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働く意味とは?

3年前、就職活動中だった私はこの質問の答えとして。。

「働く意味は、自己実現のため」


と思っていた。私が受けた採用面接の多くで、この質問を聞かれました。その時は決まって、「御社で、私の〜という強みを生かして働くことができれば、世の中のためになり自己実現ができると共に御社に貢献することできます。」とキメ台詞のように言っていましたね(笑)。

しかし、世の中はそんなに甘くない。
希望していた製薬会社に入れたはずなのに、自分のやりたいことなんてほとんど出来ない。成果を出して周りの信頼を勝ち取ることをできるのならある程度の自由度はあるだろうが、今の日本企業(特に歴史のある大企業)の年功序列の壁が大きく立ちはだかるためなかなか厳しい。

実際、私は入社後3年間、やりたかった仕事には従事できていない。その上、今年からチームリーダーに昇格し、部下の指導やトラブル対処などをメインワークとしてやるようになってからはストレスが以前よりも溜まるようになりました。同じような状況の同期が精神的に追い詰められてしまい休職中にもなっています。幸い、私は学生時代からサッカーをしており、タフなメンタルを持っておりますので問題なく続けております(笑)。
→サッカー部の監督からは心臓に毛が生えてると言われたくらいですから。

「おい! ちょっと待てよ。
自己実現のための仕事ではないのか?」


気が付いたのです。
この考え方はもう古い考え方。日本もだんだんと年功序列制がなくなる動きが始まりましたが、あのトヨタくらいの大企業でないとできていない状況なのです。仕事にやる気のない50代の先輩は私の倍近くの年収をもらっているのです。しかし、私の業務量の方が多いのですよ。もう、毎日愚痴なしでは生きていけません。。。(笑)

今年は特に新しいプロジェクトを担当することになり、正直言わせてもらうとストレスが限界を越えそうになったこともありました。そんな時に飲みに行った同期たちと「俺たちは会社の奴隷になりすぎだよな。もっと会社を利用しないと!」と話して、今までのモヤモヤが晴れて、肩の荷がスッと落ちた感覚になりました。ちなみに、この飲み会に参加していた同期は、各部署でリーダー格となっている優秀な人材なんです。普段、一生懸命に働いている人にしか分からない境地なのでしょうか?

その日からは、
「会社では個人では絶対に出来ないような体験をさせてくれる場所」
「その上でそこそこの給料をもらえる!」
「やめたきゃ、やめればいい!」
という気持ちで仕事に臨むことで、ストレスだいぶ減りました。

ここ最近は、働き方改革やコロナ禍などで労働環境が大きく変化している真っ最中です。こんな時だからこそ、これまでの働き方の概念を崩していかないといけないと私は思います。これからは、周囲の環境変化を即座に察知し、それに迅速に対応できるようなビジネスを展開しないといけないのです。

私の場合は、
「今は働きながら、会社では専門知識・ビジネス知識を実践的に勉強し、プライベートでは資産形成をすることで早期FIREを目指している」
という状況です。

話がそれましたが、結論として。。。

〜働く意味とは〜

入社前:自己実現のため
現在 :お金を稼ぐことと自己成長のためのツールの1つ


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