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【教えてまっちー!】推しってなに?

アクセスいただきましてありがとうございます。
まっちーこと、町田 侑芽(まちだ ゆうめ)です。

事業検証にバタついていまして、すっかりご無沙汰になってしまいました…
たくさんの方にご興味を持っていただけまして、本当にありがとうございます💖

本日のテーマは「推しってなに?」です。ここが今の私の原点でした。

推しのアイドルグループ「SnowMan」に出会ったエピソードをメインに、推し活が人々の人生にもたらすインパクトについてお話しできたらと思っています。

(出典:Snow Man / MENT RECORDING (@SN__20200122)

ぜひご覧ください😊



推しに会うまでの私

SnowManに出会う前、私は現在の会社に入社して1~2年が経ったころでした。営業部に配属され、現場での研修やOJTもひと段落がつき、ご担当させていただくお客さまを持たせていただけて、社会人生活にも段々と慣れてきたころでした。

当時の私の心にあったのは、漠然とした将来に対するモヤモヤ、不安感です。
仕事は1人でできることも増えてきましたが、やはり能力や優劣がシビアに求められます。
たびたびお客様や上司、先輩社員、関連部署の方からお叱りをいただくこともあり、その度に「申し訳ございません」とお詫びをしては火消しに追われ、またお叱りをいただき、また「申し訳ございません」とお詫びをして…
当時の若かった私には、なぜこんなことをしているのか、分からなくなってしまうこともありました。

職場の同期や大学の友人は、SNSを見ると楽しそうな社会人生活を送っていて、友人と旅行に行ったり、好きなアーティストのライブに行ったり、会社で賞をもらって活躍していたり、結婚や出産をする子もいました。
友達として素直に祝福したい一方で、そのような幸せな投稿を見ると現実を突きつけられる気がして、余計にモヤモヤしてしまうのでした。

生活の大半は仕事で、ひたすらお叱りをいただいては「申し訳ございません」と言い続ける毎日です。
「申し訳ございません」と言い続けていたら、

「(私なんかで)申し訳ございません」
「(生きていて)申し訳ございません」

とひたすら自己嫌悪に襲われるようになってしまいました。

平日は仕事でどっと疲れてしまうので、休日は特に何もせず家でぼーーっとしていることばかりでした。
心配をかけたくなかったので、家族や友人、職場の同僚とは距離を置くようになってしまいました。

私はこんな人生を歩みたかったわけじゃない。
とにかく生きているのがしんどい、そう思い続けるような日々でした。
※後日、心療内科でパニック障害と診断されました。

そしてそんな日々に、私はSnowManと出会ったのでした。


推しに出会ったきっかけ

ある日ぼーーっとスマホでYouTubeを眺めていた時でした。突然こちらの動画が画面に表示されました。

(出典:ジュニアCHANNEL

はい、SnowManがただ人狼ゲームで遊んでいるだけの動画です(笑)
ファンならお馴染みの「ど〜も!SnowManです!」から始まり、
いつも通り阿部亮平くん(あべちゃん)がゲームマスター、佐久間大介くん(さっくん)はすぐ人狼だと疑われ、渡辺翔太くん(しょっぴー)はゲームのルールを覚えることができていません😂
みんなでひっくり返るぐらい笑い転げて、些細なことかもしれませんが、この平和な世界から目を離すことができませんでした。

約30分間の動画を見終わったとき、

「この人たちをもっと知りたい」

私はこう思ってしまいました。

そこからは夢中になってYouTubeや動画配信サービスでSnowManの動画を見漁りました。
そうすると今やミリオンヒットを多数叩き出しているSnowManが「このままじゃ売れないよ」と言われてきた過去があり、後輩グループのSexy ZoneやKing&Princeにもデビューを先越され、深澤くんと阿部くんはなんとデビューまで15年以上かかっていたことを知りました。

(出典:SnowMan / MENT RECORDING

あの人狼ゲームで笑い転げていたSnowManにこんな過去があったとは…
どこか現実世界でうまく居場所を見つけられない私と重なるような気がしました。


生活の変化

SnowManに出会ってから、私の考え方が大きく変わるようになりました。

「明日SnowManの番組がある」
「SnowManも頑張っているから、私も頑張ろう」

辛い時でもSnowManがいる、SnowManと向き合っていれば私らしくいられるということが、人生のモチベーションになっていました。

(出典:Snow Man / MENT RECORDING (@SN__20200122)

家族や友人、職場、主治医ともちゃんと向き合えるようになって、無事職場復帰を果たしました。
主治医はあんなにひどかった私がちゃんと会話できているのを見て、「何があったんですか」と聞いてくるほどでした(笑)
そして自分のキャリアを見つめ直し、社内資格の取得に挑戦したりしてみました。
現在は部署を異動して、ドコモアカデミーにて勉強させていただきながら、自分のやりたいことを見つけて新規事業を検討しています😊

今の私はとても幸せです!
推しに出会ったことでありのままの私を受け入れることができたからだと思っています。


推しがウェルビーイングをもたらす!?

ドコモアカデミーでの活動を通じて、私の一連の苦悩が「クオーターライフクライシス」と言われるものの一つだったと気づきました。

クオーターライフクライシスとは、20代後半から30代にかけて陥りがちな幸福の低迷期のことで、社会に出て生活に慣れてきた一方で、仕事や人間関係の厳しさを実感し、結婚や出産などの重大イベントも重なることで、周囲と自分を比べて劣等感に落ち込んだりしてしまう状態を意味します。

実は2017年のLinkedIn Corporationの調査によると、25歳〜33歳の7割以上がクォーターライフクライシスを経験していることが明らかになっているのです。

(出典:New LinkedIn research shows 75 percent of 25-33 year olds have experienced quarter-life crises

ヒアリングをさせていただく中でも、

「わかりみが深い」
「共感しかない」
「あの時は職場と家の行き来ばかりで本当にしんどかった」

というお声を多くいただきます。
お読みいただいている皆さんの中にも、このような辛さをご経験された方もいらっしゃるのではないでしょうか。

クオーターライフクライシスには5つのフェーズがあると言われています。

1.選択肢への後悔
仕事や恋愛などにおいて、「自らの選択が自分自身を閉じ込めているのではないか」と感じる

2.思考の変化
「現状を打開しなければ」「思い切って行動すれば、なんとかなるのではないか」と感じ始める

3.自分との葛藤
仕事を辞める・恋人と別れるなど、自分自身を不自由にしているものと決別し、自分を見つめ直す

4.人生の再建
ゆっくりとしたペースでありながら、着実に人生を再建する

5.人生の選択
興味や関心のあることに対し、熱心に取り組む

特に「4.人生の再建」までいかに早く進められるかが、クオーターライフクライシスを解決する重要なポイントであると考えられています。
確かに、今までの投稿内容を振り返ると、私もしっかりとこの5つのフェーズを踏んでいることが分かります🤔

(出典:クォーターライフクライシスとは?意味や5つのフェーズ、対策方法を解説

私が着目したのは「3.自分との葛藤」のフェーズです。難しい課題にひたすら向き合っていく段階のため、特に意識高く頑張りすぎてしまう方ほど、精神的に抱え込みやすい傾向にあります。

そうした場合には趣味に没頭したり、運動したり、ちょっと旅行に出てみたり、少し気分転換をすることが精神的バランスを保つためには必要だったりします。
個人の幸福を構成する要素として「PERMA理論」が提唱されています。PERMA理論の一つとして挙げられているのが「Engagement:時間を忘れて何かに没頭すること」です。
日常生活に置き換えると、まさに推し活ですよね💖

実は野村総合研究所の調査によると、推し活を3個以上している人は、推し活をしていない人と比較して、幸福度が高い人が21.3%も多いそうです。

(出典:「データでみる日本人の幸福なライフスタイル」 野村総合研究所 未来開発センター

確かに、推し活をしている方にヒアリングをさせていただくと、ほぼ100%の方が

「推しがいるから日々の辛さが和らいでいる」
「推し活が仕事やプライベートの息抜きになっている」

と言います。
推し活パワー、恐るべし💖

私みたいにこれだけ多くの人が悩んでいて、私みたいに推し活パワーに救われている人がこれだけいるということは、何かできることがあるんじゃないか。そう考えるようになったことが、推し活のスペシャリストとして今回の新規事業のきっかけにもなりました。
私の事業アイデアを通じて、少しでも多くの人にウェルビーイングがもたらされることを願っています✨


長くなってしまいましたが、以上です!
お読みいただきましてありがとうございました♪


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