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演奏家にとって一番大切なもの


演奏家にとって一番大切なものって、知っていますか?
それは練習の仕方、時間の使い方、豊かな表現、全てにつながるものです。

そんなわけで、

今日は演奏家のための健全な自分との向き合い方(セルフコーチング)について、書いていきます。

この方法を知ることで、
あなたの演奏家としての活動が
さらに楽しく充実したものになりますように♪



ひと言でいうと、

『演奏家はマインドが9割!』

私は30年演奏と関わってきた
という自身の経験を通して、

全ての土台である
"自分との向き合い方"ができているかどうかで
演奏家として長く活躍できるかがかかってくる
とわかってきました。


私自身、
30年も楽器の練習に取り組んでいく中で
自分のダメなところを見つけるプロになってしまい、

また、
それが積み重なるうちに
いつの間にか

自分の価値と演奏が=(イコール)になってしまいました。


「演奏での評価が自分自身の人間的な価値を決める」

そんなふうに無意識に思ってしまっていたんですね。


その当時は
練習すればするほど自分の演奏が嫌いになり、

好きな音楽をやっていたはずなのに
どんどん苦しくなっていってしまいました。



あの時
自分との健全な向き合い方を知っていれば、
自分の演奏、そして自分自身を嫌いにならずに、

もっと楽しく演奏と向き合って
成長してこれたと思うのです。


自分との向き合い方を変えて良かった3つのこと

1、『自分自身のことが好きになれた』
  演奏と自分の価値は違うものだ、と思えるようになり、自分の素敵なところに目を向けられるようになりました。


2、『練習が嫌いじゃなくなった』
  できているところを認められるようになり、自分を批判し責める、という姿勢から
   →頑張る自分を応援する、という姿勢に変わったので、練習が苦痛じゃなくなりました。


3、『演奏を純粋に楽しめるようになった』
  以前は人の目(耳)や評価を気にしすぎていたのが、気にならなくなりました。


自分が厳しい目(耳)で見て(聴いて)いると
他の周りの人からも同じように
厳しく見られていると思ってしまいます。

自信がない人は
結局自分が一番厳しい目で見て
批判して責めているんですよね。


でも
練習を長く楽しく続けられる人との違いは
ここにあります。


長く楽しく続けられる人は
"今できていること"はちゃんと認められて、

その上で
"こうなりたい"の具体的なイメージに向かって
建設的に努力できているんです。


そこには
土台として
『健全な自分自身との向き合い』
があります。


それが
演奏家はマインドが9割!
という所以です。


私自身、
土台である自分との向き合い方を変えただけで
よりシンプルに楽しく
演奏に取り組んでいけるようになりました。


もしあなたが
練習することが苦痛になってきているのだとしたら

まずは今、どんな向き合い方をしているのか?

自分に厳しくなりすぎていないか?

そこに目を向けてみていただきたいと思います。


そして
厳しくストイックに頑張っている自分がいたなら

良かったら
「いつも頑張ってるね。」と
自分自身を一言ねぎらってみてください♪


本日もお読みいただきありがとうございます。
では、また♪



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