発達支援担当の保育園先生との初めての会話

初めての発達検査は金曜日だった
検査後初の登園の日
2020年2月3日(月)
いつも通り8:30に登園すると、担任の先生から
「発達支援担当の先生から話があるので
職員室に寄ってください」
と伝言を受けた
当時4カ月の妹の育休中だった私には時間があり
先週末からネット上で
数々の記事や経験談を読み漁っていたこともあり
先生からのお話の内容が気になって仕方がなく
その場で45分ほどお時間をいただいた

とにかく私が気になっていたことは
どの程度のものなのか?
発達障害なのか?
その結論が知りたくて仕方がなかった

発達検査にも立ち会ってくださたったH先生は
50代、担当クラスは持たずに
長年、発達支援を担当されている
市の発達センターや小学校との連絡など
人脈の多さや知識の深さ、豊富な経験で
この後ずいぶんと私のことを
支えてくださることになる
そして私のことだけではなく
息子の良いところ
成長を認めてくださり
たくさんお世話になることになる先生

発達障害ですか?
H先生との会話でストレートに投げかけた問い
結論としては「傾向がある」との返答
ただし「本当にどちらとも言えない」と言われた
3歳の現時点ではっきり分かる子もいるけれど
息子においては、そこまでは明言できない
その1番の理由として挙げられたことは
「好き嫌いなく何でも食べるから」
口が敏感になることが特徴の一つではあるが
息子の場合は、
本当に好き嫌いがなく何でも食べるので
その特徴が出ていないことが
「傾向がある」どまりの要因
ただ、外遊びの際に
石をずっと握りしめて持ち続けること
何でも物を口に入ることなど
3歳にしてはもう落ち着いても良い癖が残っている
保育園から発達検査を勧められたのは
この傾向が気になったからだと聞かされた

先日の検査の先生は
市の支援センターの人なので
診断を下す資格がなく
小児精神科医のドクターが
診断を下せば認められるとのこと
まだ小さいことと
そこまではっきり出ていないので
現時点で診てもらっても
「傾向がある」としか言われないだろう
という
これまでのH先生の経験と
支援センターの先生との話だった
今からできることは
園での支援計画を立てること
最短で年少の秋からの加配申請を行うこと
加配という言葉自体も初めて聞いたけど
当時の150名ほどの在園児のうち
加配児童が5名いるとのことで
珍しいことではないことも知った

H先生の個人的な見解
今の傾向が薄れていって
「時期やったんかな…」となる子もいれば
今後濃く出ていく場合もあり
本当にこれからしか判断ができない
ただ、白黒つける必要はなく
グレーの子も今までもいっぱいいた
息子の園生活を見た感想は
先生の言うことはよく聞いているし
園生活もできていて楽しそうに過ごしている
決して苦しそうではなく
日々成長しているのは事実
ただ、来年から年少クラスに進級するため
人数が増えるとどうなるのかは
慎重に見ていかないといけないところ
そして、今まで私が息子に
「なんでできないの?」
と怒ってこなかったことも良いこと

日々の観察は園にまかせてください
お母さんは目の前の息子を受け入れ
「今」の息子に向き合うことが大事
そして話をして楽になるのであれば
いつでも話しましょう
と、今思うとすごく心強い言葉をいただいていた

その一方で
「お父さんは、どんな人ですか?」と聞かれた
場合によっては失礼な質問かもしれないけど
息子が産まれてから
私はパパのちょっと変わったところと
私が当たり前だと思う行動ができないことに
疑問を感じるようになり
先生からの質問は
その疑問の答えを解決に導くものになった
子どもさんの状態が分かってから
実はお父さんも
その特性が強い方も少なくないんです
と聞き、確信に変わった

パパの子どもに対する向き合い方と
性格、特性が
今現在の2023年2月
息子の命にまで関わる事態になり
家族の在り方に悩み
夫婦の関係性を見直し
子どもの父母としての役割だけを全うする
と決めた原因に繋がる

息子の赤ちゃん返り
H先生と話した午後
当時、息子の赤ちゃん返りがひどく
市役所の相談窓口にも電話をした
妹が泣けばママは飛んでいくから
ママをとられた気分
おきざり感がある状態
下の子が寝ているときは
上の子と遊ぶことをすすめられた

わたしの気持ち
息子が楽しくて幸せだったらなんでも良い
例え定型発達で何もなくても
社会人になりたての際に
自己肯定感の低さから自らを追い詰めた
私みたいに苦しむことだってある
個性を活かして輝いてくれれば充分
グレーなら脳の癖を理解して補うだけ
と育児日記に記していた

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