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アインシュタインの「相対性理論」に学ぶ、真実が何個もあるかもしれない件

皆さん、こんにちは☆

今日は、いかがお過ごしですか。

今日は、アインシュタインの「相対性理論」を少し理解すると、「真実って、実は1つではないのではないか」と、ふと思うことがあり、その話を書こうかなと思います。

「相対性理論」など、難しそうでよくわからん!と思う方多いと思います。私も、高校時代は物理にアレルギーを感じていたので、生物を選択していたわけですが、再受験の時に、ついに物理から逃れられない運命であることを悟り、しぶしぶ勉強をしました。

でも、「物理」って、表面的にはすごーーーく難しそうで、数式も呪文のように見えたりしますが、実は、一度概念を理解さえしてしまえば、そんなに難しい学問ではないのです(大学で専門に専攻したりすれば、それは、また別ですが)。自然現象を説明した学問なので、視野が広がって、結構面白いです。

ということで、「相対性理論」の一部概念に触れて、そこから考えられそうな、「真実は一つなのか問題」について、考えていこうかなと思います。ここでは、敢えて、数式は用いません。

■「相対性理論」とは、一言で言うと、「時間と空間は相対的に変化する」という考えである

「相対性理論」とは、とても難しく聞こえますが、一言でいえば、「時間と空間は相対的に変化する」という考え方(理論)のことを指します。

もっと言えば、「時間と空間は相対的に変化する」、つまり、「人によって、もしくは場所によって、時間は変化する」ということです。

「は?どういうこと?」

と思いますよね。

では、更に踏み込むとして、光速で移動しているロケットがあるとすれば(現実世界では不可能だけど・・)、それに乗っている人が計測している1分と、そこらへんの公園にいる人が計測している1分というのは、違うということです。

そう。下記の絵のとおり、公園にいる人がロケットにいる人と同じタイプの腕時計をして、同時に時間を計測した場合、公園にいる人の時計が「1分」を計測したときに、ロケットにいる人の時計は、まだ「40秒」だったりするということです。

これ、???と最初は思うのですが、数式による理論上は、正しい考え方なのです。

※ E=mc2(エネルギー E = 質量 m × 光速度 c の2乗・・数式出しちゃった。。)を少し理解すると、エネルギーは質量に比例することがわかります。つまり、アリ(質量は小さな生物)が感じる1時間と私達人間が感じる1時間は違う。そして、惑星(質量が無限大)と私達が感じる時間の観念が違うことも理解することができるのです。

では、この「相対性理論」から実生活に応用できる考え方って何でしょう。

■実は真実って、1つではないのではないか

そう。この「相対性理論」、これ自体は、現実世界で知らなくても生きていけますし、別に万人が知っている必要もない理論かもしれません。

でも、現実世界に応用できる考え方としては、「人によって、また場所によって、信じている”真実”は違うということ」ではないかと思うのです。

宗教の違いや職業の違いなど、立場の違う人が「私の考え方が正しい」と主張して、戦争をしたり、喧嘩をしたり、政治の世界であれば、対立したりするわけですが、たぶんこの人それぞれが感じる「真実」というのは、人それぞれで良く、「真実は1つではなく、たくさんある」ということではないかなと思います。

このことを気づくことができれば、他人が考える「真実」が自分と違ったとしても、「彼らの真実は、こうなんだ。私とは違うけれど、これも彼らにとっては正解なんだな」と心にすんなりと落とすことができます。

そう。前述の例でいえば、ロケットに乗っている人の時計で図る「1分」はまぎれもなく「1分」あり、公園で測っている人の時計の「1分」もまた、まぎれもない「1分」なのです。

そして、公園で測っている人が、ロケットに乗っている人を見たときに、「1分ではなく40秒だろ」という主張も、また正しいのです。

また、ロケットに乗っている人が、「いやいや、40秒ではなく、1分だよ」と反論したとき、それまた正しいのです。

とても「矛盾した真実」、この背景には、「真実は1つではないから」という答えがあります。

物理や数学は、現実社会で、「よしよし、ボールを加速度○○で投げたから、何秒後に到達するに違いない!」とか考えている人はいません(いたら、ちょっと怖い・・笑)。なので、何の役にも立たないように感じます。

でも、自然現象というのは、私達の心理にも深く影響している現実でもあります。

「数学や物理なんて何の役に立つんだ!」と思う人もいたり、私もそう思っていたくちですが、「現実に応用したら、どんなことがいえるだろう?」と考えると、意外と面白いのです。

ということで、今日は、相対性理論から考えられるかもしれない「真実って、たくさんあるんじゃないの?」というお話しでした。

読んで下さり、ありがとうございます。

では、今日も素敵な一日になりますように☆









嬉しいです^^ 美味しいコーヒーと一緒に今後の医療談義をしたいなと思います。