人生は美しい。

おはようございます。

早速ですが、この1年3か月の休職期間中にやらなかったことで、唯一後悔していることがあります。

それは「観たい映画がいっぱいあるのに全くと言っていいほど観なかった」ということです。

元々僕は「超」がつくほどのインドア人間、お家で猫と過ごすのが大好き人間なので、どこかに出かけたいとか積極的に外に出て何かをしたいという気持ちはほとんどありません。（唯一行きたかったところは、ボートレース場だけです。そりゃもう香川素子選手と木下翔太選手を本場で応援したかったです。でもですね。嫁もエッセンシャルワーカーなので、人が多い所に行き、感染するリスクを高める訳にはいかない訳です。さすがにこればっかりは諦めるしかありませんでした）

話は戻して映画です。

僕は「映画が趣味です」と言えるくらいの映画通では全くありません。

むしろ今までに観た本数は一般の人の平均からすると少ない方かもしれません。

だから「スターウォーズ」「ハリーポッター」「ロッキー」「ターミネーター」など、超ベタな有名作品すらひとつも観ていません。（ちなみに「男はつらいよ」は全作観ています。あと、映画ではありませんが「北の国から」や「スクールウォーズ」も全作観ています）

どうせなら、休職期間中にこれらの作品を全て観ようと思い、昨年の今頃Amazonプライムを契約しましたが、結局全くと言っていいほど観ないまま、1年間の契約期間が終わってしまいました。（だから迷っていたNETFLIXの加入もやめました）

子どもの頃観ていた「ガンダム」なんかも、大人の目線でもう一度細かく考察しながら観たいと思いつつ、結局は観なかったですね。

だいたい、テレビの前に座っている時間がほとんどありませんでした。（もちろん忙しいという訳ではありません。時間だけは山ほどありましたから。ただ、テレビを観ることもできないくらい「鬱」の時期は布団で横になったままでしたし、テレビを観られるようになってからはYouTubeのボートレースLIVEを観るくらいで、ほとんどテレビ画面の前にいなかったです）

だから、唯一「もっと○○しておけば良かった！」と後悔しているのが「もっと映画をみておけば良かったということです。

まぁ、所詮その程度なのでそんなに映画に興味がある訳ではないのでしょうね。（本当に観たければ黙って観ているはずです。笑）

ここで唐突に非常にベタな質問ですが、皆さんの「最も好きな映画」を強いて一つだけあげれば何と答えますか？

この質問はたくさん映画を観ている人ほど答えにくい質問でしょうね。

僕は観た本数が少ないので、即答できてしまいます。

僕が最も好きな映画は、イタリアのコメディアンである「ロベルト・ベニーニ」が監督・脚本・主演を務めたイタリア映画…

そうです。あの名作です。

「ライフ・イズ・ビューティフル」です。

あまりにも名作なので、ご存じの方も多いと思いますが、あらすじだけざっと説明します。

「時は1939年、イタリア。主人公はアドリブ対応が神すぎるユダヤ系イタリア人のグイド。グイドは小学校教師ドーラに一目惚れし、結婚。超絶かわいい息子・ジョズエが生まれる。しかし3人はナチスによって強制収容所へ…。収容所生活はいつ殺されてもおかしくないくらいの恐ろしい日々だが、グイドはジョズエを怖がらせないために次々にアドリブを繰り出し「これはゲームだよ」と即興で説明を続けジョズエを楽しませ続ける。そしていよいよ解放前日、家族を守るために奔走したグイドは兵士に見つかり連行されてしまう。それでも息子の前では「ゲーム」を貫き通す…。そして迎える感動のラストシーン…。

あまり僕は「伏線回収型」の映画は好きではありませんが、この映画の伏線回収は素晴らしいです。美しいです。まさに「人生は美しい（ライフ・イズ・ビューティフル）」です。（とは言え、僕はこのタイトルだけはあまり好きではありません）

仮に10点満点で採点するなら、間違いなく僕は10点をつけます。

僕の中ではそれぐらい完璧な映画です。（減点材料がもしあるとしたら、くどいようですがタイトルだけです）

「何がそないに完璧やねん？」と問われたら僕は「笑いと泣きのバランスが絶妙」そして「始めから終わりまで決して感動を押し付けないところ」と答えます。

そして何より、父親であるグイドの「家族への激烈な愛」ですね。

恐ろしい収容所生活の中、グイドがジョズエに伝えた言葉「どんな過酷な状況であっても希望を捨ててはいけない」は、状況は全く違うとは言えど、現在のコロナ禍、そして僕の病気（双極性障害）に通ずるものがあるのではないでしょうか？

そんなこんなで、今日は久しぶりに「ライフ・イズ・ビューティフル」を思い出してしまいました。

近いうちにAmazonプライムかNETFLIXに加入し直して、もう一度見たいと思います。（また入るんかい！笑）

それではまた明日。。。

失礼します。。。

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