありがとうございます!
Facilitation College(通称:エフカレ)は、対話やファシリテーションに関心のある全国の大学生と、実践を通して学びあうコミュニティです。2020年1月から、まちとしごと総合研究所の大学生向け事業としてスタートし、2021年6月からは3期がスタートしました!集団での問題解決や話合いの場での舵取りができるように、時に真剣に、時に緩く、自身のファシリテーションへの想いを打ち明けあいながら、互いに学びを促し合っています。
3期は隔週で全5回の講座を開催するスタイル。一連の講座を通してファシリテーションを広く、実践的に学んで欲しいといの想いから、ステップアップ式の連続講座で進めてきます。
記念すべき、6月1日に開かれた初回の講座は、運営メンバーである京都大学院1回生の細川千夏さんが担当してくれました。このnoteでは、その様子をつづっていきたいと思います!
1.アイスブレイク
みなさん初対面なので、まずはアイスブレイクから。
アイスブレイクその一、「○○といえばゲーム」!(拍手)
お題に対し、思い浮かぶものをチャットに書き込んでいくというシンプルなアイスブレイクです。
「おにぎりの具といえば?」
→「しゃけ」「ツナマヨ!」「うめわさびおかか」
「オンライン授業あるあるといえば?」
→「ミュート忘れ」「バーチャル背景変え忘れ」「寝起きで受ける」
などユニークな回答で盛り上がりました!「緊張しています」と冒頭で話す参加者も多かったのですが、表情が緩んで笑顔が増えてきました。
アイスブレイクその二、「おうち探索ゲーム」!(拍手)
お題にあったものを家の中から探索するゲームです。
探している間は画面をオフにして、タイムアップと同時に探索してきたものを手に、一斉に画面をオンにします。
探している間は運動会のリレーで良く流れるBGMが流れ、わちゃわちゃしていました(笑)
「最近買ったものは?」
→PCの充電器、くつ、お茶
「3文字のもの」
→バナナ、パスタ、たまご、かばん
「お気に入りの大学の教科書」
→語学、経営、心理学、自己啓発本
このアイスブレイクでもかなり盛り上がり、答えが多様で、本当に色んな特徴のある人たちが集まっていること実感できました!
アイスブレイクその三、「グループで対話」!(拍手)
皆さんもかなりリラックスできるようになってきたところで、対話形式のアイスブレイクです。「自分を漢字一文字で表すと?」というテーマでブレイクアウトルームに分かれて話します。
一通りのアイスブレイクを終えたところで、アイスブレイクのねらいをちなつさんからちょっと解説。
「アイスブレイク」は「アイス=緊張」を「ブレイク=壊す」という意味です。オンラインでは別々の場所から参加しているものの、画面オン・オフの切り替え動作を共にすることで一体感が生まれたり、対話を通してお互いについて知ったり、メンバーの仲を良くしたりすることが、今回のアイスブレイクの狙いでした。直感的に答えられるゲームから、徐々に考え、自分のことを開示する内容になるように組み立ていました。
参加者の様子を見ていると、1時間前は初対面であったとは思えないくらい緊張がほぐれてきており、アイスブレイクは大成功だったように思います。
2.インプット「ファシリテーションってなんだろう」
さぁ、いよいよ本題に移ります。まずは、「ファシリテーションとは何か」を学びます。
エフカレには、自身の学びや成長、新しい出会いや交流を求めて全国各地から沢山の大学生が集まってくれています。
普段の生活で、色んな人と出逢い、関わるの中で、話し合いや人間関係の悩みを解決できずにモヤモヤしている気持ちを感じ、解決したいと考えている方が多いようです。
そんなモヤモヤを発生させてしまう原因でよくあるのが「凝り固まった考えと関係性」。ファシリテーションはそれに揺さぶりをかけ、再構成することで、問題を解決するのに役立ちます。
エフカレ3期は、ファシリテーションの技法の体験と実験をしやすいように、講座と同時並行でSlackでお互いの情報を共有しながら、学びを促し合って進めていきます。
3.インプット「ファシリテーションの学び方とは?」
では、これからファシリテーションを実践できるよう身につけていくために、どんな姿勢で学ぶことが大切なのでしょうか?
ちなつさんから、「学び方」についてレクチャーがありました。
ファシリテーションのみならず、なにかのスキルを体得するには、言葉や方法の概念を知ることと、なぜそうなのか理解することを繰り返して、頭と体に定着させていきます。その前提として、「考え方の土台」が大切です。例えば「上手くなってから人前で披露するものだ」という考えの土台があったら、「知っているけど使えない知識」でとどまってしまったり、実践するのにハードル高く感じたりすることがあります。
ファシリテーションは実践を通して体得するもの。知識や技術の受け皿である「考えの土台」にも目を向け、新しくつくっていくことが大切です。
そのためにちなつさんの経験から、ファシリテーションを身につけるのに必要な3つのことが伝えられました。
これを聞いて、ファシリテーションの学び方に正解はないことに気づきましたし、「参加と実践のサイクルをまわすことで、様々な発見を得ること」、
「自分のできないところを助け合いで補完していくこと」、「進んで自らの役割を果たす関係性」が大切なんだなと感じました。
4.ワーク「エフカレでやってみたいことは?」
ここまでの内容を踏まえ、エフカレでやってみたいことを最後のグループワークとして話合いました。
「全ての講座を受け終わった後に、自分達もワークショップしたい」
「みんなで交流会を開きたい」
など、沢山のアイディアが寄せられました!
自分たちで行動したいと、スタートの段階から思ってもらえるのは、運営側としても嬉しいです!参加者の皆さんと一緒にファシリテーションを学びつつ、サポートにも力を入れていきたいと思いました。また、オンラインではありますが、何らかのご縁で全国各地から集まることができたので、この関係性をより深いものにしていくためにも、交流会は是非開きたいですね!
5.おわりに
今回、はじめは緊張していたものの、アイスブレイクで解きほぐすことができ、沢山の人が発言してくれた場となりました。この雰囲気を継続し、ファシリテーションへの理解をエフカレ全体で高めていけたらいいなと思います!
以上、エフカレ3期第1回のレポートでした!ここまでお読み頂きありがとうございました!
第2回のイベントレポートはこちら!
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