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「生まれつきIQが高いと、お金と名誉を手に入れやすい」は本当らしい

面白い文献を見つけたので、備忘録のため、メモ。

ヴァンダービルト大学の調査(2007年発表)で、「生まれつきの天才5,000人を45年追いかけた結果、彼らはどのような人生を送っているか」という研究(数学的に早熟な子供に関する研究)を発表している。

具体的には、1971年に5,000人の神童を選び出して、その後45年にわたり、ログを取り続けたというもの。

※この研究での「天才」の選別定義は、全米統一テストやIQテストで上位1%に入った子供を選んだとのこと。

結果から書くと、「生まれつきの天才はほぼ皆、社会的に成功する」ということ。しかし、ここでの結果は、「社会的に成功する」ことであり、「人生を幸せと感じるか」ということについては、有意差はないらしい。

実際に、結婚や離婚を繰り返して「自暴自棄」になっている人物や精神的な疾患を持ち、「人生が辛い」と感じている人も一定数(一般とほぼ同確率)おり、「IQが高いから、人生すべてがイージーモード」というわけではないらしい。

引用:
子供時代に成績が上位1%だった人物は、成人してからも収入が多い傾向があった。平均で全米のトップ5%の高収入者に入っており、科学者、研究者、フォーチュン500のCEO、連邦判事、上院議員、億万長者になる可能性が高い。
(参考:パレオな男ブログより)

また、もう一つ大きな言及として、「神童は飛び級させると、その才能を社会に還元できる確率が高まる」ということ。飛び級をした神童は、しなかった神童にくらべて特許や博士号を取る確率が60%アップするらしい。

これは、アメリカならではの研究ですが、そもそも人間の能力は平等ではないので、それぞれ個人の才能を発揮できる世の中になれば、Win-Winですな。

日本も、「飛び級制度」を考えても良いかも。とはいえ、日本の文化的に絶対無理だとは思うが・・。

まとめ

IQが高い人間は、それだけで、私たちの生活を豊かにしてくれる理論や仕組みを作ってくれるかもしれないので、彼らが自身の才能を思い切り発揮できる社会だと良いのではないかと思う。

世界的に、IQが高い人材は、「自由を求めて、アメリカに移動している」のですよね。私の留学時代を振り返っても、アメリカ人が平均的に「天才が多い」という印象は、はっきりいってないです。どちらかというと、「天才を世界中から集めている」という感じ。

アメリカは、トランプ政権になって、「天才が流失しやすい環境」になっている今こそ、日本は、世界中から「天才を集める政策」でも決行したら世の中は変わるでしょうね。

実際に、「人間は、周囲の人間のIQやEQが影響する」というのは、明らかな事実であるし、「世界中から優秀な人間を集める」ことが、私たち凡人ピープルにも良い影響があるはずです。

「生まれつき頭がいい子は大人になっても成功する」という当たり前の事実が明らかになっただけなのだが、頭が良い子はガンガン飛び級させて、

世界中から神童を集めるだけで、「日本の悪しき文化」は自然と変わり、そして、「英語を使わざるを得ない環境」にもなり、我らが凡人ピープルにも良い影響があるのではないでしょうか。

では、今日も素敵な一日を☆

参考文献:


嬉しいです^^ 美味しいコーヒーと一緒に今後の医療談義をしたいなと思います。